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「チャンピオンズリーグ2019京都」大会レポート「楓選手編」

 お疲れ様です。
TEAM TOKIWA の楓です。


 今回京都CLに参加してきましたので簡単ですが結果報告をさせていただきます。
結論から申し上げると6-3で予選落ちという結果でした。

 自己紹介はこちらです。
「TEAM TOKIWA」メンバー紹介 「楓選手」編|TEAM TOKIWA|note(ノート) 


【環境読みとデッキ選択】


tier1 レシリザ
tier2 ガブギラ(単、カラマネロ、お札ミュウ、タッグチームバレット)、ピカゼク、サナニンフ 、ウルネク、ゾロアーク派生
tier3 ジガルデ、ラフレシアやフーパを絡めたHAND、デスカーンやグランブルやズガドーン等の非GX

 今回のジージーエンドのリストが出て、個人的にはXY時代から好きな闘タイプの強化とガブギラがかなり強力なカードである点から、その2デッキを使用候補として2週間前から練習を始めました。

 闘デッキの候補は
ジガルデ+ジガルデGX
ジガルデ+ジガルデGX+ルガルガンGX
ガブリアス+ムウマージ
がありどれも強力なデッキではあったものの、ドローの質にムラが出るサンムーンのサポートカードではジガルデを並べられるかや、エネルギーをしっかりと継続して貼れるかという点に不安が残り、あまり魅力的に感じませんでした。
ガブリアスにおいても非GX同士のマッチアップや2進化デッキ特有の事故が気になり、今回は見送る事としました。

対してガブギラはもともと自分が前回の千葉大会でも結果が良かったフェロマッシ単のノウハウを生かした単構築が非常にフィットしており、使用感はとてもいいものでした。

※前回の千葉大会はこちらを参考にしてください。
CL千葉予選全勝構築!「フェローチェ&マッシブーンGX」デッキ解説!|TEAM TOKIWA|note(ノート) (有料記事)

・どの試合でもある程度決まったプランがムラなくできる点
・ひかるミュウ型はハマった時の相手への要求値が高く、イベルタルGXのデスカウント型は、最後のスタンプゲームの下でも比較的要求札が少なく、相手を倒せる点
・イベルタルGXかミュウ2枚をとらせてサイド進行で相手のサイド1の時にブルーから無人発電所とリセットスタンプでゲームが簡単にひっくり返る点

 この点から一気にガブギラは京都での有力な候補となりました。
そして一週間前の北海道での自主大会のトキワ杯にデッキを持ち込みます。
結果は4位とまずまずではあったものの、ラフレシアフーパとガブギラのミラーゲームを2回ずつ落としてしまいました。
ガブギラミラーの場合、単デッキではカラマネロ搭載型に対してエネルギー供給の点で遅くて間に合わない。これだと同様にウルネク戦も厳しく見える。またラフレシアは仕方ないorバリヤード下でのアセロラを使うという理由づけから隠密フードの採用はありでしたが、フーパはラフレシアのようなデッキではないジラサンへの出張もありえる点やHANDには絶対に勝てない点からそういった地雷デッキへの対抗術の無さも気になりました。

 結局調整会や一人回しを今回直近2週間で184戦行っていますが、一番勝率が高いデッキがレシリザであった点や、本番直前にチームの会長さんにレシリザのレシピ共有をした際に59枚同じリストであったことから間違いなく強いレシリザのリストであると感じた事。そしてあらゆる有象無象のデッキへの性能はガブギラ以上である点から、今回は素直にレシリザを使うこととしました。

以下マッチングとなります。



【CL京都当日のマッチング】

◆耐熱ドータクンフーパギガスHAND ×4-6
 相手のバトル場にはソルガレオプリズムスター。ベンチにドーミラー。「絶対HANDだ」と思いながらも、フーパにはこちらはククイ2枚の高熱爆破とインフィニティ、レシリザのGX技。テテフのエナジードライブで耐熱ドータクンは突破できるし無理ではないだろう。と思っていたのですが、お相手はクチートGXをプレイし魅惑のウインク。僕の手札のデデンネ、イーブイ、ヒードランGXがベンチに引っ張られてしまいます。
これで新しくだせるポケモンの枠が1枚にされてしまい使えるカードがビクティニプリズムスターのみに。ブースターやヒードランを縛られながらも山札をインフィニティで回復しながらサイド4枚までは取りに行きましたが最後は相手のHANDが成立して負け。クチートが頭に入っていませんでした。勉強になりました。

◆サナニンフ ◯6-0
 有利対面。グズマから先2で後ろのサナニンフをこだわりハチマキフレアストライク260で倒し、次のターンにGX技の300ダメージで勝ち。

◆レシリザ ◯6-4
 ミラー。正直このゲームはあまり覚えていません。申し訳ないです。順調にカキと溶接工でレシリザを作って勝ち切ったゲームだったはず。
ククイこだはち280ダメージを出せた為に有利なままゲームを進行。

◆ジガルデ ◯6-3
 後攻。先1で相手の場にジガルデ4枚とディアンシーGXが並び、かなり厳しい状態。こちらはイーブイとククイしかないハンド。エナジー進化。ククイで引いたレシリザを出し、ジガルデにヒートステージしてレシリザとブースターを育てます。次のターンにジガルデのブーストファング100ダメージ。こちらはぐれんのほのおでサイド先行。返しにしっかりハチマキを引かれてブーストファング110でブースターが落ちる。ジガルデをフレアストライクで返し、サイド2-2、相手はまたブーストファングでジガルデGXを育てます。
ここで次にジャッジメントGXが来るとサイドが間に合わなくなる為、逃げグズマから強引にGX技のダブルブレイズでジガルデGXを処理。サイド4-2。ここでの返しに相手はレシリザを倒す為にジガルデGXのセルコネクターを打ちに行きますが、相手が勘違いから闘エネルギーと黒帯でセルコネクター。黒帯では無色のエネルギーを軽くできない為技が打てず、その出てきてしまったジガルデをフレアストライクで倒して勝ち。
次のターンにグズマをひきに行かずにすみました。カウンターゲインと黒帯の大きな違いですね。僕も明日は我が身。

◆ウルネク ◯6-4
 後攻。相手はリーリエとジラーチの願い星で場にマーイーカ2匹とウルネクを準備。
こちらはイーブイスタート。エナジー進化とククイ博士。ヒートステージ100ダメージでジラーチを倒します。レシリザにも3エネをチャージ。ジラサンとの練習でもこういう場面のククイ博士は強かったので機能してくれて嬉しかったです。
次のターンに壁として出てきた捨駒のマーイーカをぐれんのほのおで倒してサイド2-0。
相手のウルネクのエネルギーが一枚だったのでブースターが倒されるかどうか(入れ替え、手張り、リチャージ、ハチマキが来るか)というところでしたが、なんとお相手ビーストリング。リチャージグズマ。レシリザが落とされてしまいます。しかしこちらもカマドと溶接工を揃えることができ、ブースターのぐれんのほのおでウルネクを返す。しかし次はゲンミミが登場。GX技で1ターン猶予を伸ばされます。次のターンに新しいウルネクにブースターが倒されますが、溶接工からヒードランのGX技で200ダメージに届いて勝ち。

◆レシリザ ×0-6
 いわゆるブルー型のレシリザ。先行から無人発電所を貼られてしまい、スタジアムを最後まで引けずに一方的なゲームになってしまいました。

◆ジラサン ◯6-5
 相手がエレキパワーをなかなか引けずにレシリザが3回アサルトサンダーを耐えた為に勝ち。
あまり噛み合っていない事故気味のゲームだったので助かりました。

◆グランブル ◯6-4
 初手で貼られたワンダーラビリンスが最後まで割れない厳しいゲームでしたが、お相手も手札がかみ合わず、スッカラカンが止まるターンが多かったので序盤にとったサイドアドバンテージをそのまま生かして勝ち。ポケモンキャッチャーを2年ぶりくらいに打たれて恐ろしかったです。
マグカルゴが採用されていない型でしたが、僕はグランブル使うなら絶対にマグカルゴ派なのですが、今大会はマグカルゴ無しが多かったみたいですね。

◆サナニンフ(ノコノコさん)×5-6
 明確なプレイの組み立てミスからのゲームロス。先行もらって初手がデデンネスタートのククイククイブースターブースターハイボという感じだったのでハイボデデンネでは動けず、ハイボマーシャドーの破れかぶれ。
レシリザとカキを引き込み、カキで4エネルギーをつける。相手はマーシャドーのやぶれかぶれでほぼ動けない状況。こちらは溶接工で6エネルギーのレシリザ。こだはちは引けずという場面。
ここで焦ってGX技の300ダメージで相手のサナニンフを倒す。
GX技をのこして1匹を倒せば勝ちなのでここは素直にフレアストライク230で良かった。練習でもそうしてきたのにここに来てなぜか焦ってしまった。相変わらず相手の事故への捌きが下手すぎました。返しにムウマージからスタンプ。そして無人発電所。こちらのレシリザが260ダメージを出せずに倒され、その後もほぼドローゴーになってしまい負け。本当にだらしのない負け方です。2敗していたとはいえもっと丁寧に動くべきで反省。

【終わりに】

 2敗してからはすこし集中力がないゲームが多かったかなと思い、次回の課題となりました。
また、前回フェロマッシである程度結果を残せた際の様な
「2週間前に迷いのないデッキを作れている状態。」がベストな為、直前まで候補デッキいくつかに触れている状態はやはり回避したいですね。

 次は大阪のシティリーグに参戦予定ですので、気を引き締めて頑張ります。
調整にお付き合い頂いたみなさん、ありがとうございました。

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