伝えるのに売り込むだけではもったいない

プロモーションとしてブログやnoteを活用する時に売り込むだけでは「もったいないなぁ」と思うことがあります。

前職がプロモーション職でしたので、WEBサイトやチラシ、バナー広告などで、商品の良いところをひたすら伝える、ということをやっていました。

こんな商品を用意しています。
この商品の良いところはこれこれこうで、ああです。
いくらで販売しています。
ぜひ一度見に来てくださいね！

と、商品の存在を知ってもらうため、商品の良さを知ってもらうため、絶叫して伝えておりました。

一定層の人が確実に欲しい商品であり、存在を知られない限りは買うという行動にも繋がらないので、広告費を運用し、絶叫して伝えることは必要ではあります。
コンテンツマーケティングという言葉自体もまだなかった頃のことなのですが、今、個人の方々のプロモーションを見ていると、皆さんマメにコツコツとコンテンツを提供されていて、すごいと思います。

個人でも企業でも、一方的なプロモーションはお腹いっぱい。

個人で素晴らしいコンテンツ、商品を販売されている、と思う方々がたくさんいます。
良い商品ができた、みんなに伝えなきゃ、買ってもらいたい！とプロモーションすること、知ってもらうことは当然必要なことですが、久しぶりにブログやnoteが更新されて、商品のプロモーションのことだけだと、私は残念な気持ちになってしまいます。

日々の更新の中での有益な情報や考えていること、感じたことなどを通じて、コミュニケーションをとりながら自分のこと、又は会社のことを知ってもらい、プロモーションで商品の存在を伝え、有益と思ったら購入してもらう。

それはYouTubeやInstagramかもしれないし、Voicyのような音声配信かもしれません。

ツールは人それぞれですが、やる人は毎日やっている。
この差が積み重なり、その先の道へと繋がっている。

自分の商品や仕事について、コツコツとメッセージを届ける。
自分自身のことも、やりたいことやお願いしたいことを、家族や仕事仲間にコツコツと伝え続ける。

日々の積み重ねを怠っていないか、商品のことだけではなく、自分自身を理解してもらうためにも、一方的に伝えてやいないか、ということは常に確認し、大切にしていきたいです。