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手巻き焼酎なる世界

出荷前の焼酎を大事に確認する白石酒造代表白石貴史さん。

焼酎を出荷するときには光を遮断するために紙の手巻きにこだわります。保存状態さえ良ければ味も寝かせることでどんどんよくなっていくとおっしゃってました。

白石さんの焼酎は薩摩芋がはたけから収穫できた時点で8割から9割くらい焼酎の味が決まってしまうと言います。それだけ芋焼酎の畑での栽培にはシーズン中は注力します。

無農薬、無化学肥料で栽培するってことは草取りも手間がかかり、トータルな収量も少なくなります。また全ての芋は1カ月寝かせて熟成させる意味ではすべて熟成芋を使用しています。

焼酎作りに入る前段階から白石さんスタイルを妥協なく貫き通します

。蔵付き酵母のみ、全て甕仕込みで造る白石さんの焼酎には、口に含んでも薩摩芋がしっかり存在している感が強い印象があります。

それは農業に重きを置く思想が焼酎にも投影され、さながら芋が四季の移ろいをふんだんに経験させてもらって、その情報、畑からの便りを飲んでいるかのようです。

ワインのように毎年の
芋の出来がしっかり切り取られ、ビンテージが楽しめるのも白石酒造さんの醍醐味。

ビンのムコウ側に生物多様性豊かな畑を思い起こして、作り手に心から感謝、敬意を表して今日も焼酎で乾杯です。いつもありがとうございます!

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