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宮古島トライアスロンレースレポートbyなおこさん

レースまでのトレーニング

11月にIRONMAN Malaysiaを終えてから、それほどしっかりしたオフ期は作らず、ずっとコンスタントにトレーニングを継続してきた。宮古島に向けたピーキングは特になく、直前の週までいつも通りのボリューム。トレーニングメニューはHi-Ridgeの梅田コーチにお願いして全てお任せで作ってもらっていて、できる限り忠実に実行する。

1年前くらいから、日曜のバイク実走は彩湖で時間走メイン。1〜3時間、設定パワーを淡々とキープし、その後に1〜2時間のジョグ。この練習がとても効果的だったと思う。「楽しい」練習ではないけれど、外乱が少ないので乗ることに集中できる。短い周回だから、ライド中の自分の変化(落ちてきたとか、キープできてるとか)に気づける。いつも同じコースだから、以前との比較がしやすい。1人で行っても誰か知ってる人が走ってるから(りょーちんとの遭遇率特に高し)気を抜かず頑張りやすい。ひたすら自分のペースで走ることも覚えた。レース中に残りの距離に対して「あと10彩湖」とか換算して集中力を切らさずペース配分できるようになった。

ある日の彩湖編

ちょっと前まで「彩湖つまらない」と思っていたけど、とても効率のいい練習ができている感じ。反面、他でのライドの頻度が下がり、それまで一緒に乗っていた友人たちとあまり走らなくなってしまった。ロングライドはとても楽しいし、ちょっと強い友人(超強いチームメイトでなく)に必死で付くことで強くなるのも間違いない。どっちも程よくやっていきたいなと思う。

ランはジョグ中心。インターバル練習はほとんどせず。ランのスピードがいまいち(いまさん??)上がらないのはそのためだろうと思うが、まぁ想定内。

スイムは11月までNAS吉祥寺のみ、12月からHi-RIDGEのトライアスロンスクールを合わせて、2月まで週3、3月から週4。なかなか速くならないけど、苦手意識はだいぶなくなってきた。クイックターンが普通にできるようになった(レースではいらないけど)。脚が沈みにくくなった。左呼吸練習中(まだそこかい!)。ドリル練(基本的に全て下手)の日は、自分のできていないことに気づくことができてなんか楽しい(けどなかなか上手くならない)。これが泳ぎの改善につながってくれると良いのだけど。

その他、暑熱対策として月4回+αホットヨガに行った。3月は月末の1週間に集中させ、4月は月初の1週間に集中させたので、レース直前は結構頻度高く行った。4月に入ってからは日焼けサロンに2回(日焼けのダメージを少しでも小さく)。

出発前

バイク梱包
バイクポーターPro (203cm)に収めるためハンドル、DHバー、ペダル、ディレーラーを外す。ハンドルの外し方は、事前にHi-RIDGEで寺ちゃん(今回の優勝者、寺澤光介選手)にレクチャーしてもらい、動画に収めておいたので確認しながら。トータル1時間ほどで無事完了。

BIKEPORTER Proに無事収納

4/13宮古島入り

8時過ぎの電車で吉祥寺駅へ。万一リムジンバスに乗れなかったら電車で羽田へ向かえるように早めに出発。 

吉祥寺駅のバス乗り場へ行くと、1本前のバスがまだいた。係の人が「こちらへどうぞ?」と手招きしてくれて、拍子抜けするくらいあっさり乗車。余裕ありすぎるな…。

空港に到着。ANAの直行便を利用。バイク預託専用カウンターが用意されていて、待ち時間なく手続き。バイク本体以外、ちょっと苦労して詰め込んだモノを全て取り出し。2本持っていたCO2シリンダーのうち、内容物と容量のラベルが貼られていない1本を回収される。毎回(検査員によって?)チェックの仕方と基準が違うのやめて!!!

宮古空港で、先に着いていた御大と合流。ムワッと蒸してる。暑いの苦手なのよね…当日カラッとしてたらいいな。JAL利用の隊長(レースは落選で不出場・応援団長)の到着を待ち、JTAドームでの選手登録を済ませてから宿へ移動。まだ新しいきれいなコンドミニアム、最上階の部屋(シングルベッド3+ダブルベッド2)を隊長、御大、敦さん、私の4人でシェア。ベッドの場所はあみだで決定。ダブルベッド2台の寝室は隊長と敦さん,シングルベッド3台のリビングに御大と私。

1と2がダブルベッド、3と4がシングルベッド。Webアプリで恨みっこなし。

バイク組み立て。ちゃんと復元できるか?心配だったけれど、トラブルなく完了。KONAへもちゃんと連れて行けそう。

 

夕食は居酒屋中山で。新潟から参加のちえまんぼう(青木智恵子さん)も一緒に楽しく(レース2日前なのでちょっと控えめに)盛り上がる。

4/14レース2日前

レーススタートと同じ時間にスイム会場で試泳。前回(4年前)は、砂浜からあまり離れず、足の届くところをチャプチャプしていたけど(海怖い)、今回は恐怖を感じることなく沖のプイまでみんなと一緒に。朝スイムに週4通うようになって流石に水に慣れた(やっとかい!) 

水がとても綺麗で、ずっと底が見えている。魚もちらほら。風が強めなせいか、うねりが強くてヘッドアップでブイが確認しづらい。でもケアンズの荒波に比べたら全然穏やか。何とかなるでしょ。

宿に戻り朝食をとり、ごーいちさん、ヒデさん、ちえちゃんとバイク試走。速い2人に惑わされず(レース2日前に脚終わっちゃう)、バイクの確認を。問題なく変速…と思ったら、シンクロシフトがシンクロせず、フロントがアウター固定。まぁ宮古島のコースなら、最悪アウター固定でも走れるだろう。「設定変わっちゃってるだけだと思いますよ、ボタンで直りますよ」というヒデさんの言葉に安堵。後でゆっくりやろう。

特に踏んでるつもりはないけど、気持ちよくパワーが出ていい感じ。出し過ぎ注意。市内まで戻る途中、先頭を走っていたごーいちさんを見失う。そのまま別々に帰着し、トータル50キロ。

池間大橋で

お昼は金曜入りのみんながじんく屋でランチしているというので合流。炭水化物多めランチ。

宿に戻った後は、食材の買い出しを。土曜の夜は、隊長のリクエストに応えてカレー。金曜は…肉🥩にしようということで豚ロースのブロック。買い物中に雨が降り出したので、来間島でのダイビングからランで戻る途中の隊長をピックアップして宿へ。

夕食はローストポーク。家でよく作ってるやつ。可もなく不可もなし。まぁこんなもん。支度中にバイクの変速の不調を思い出して、ググってみたけれど良くわからないのでKcにメッセージすると、すぐに電話がかかってきた。「ジャンクションのボタンをダブルクリックするとモードが変わるから、ランプが3回点滅するモードにすればOK」言われたとおりに設定して、速攻で解決!Kc、ありがとう!

食後、隊長が何やら作業を。応援のための順位表示ボードを作ってくれているらしい。すごい!

4/15レース前日

誕生日。51カラットになりました(たいよーくん、いいね、これ)

2度目の試泳からスタート。ダイビングショップの迎えが来る9時までに朝食を済ませたいという隊長に合わせて、前日より30分ほど早め。うねりは少し穏やかな気はするけれど、やっぱり泳ぎづらい。

朝食後、敦さんと買い物に。私はバイク預託後の雨に備えて自転車カバーを買いにダイソーへ。前日別の(小さい)ダイソーへ行ったら売り切れだったので、半ば諦めていたが、店に入ると入り口脇にたっぷり置いてある!良かった!敦さんは隣のドラッグストアで日焼けオイルを買うと。え?日焼け止めじゃなくて日焼けオイルなの??

そのままランコースの下見(段取り悪くて2回)をしてから、素麺屋で昼食。気づけばバイク預託・チームでの写真撮影まで、時間が全然ない。夕食のカレーの仕込みもしないといけないのに。

晴れていれば自走の予定が、雨なのでクルマでバイク預託に。御大と敦さんに先行してもらって、私はカレーの仕込み開始。煮込み始めたところで戻ってきた2人と入れ替わり、りょーちんをピックアップして東急リゾートへ。バイクを預け、写真撮影(予定時間よりだいぶ遅らせてもらうことになってしまい、すみませんでした🙇‍♀️)を終えて宿へ。カレーは御大にじゃがいもとルーの投入をお願いして無事に完成してた!

りょーちんも一緒に晩ごはん。カレーって、作るのは時間かかるけど、食べるのは一瞬だな。

久々の休肝日。いつ以来だろう?

夕食後は各自レースの最終準備。隊長はまだ数字を塗っている(ありがとうございます)。

寝るまでにGARMINの充電をしようとしたら、充電ケーブルが見つからず捜索。確かにあったはずなのに。やむなく御大に借りて充電しつつ探し続けるも見つからず。「探すのやめたら見つかることもよくある」なんて歌の歌詞のようなことを言われつつ、諦めてシャワーを浴びることにしたら、お風呂セットのポーチの中にケーブルが!もっと早く諦めたら良かったのね…。

そんなバタバタもありつつ、21時過ぎに就寝。おやすみなさい。

4/16レース

4時起床。着替えて朝食。

レース日はいつも食欲がない(普段、朝のトレーニング前は何も食べないから?)ので、ヨーグルト、プリン、ポタージュスープなど流動食をメインで。テーブルにつくと、マーガリン?バター?ココナッツ??の甘い匂い。食卓にはそんな匂いを発するものは何も見当たらないのに。キョロキョロしていると「日焼けオイル、匂いますよね」敦さん!食べるものがみんなココナッツ風味になるじゃない!!

5時に出発。隊長が会場まで送ってくれた。ホテル入り口近くでクルマが列になっているのでそこで下車。敦さんが何やら慌てている。ウェット忘れた!だって。隊長がUターンして宿へ。敦さん、日焼けオイルの前にウェット準備して!!

バイクにドリンクや補給食をセットし、T2,フィニッシュ地点へ運んでもらうバックを預け、T1用のバッグを所定の場所にかけてスタート地点へ。海は前日までよりだいぶ穏やかに見える。快晴だし、暑くなりそう。

知った顔を見つけてはおしゃべりしてリラックス。数年前のレースでは、スイム前のこの時間は緊張して(足のつかないところで泳ぐのが怖くて)引き攣った顔してたなぁ。。おっそいスイムだけどちょっとは進歩している。

当日誕生日の人の紹介があり、みんなでハッピーバースデーソングを歌う。私は昨日だよー、私も祝ってよ!

そうこうしているうちにスタート。
(やっとここまできた。)

スイム (1:07:52)

第2ウェーブの前から1/4くらいからスタート。金土の試泳時に比べたら波が穏やかで泳ぎやすい。が、どこまで行っても人,ひと,ヒト。なるべく人に当たらないように混雑を避けつつ、いいペースの人を探したが、自分を抜く人は速すぎ、追いつく人は遅すぎであわない。諦めて淡々と、上げすぎず抑えすぎずを心がける。2周目はだいぶマシになってストレスも低減。

3,000mに1時間8分はかかりすぎ。でも全体にタイムは良くなかった模様。距離が長かったという話もあり。

朝スイムに週3~4日通い出して、ようやく海スイムが怖くなくなってきた。レース前にバクバクしなくなったのは嬉しい。しかしなかなか速くはならない。伸び代はまだまだあるはずなので何とかきっかけを掴みたい。 

242(女子24)位

T1 (6:50)

ウェットを脱ぎ、靴下とバイクシューズをはき、ゴーグル,グローブ,レースナンバーをつけ、バイクラックへ。ヘルメットを被ってスタート。トイレ...と一瞬思ったが、途中で何となく済ませる(笑)か、東平安名辺りのトイレに寄ればいいや(結局どちらもしなかった)。

バイクスタート Photo by 大関賢土 

バイク (3:55:04)

スイム直後は身体動くし心拍上がるし、パワー出がちだけど、抑えて後半上げる方が気持ち的にも良い!というチームメイトからのアドバイスを肝に命じ、設定パワー(FTPの70~80%、124~142W)の上限を極端に超えないように走る。

合宿や個人練で何度も(ここ1年は青梅の練習コースよりも頻繁に)走り、コースはほぼちゃんと把握できている。風が弱いから走りやすいはず。補給と給水・掛け水をしっかりすれば問題なく終えられるはず。

GARMIN Edge 530に表示するのは、HR, Power, Timer, Distance, Cadence。スピードは知らなくてもいい(知らないほうがいい?)ので表示しない。練習のときも同じ。とはいえ、5km毎にラップタイムがわかるので、彩湖グルグルよりも速いか遅いかはわかる。

走り出しは、ゆっくりな人たちを追い抜き、速い人たちにサーっと抜かれるが、しばらくすると落ち着いて、似たようなペースの人たちと抜きつ抜かれつを繰り返す。これが結構ストレスで、自分のペースだけで走れないのが嫌だった。ドラフティングはとられたくないけど、ユルユル走るのも嫌。抜かそうとすると何故か同じペースで並走されたり、私を抜いていったはずの人はすぐに落ちてきたりで、その時だけちょっと頑張る…そんな上げ下げが鬱陶しい。おまけに、左から抜いてくる人がいるのには驚いた(1名だけだけど、同じ人に何度もやられた)。

目の前の人(特に女子)をつい追いかけたくなるけれど、設定パワーを超えるなら追わない。120kmキープできるパワーをひたすら保って進むのみ。

 1つ目のエイドは何もとらずにパス。2つ目以降は全てで水のボトルをとり、一口飲んで後は身体に掛ける。太もも、首、頭、顔。風が心地よく、暑さはほとんど感じない。天気はいいし、とにかく気持ちいい。楽しい。時々「ひゃっほー!」と叫んでみたりした(周囲の選手が少ないところで)。

どこか上り坂 Photo by 大関賢土

補給はトップテン (サトウ製薬)。2本分をボトルに入れ、少し水を足して粘度を下げておく。20分くらいに1~2口、悪い癖で補給を怠りがちなのですっ飛ばさないように気をつける。レース前、彩湖2h,3hの練習の時も同じように(2周ごとに1~2口)していた。

東平安名崎に入るところで、従来ユニフォームとすれ違う。御大?スイムもバイクも私よりだいぶ速いはずなのにこんなところで??その後、追いついてパス。

90kmあたりだったか?「なーおーこーちゃーーん」ちえまんぼうがやってきた。もっと早く追いつかれると思ってたけど、私結構頑張れてるみたい? ちえちゃんを追いかける気は毛頭ないので(ベースが違いすぎる)慌てずキープ。「暑いねー」と言いながらあっという間に見えなくなった。あら?私、暑いと感じてない。ホットヨガの効果? 減速してもエイドで水掛ける作戦上手くいってる!

そのまま気持ちよく進むと、前方にまゆちゃん(小杉真由子さん)を発見。声をかけると「ちょっと先に明実ちゃん (高橋明実さん)がいるよ」とのこと。黄緑のフォークのTTバイクに白いウェア、あれだ!踏みたくなるのをグッと我慢してペースキープし、間もなくパス。2人ともスイムが速いので、その分の差を詰められたのは嬉しい。

残り10kmくらい?でちえまんぼうの赤い背中を遠くに発見。もしかしてパスできるんじゃない? 自分のパワーが下がりも上がりすぎもしていないことを確認しつつ、ロックオン。だんだん近づくのが嬉しい。「ちーえーちゃーーん」(お返し!)と声をかけてパス(やったーー!)。

バイク終盤、ランコースと重なるところがあり、梅コーチ,ぱいき,りょーちんを見た。もうここにいるってことは。。。私は周回遅れでランかな。

ちえまんぼうとはそのまま僅差でフィニッシュ。ウェーブ違いで私の方が2分先にスタートしているので、バイクラップは彼女が上。でも、私にしたら上出来。

31.1km/h,平均136W,NP140W (79%FTP)
163(女子11)位

T2 (5:37)

ちえまんぼうとほぼ同時にバイクフィニッシュ。更衣テントで喋りながらヘルメットとグローブを取り、シューズを履き替え、右膝をタオルで拭いてテーピング(これまでのレースではスタート前に貼って上からサポーターをしていたが、今回はサポーターなしにしたかったのであえてT2で貼ってみた)…とやってるうちに彼女はスタート。直後にまゆちゃんと明実ちゃんが入ってきた。4人ほぼ同時!ということは、第3ウェーブのちえまんぼうが2分リード。まゆちゃんと明実ちゃんはラン強いから、ビリは私。まぁ、予想通り。焦らず行くよ!

ラン (3:04:09)

トランジションの簡易トイレはスルーしてランスタート(ほぼ同時にスタートした女子が同エイジということを後で知る)。バイクのダメージはあまり感じないけどお腹が減ったぞ。最初のエイドでアクエリアスとオレンジを摂り、氷水を被り、背中に氷を流し込んで走り出す。Vespa Hyperも忘れずに摂る。

スタートしてしばらくは緩やかな下り。例年だと競技場までダラダラ登る嫌な坂が逆向きだと嬉しい。が、ここで調子に乗って飛ばしたら後のアップダウンと暑さで撃沈間違いなしなので抑えめに。

沿道からホースで水をかけてくれるのが気持ちいい。もはや靴が濡れるとか気にすることもなく、水を浴びる。Nike Vaporfly 2、濡れても重く感じない(ニブいだけかも…)。

2つ目のエイドでビニール袋に入った氷をもらい、中身だけ背中に入れるつもりが上手く出てこないので袋ごと首周りに挟んでおいた…ら、気づいた時には背中から腰、お尻の辺りまで落ちてきていた。冷たいうちはいいけど、ビニールが気持ち悪い。。。

5kmエイドの手前でガソリンスタンドのトイレが開放されていたので、用を足し、ビニールを取り出し、顔を洗って気分スッキリ。よし、ここから!

ちえちゃんもまゆちゃんも明実ちゃんも遥か前方で見えないけど、無理にペースを上げることはせず、ひたすらにマイペース。この気温では、暑さに弱い私は無理できない。

以降はエイドごとにしっかり止まって氷水を被り、背中の氷を補充し(ビニールは入れない!)、オレンジを2切れ摂った。5キロから10キロまではエイドがないので、しっかり冷やし、肩にスポンジを入れる。怒肩のヒトみたい。

7kmから8kmまで、唯一の折り返し区間で前との差を確認、とは言っても、一緒にスタートした3人が遥か前にいることを改めて確認したのみ。

10キロエイドの近くで、知り合い(チーム久保埜メンバー中心?)が大勢応援してくれていた。元気が出る!その少し先にいた隊長から「7.5キロでエイジ2位、前と1分半」と声がかかる。きっとT2で一緒だったあの人!トイレ休憩の時間を考えると、走るスピードは変わらないか私の方が上だろう。ちょっと頑張れば多分抜けるはず。気持ちペースを上げて走ると、間もなくそれらしい女性ランナーを見つけてパス。このままキープしよう。

カメラを見つけてスポンジを絞ってみた Photo by 大関賢土

1周目の最後、競技場手前は最もキツい坂。歩かず走る…がキツい…歩きたい。。そこへ知り合い(桐原さん)から「米山さん、ナイスラン!」と声をかけてもらい、歩かず乗り切る。キツいところでの応援、本当にありがたい。

 2周目はコーラ解禁。一気に飲むと気持ち悪くなるので、ゴクゴク飲んだら2口分くらいの量を、チビチビと。いつものスタイル。

2度目の折り返し区間(23~24キロ)で、ちえちゃんとすれ違う。だいぶ辛そう。もしかして追いつけるかも!ここから、踏ん張りどころだ。

25キロエイドの手前、ちえちゃんの背中が見えてきた。エイドでしっかり氷水を被って、間もなく追いついた。「あと5キロ!頑張ろう!」声をかけてパス。暑いには暑いけど、まだ身体はちゃんと動いてる。よし。

競技場までの激坂も乗り切り、ゲートをくぐってトラックに入る。帰ってきた!会場のアナウンスで、朝スイムで隣の(速い)コースで泳いでいる知人が近くにいることがわかる。西詰さんと同時ってことは、私結構頑張ったんじゃない!

あぁ、楽しい、楽しい、ひたすら楽しいレースだった!みなさま、ありがとう!!!

3:04:09
200(女子23)位

総合 8:19:32
163(女子15)位 女子50-54歳優勝🏅

フィニッシュでは隊長と梅コーチが迎えてくれた。隊長、暑い中早朝からあちこちで応援してくれて、本当にありがとうございました。梅コーチ、総合7位、おめでとうございます!いつもメニューをありがとう!おかげてレース超楽しめた!

梅ちゃん、いつもお世話になります! Photo by 隊長 

先にフィニッシュしていた明実ちゃん、まゆちゃん、なるちゃんと、暑さと戦いながら戻ってきたちえちゃんを迎えてみんなで写真。みんな、頑張りました!

左から、総合10位明実ちゃん、エイジ(40-44)1位まゆちゃん、エイジ(45-49)3位ちえちゃん、エイジ(50-54)1位なおこ、総合8位なるちゃん

一息ついて、荷物を隊長のクルマに託し、バイクをピックアップして一足先に宿へ。バスルームが1つだから、みんな一斉に帰ると打ち上げに間に合わない。御大、お先にごめんなさい。多分チーム内の最後は私だろうと思っていたので、この展開は予想外。

シャワーを浴び、ウェットとシューズを簡単に洗い、打ち上げに。レースの後のビール、金曜以来のビールはサイコー🍻

りょーちん、誕生日ケーキ(?)ありがとう!(でも、私のためじゃなく敦さんのためね)

チームのみんなと一次会の後は、15年くらい前の最初の宮古島滞在以来お世話になっている島人の友人と飲みに。長い1日!楽しかったー!

 敦さんの53からイチゴをとって私の51に

4/17レース翌日

荷物を片付けて宿をチェックアウトし、上位入賞者(りょーちん、ちのちゃん、ぱいき)の記者会見をみんなで見に行き、そのまま下地島へ。シュノーケリングスポットの中の島ビーチで水遊び。スイム会場の与那覇前浜が白い砂浜なのに対して、こちらはサンゴがたくさん。ちょっと入ると小さな色とりどりの魚がたくさんいて楽しい。

しばし天然水族館を楽しんだ後は、漁師丼と宮古そばのランチを。どれだけでも食べられそうな気がして欲張ったら、ご飯がちょっと多すぎた。

私はもう1日のんびりして帰るので、皆と別れていつもの宿へ。以降は省略。

久し振りの宮古島のレース、めちゃめちゃ楽しめた。来年もまた出られたらいいな。

次のレースは6/18のIRONMAN Cairns。前回2016年よりしっかり満足のいく走りをしたい。そして、10/14初めてのKONA、壮大な女子会、思いっきり楽しみたい。ちえまんぼう、まゆちゃん、宿もレンタカーも確保してるから、Cairnsでスロット獲ってよ!!

チームの皆さま、へなちょこですが頑張ります。これからも端っこに置いてください。

おまけ: 食事

4/13(木)
夜: 居酒屋中山
 普通の居酒屋食、ビール

4/14(金)
朝: 自炊(チーズトースト、スクランブルエッグ、ソーセージ、サラダ、フルーツ、ヨーグルト)
昼:じんく屋
 軟骨そば定食(そば、ごはん、ポークフライ、サラダ)
夜: 自炊(ローストポーク、きのこのソテー、サラダ、ごはん、ビール2缶)

4/15(土)
朝: 自炊(前日と同じ)
昼: 宮古素麺
 軟骨ソーキ素麺+ゆし豆腐トッピング
夜: 自炊(チキンカレー、サラダ、フルーツ)

4/16(日)
朝: ヨーグルト、バナナ、プリン、フルーツパウンドケーキ
スタート前: Vespa Hyper
バイク:
 トップテン(サトウ製薬)1.5本
 Vespa Hyper 2つ
 KODA エレクトロライトパウダー+水 750ccくらい
ラン:
 Vespa Hyper
 オレンジ2切れ×10くらい
 コーラ50cc×5くらい
 塩ひとつまみ
 塩タブレット1個

補給は圧倒的に少なかった。ランでエイドストップを短くするために、バイクでもっとたくさん摂っておくこと、ラン中はジェルやようかん(携行しているもの)をもっと活用することが必須。美味しくてもエイドのオレンジ頼みではダメ。

そして、当日朝までの食事も、もっと摂って良い、というか摂らないと。

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