言うほど音楽好きじゃないかもしれない

それこそ10代の頃は「音楽がないと生きていけない」くらいに音楽にアイデンティティを見出していたと思う。今にして思うと、せいぜいクラスで1番音楽に詳しい人程度で、触れる音楽の幅も数もどうということはなかったと思う。ロック、ジャズ、アンビエントを中心に当時出てきたヴェイパーウェイヴをちょっとかじるみたいな。

多くの社会人がそうであるように、私も生活において音楽鑑賞に費やす時間はどんどん減っている。よほど暇じゃなければ新しい音楽を意識的に掘ることもしなくなった。昔はアルバム一枚最後まで真剣に聴いていたけど、今はアンビエントとかニューエイジとかあまり意識を持ってかれないふわふわした音楽をなんとなく流しておくくらい。最後まで聴く集中力もない。


けど、音楽との付き合い方はすごく自然になってきたように感じる。昔は嫌いな音楽も理解しなきゃと無理していた。好きなものは好きだし嫌いなものは嫌い、そんな当たり前のことをそれでいいんだと受け入れるのにこんなに時間がかかってしまった。何をするにしても人より時間がかかってしまう。やんなるね。

で、自分を「音楽好き」とカテゴライズするのがしんどくなってきた。音楽にそこまで時間も情熱もかけられない。今はほどほどの距離感が心地良いです。とかいってたまに語ったりもするんでしょうね。この記事も音楽のことだし。

上手くまとまらなかったです。

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