見出し画像

今日の日めくり 1月20日

画像1

今日の一言は、

「会うは別れの始め」

あうはわかれのはじめ

意味
出会った人とは、いつか必ず別れが訪れる。

という言葉です。


詳しい解説
この世で出会った人とは、いつか必ず別れが訪れる。
出会いは必ず別れをもたらすという世の無常をいうことわざ。
別れの悲しみや、愛のはかなさ、人生のはかなさをあらわすが、それは出会う喜びがあったからこそである。
始めがあれば終わりがあり、楽があれば苦があるのと同じように訪れるものなのだから、別れがくるまでの時間を大切にすることが大事だという意味。
由来:「会者定離」(えしゃじょうり)
仏教のお経にある、会うものには、いずれ別れが定めである(用意されている)という言葉から。
人生の無常とはどんなものなのかという事を表した人生言葉。

会者定離は、遺教経と呼ばれる仏典に登場する言葉の一つで、元々は生者必滅会者定離という繋がりのある言葉で、使用されていたようです。

遺教経は、特に禅宗で重要視されている考え方のようで、枕経の際などは、日本でも読誦されます。
「定」という部分が必ずという意味をもっており、会った人といずれ別れなければいけないという無常観をあらわしていると言われています。

無常観は、物事の考え方の一つで、世の中にある全てのものは、時間経過とともに移り変わっていくものだという見方を指しています。

【類義語】
・会うは別れ
・合わせ物は離れ物
・別れなくして出会いなし
・会うは別れの基
・愛別離苦


別れの悲しみや、
愛のはかなさ、
人生のはかなさをあらわすが、

それは出会う喜びがあったからこそである。

別れがくるまでの時間を大切にすることが大事。


素敵なことわざですね💖

仏教の教えが由来なんだなぁ、普段は意識していないけれど、私はやっぱり、仏教、神道の考え方が一番自分に合うな、と思います。

輪廻転生(生前に良い行いを続け功徳を積めば次の輪廻では良き境遇に生まれ変わり、悪業を積めば苦しい境遇に生まれ変わる)や、物事の成立には原因と結果があるという思想を基本にしていることなど、自然と自分の価値観に結びついています。

(輪廻転生は、ただ単に体は死んでも、魂は新しい体に生まれ変わる、という意味かと軽〜く考えていましたが、本当の意味は厳しいですね💦)


神道(しんとう)は、教典や具体的な教えはなく、開祖もいない、というところが好きです。

他の宗教を否定するわけではありませんが、人間が神様のように慕われるのは理解できても、人間が神になるのは違和感があるからです。

人間は、
食べるし、排泄するし、欲はあるし、年もとります。

私が思う神様は、物や場所に宿るもので、そこにあることを感謝したり、守ってくれるもの、なイメージです。


いつかは別れが来るのなら、楽しい思い出が残るよう、出会えたことに感謝して、今の時間を充実させたいです。

今の私を作り上げてきた、全ての人との出会いに感謝して、人を大切に思うことを感じさせてくれた、ことわざとの出会いに感謝します✨


今日の二十八宿は

箕(き)

水路の構築や種飢え、酒造、改築に吉だが、大事には凶。

結婚式や葬式は避ける。

奢りは禁物の日。

とのことです。


みなさまの今日が、素敵な一日になりますように🍀



この記事が、会話を盛り上げるきっかけになったら嬉しく思います😊

日めくりことわざ日記はここから始まりました✨










サポートはお気持ちだけいただきます💖 記事を読んでくださってありがとうございました😊✨