東京消防庁論文「都市の国際化が及ぼす影響を挙げ、消防行政の取り組みについて述べよ」

 現在、都道府県の中でも東京都は外国人の数が最多を記録している。また、2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、訪日外国人数の増加が見込まれる。国籍も多様化しており、欧米系の国々だけでなく、中国や韓国などの東アジアに加え、近年増加傾向にあるネパールやベトナムなど東南アジアの人々にも対応しなければならない。このことを踏まえ、大規模災害時だけでなく、事故や怪我、急病などの際に、外国人が安心して過ごせるように、消防における外国人ヘの対応力を向上させることが求められている。

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