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昨日の日めくり 3月24日

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昨日の一言は、

「綺麗な花は山に咲く」

きれいなはなはやまにさく

【意味 】
庭に咲く花よりも野山の自然の花のほうが美しいところから、本当によい物や価値のあるものは、人の知らない(気づかない)ところにひっそりあるというたとえ。

という言葉です。


分かるけど、分からないことわざですね。

花屋に売られている花は綺麗です。
花壇に植えられている花も綺麗です。
でも、山に自生する芝桜のような美しさは出せない、ということでしょうか?

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この写真の花は人が植えてそうですが💦
全然、ひっそりしてないし😅


紅葉も想像したけれど、山全体が紅葉していたら、みんな簡単に気付くから違う気がします。

山の中の片隅で、
人のために咲くわけではなく、
ただ花としての"生"を生きている花


そういう花の美しさをいうのかな。


人で言ったら?どういう教訓でしょうか?

自分の命を精一杯生きる、そのくらいしか例えようがなく、調べても人に例えた言葉はありませんでした。

花ではなく物に例えた話なら、落語の「猫の皿」を元に例えている話がありました。  


「猫の皿」あらすじ

江戸の道具屋が田舎に掘り出し物を探しに出かけた。たいした収穫もなく江戸へ戻る途中の茶店で休みをとる。のどかな風景を眺めながら、麦茶にとうもろこしなんかを食べていると、縁台の下で猫が飯を食べているのに気づく。よく見ると猫の皿が、高麗の梅鉢茶椀で300両は下らない代物だ。

 茶店の爺さんは知らずに猫の皿にしていると思い、なんとか梅鉢茶椀を巻き上げてやろうと、道具屋は、”将を射んと欲すれば先ず猫を射よ”と、好きでもないのに猫好きを装って膝に上げ抱いてあやしたり、ふところにも入れての猫可愛がりで、この猫がたいそう気に入ったようにふるまう。

 茶店の爺さんに頼んで道具屋はこの猫を3両で買い上げた。さらに猫に飯を食わせるには食べなれた皿がいいと言って、目当ての茶椀をもらおうする。

 茶店に爺さんはこの茶椀は気に入っているので手放せないといい、木のお椀を渡そうとする。道具屋は、それなら茶椀も3両で買い上げようと持ちかける。

 すると茶店の爺さんはこの茶椀は高麗の梅鉢茶椀といって捨て値でも300両もする高価なものだからだめだという。

 道具屋は計画が失敗し、ふところに入れた猫に引っ掛かれ、小便もされるはでさんざんの有様だ。

道具屋 「なんでそんな結構な茶椀でもって猫に飯食わせたりなんかすんだい」

茶店の爺さん 「その茶椀で猫に飯食べさせていますと、ときどき猫が3両に売れますんで」

桐箱に入れて、いかにも高級だと分かるようにするよりも、生活の中の風景に紛れていた方が、価値に気付かれない(盗まれない)。または相手が油断するということです。

あれ?ことわざ、そういう意味かな?


山の中にそんなに綺麗な花があるとは思っていなかったから(油断)、花がとても美しく見えた。

もし、初めから山の中に花が咲くことを知っていて見に行ったのなら、「思った通りきれいだね」という感情だから、(それでも、百聞は一見にしかずで、十分感動しますけど)感動の意味合いが違うのかな?と思いました。


私たちの生活の中にも、気づいていない価値のあるものがあるんでしょうか?


人は勝手ですね。
木も花も、人のためにあるわけじゃないのに、それを見る人間は、木が長年生きて、花が咲くことに意味を持たせたがる。

それは全然、悪いことではないけれど。
植物も、きれいだと褒めて育てると良い、という話を信じてるけど。



24日の二十八宿は「壁(へき)」でした。

昨日は耳鼻科に行きました。

3年前までは、鼻風邪なら耳鼻科に行っていたので、馴染みの先生です。

でも、子どもも風邪をあまり引かなくなったので1年くらい行ってなかったかな?久しぶりでした。

息子の耳の中に耳垢が見えるのに、怖い&くすぐったいで、ほんの少しも手の出しようがなく、春休みで時間があるので、子ども3人ともスッキリしてきました。

普通、耳垢は勝手に出てくるものなんですよね。

だから、綿棒で耳掃除をすると、逆に耳垢が奥にいってしまったり、耳の中を傷つけることになるんです。

昨日は耳鼻科に行って正解でした。
息子の耳は耳垢が出にくいのかもしれないです。
すごいかたまりが取れました。


私の従兄弟の話ですが、2歳の頃、やけに言葉の発育が遅いな?と思っていたら、耳垢が溜まりすぎて音が微かにしか聞き取れていなかったそうです。

そのせいで、小さい頃は吃音のような話し方で、叔母さんは「私が早く気づいていれば😔」と後悔しています。

今、従兄弟は30代の青年(青年っていつまで?)で、普通に話せるので、可哀想なことをした、という過去の話です。

みなさんも、子どもの耳掃除は一度、耳鼻科に行ってみても良いと思います。

昨日は懐かしい気分が止まらず、懐かしい歌のあと、懐かしのアニメを思い出していました。

最近は泣ける人気アニメ100みたいな番組ありませんね。

世界名作劇場も懐かしい。

今は鬼滅の刃が有名だけど、そのうち、私が魔法使いサリーちゃんを懐かしむように、子どもも鬼滅の刃を懐かしむ時が来るのかな。

今はネットの時代で、子どももアニメばかり見るわけじゃないから、昔のように「人気アニメ100」ではなくて「人気動画100」のほうが需要があるのかもしれないけど、なんだか寂しいです。

みなさま、お花見行きますか?

山の花ではなくても、
ひっそりしてなくても、
みんな知っていても、
花はそこにあるだけで綺麗ですよね🌸

みなさまのそばに、花がありますように🌸




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