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ブレイク前夜展@代官山ヒルサイドテラス

ブレイク前夜展が代官山ヒルサイドテラスで9月27日まで開催されています。

過去200回ほど放送されたブレイク前のアーティストの中から小山登美夫さんがセレクトしたアーティスト38人の作品が無料で観られます。

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BSフジの番組、ブレイク前夜、すごくいいですよね。まだそれほど有名になっていないアーティストを5分くらいでギュッと紹介してくれます。

録画しておいて隙間時間などに観るのに最適です。新しいアーティストの発見も楽しいですが、百貨店などのコンテンポラリーアートコーナーで見かけたアーティストの情報を詳しく知ることができるのもいいです。

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お勧めなのが、ArtStickerというアプリで視聴できる、小山さんと秋元さん、及び小山さんと遠山さんの対談。

これはもう現代アート業界の赤裸々な情報満載で、そんなことまで話してしまって大丈夫なの?と思うくらいの突っ込み具合です。

小山さんのギャラリー所属の伊藤彩さんをブレイク前夜に取り上げる機会があり、それがきっかけで小山さんが当イベントに関わることになったのだそうで。

小山さんは、今回のイベントでは”キュレーション”しているのではなく”セレクト”しているのだとか。

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私はこの鮫島大輔さんのFlat Ballシリーズが、ぐるぐる何度もみても飽きなかったです。360度カメラの外側に自分がいるみたいで不思議。

あと、このキャンベルのスープストックをベースに現代企業とコラボレーションさせた森洋史さんの作品。

アンディウォーホールはマリリンモンローを描いたシルクスクリーンを高価格で売りましたが、同じくキャンベルのスープ缶という数百円で買える商品も同じシルクスクリーンで高価格で売りました。

そのコモディティであるキャンベルのスープ缶をさらに現代企業とマッチさせるとどのような付加価値が生まれるのか。意味深ですし、単純に観ていて飽きない。

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川人綾さんのCUOもいいですね。でかい。遠くから見た時のグラデーションの美しさと近くでみたときの繊細さ。240万円也。

行く価値ありですね。


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