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【受講生レポート】発表会・今いる場所の「半歩先」へ

11月2日(木)にじぶんはたらき方講座2023の第5回目「次の半歩」発表会が開催されました。

9月から始まった講座で『これまでの「じぶん」の棚卸し』、『「じぶん軸」をみつけよう』、『「あったらいいな」を考えてみよう』、『今いる場所の「半歩先」を思い描こう』の講座内容で深めてあたためてきたアイデアを発表する日です。

ドキドキ、ワクワク、思いの詰まった各々の3分間


発表と聞くと一気に上がる私の緊張メーター。でも、ただただ不安というだけでなく、「こんなこと実現出来たらいいな。」というワクワクした気持ちもありました。

講師は「お友達とランチに行ったとき、会話の中で自分は”どんな人”で”どんなことを考えているか”ということを気楽に話す時間と考えてもらえたら。」というようなことを話してくださり、会場もいい緊張感と和やかな感じでスタート。

発表する「半歩」=アイデアは、受講生それぞれの手作りでつくられたシートにまとめられています。一枚一枚、個性がちりばめられていました。

いつもの講座は4~5人の班に分かれて行われましたが、今回はスクリーンを中心に半円状に椅子を並べて。いよいよ発表です。

持ち時間は1人3分間。漂う独特な緊張感。いざ発表が始まると、自分が大事にしていきたいこと、ちょっとしてみたいことなどそれぞれの個性あふれる想いが伝わってきます。受講生のみなさんにこやかで生き生きとしていてまぶしい表情。

届けたい思いがたくさんつまった発表

「楽しそうだな。」、「ぜひ参加してみたい!」、「わかるわかる。」などワクワクすることや共感できること、気づかされることなど‥聴いている方も、受け取るものがたくさん!

分野も、ハンドメイド、農業、観光、教育、お花、食べ物、健康、食育、生活居場所づくりなど…たくさんのやってみたい!が行き交います。

発表後は、講師から一人一人へのエールやコメントがあったり、事前に配られた付箋に書き込んだメッセージの交換タイムも。

メッセージを交換しあいながら、涙がこぼれ面も

「応援してるよ」「すごく共感しました。」「そのアイデア、一緒にやってみたい!」仲間からのメッセージに、心がじんわり温まります。発表が終わった会場は、ふんわりした安心感と高揚感に包まれていました。

これからじっくりゆったり、それともサクサク?
それぞれの半歩がつながって、どんなものが描かれていくのかな。そうか、この半歩がつながって「じぶんらしさ」が描かれていくんだ。

じぶんはたらき方講座を振り返る


私は二人の子どもを育てる40代になろうとしている専業主婦です。
家事や育児に追われ、日々あわただしく過ごしています。

そして夜は子どもを寝かせようと一緒に布団に入りそのまま寝てしまうという日が多いのですが、たま~に子どもが早く寝て夜に自分の時間ができるとき、ふとよくわからない焦燥感と不安がドドッとわいてきて…。

「あれ、私はこのままでいいのだろうか」、「日々に追われているだけで、何かなしえているだろうか…何もない…」、「働くこともそろそろ考えないとな」、「でも何をどうすれば…」

だからといって、何をどうしていいかまで考える時間や余裕もなく、何かしなきゃと思いながらモヤモヤしたまま日常の繰り返し…。

そんな中、『じぶんはたらき方講座』が開催されると知り、今の混沌とした気持ちやモヤモヤな現状が少しでも変えられるならと、思いきって申し込むことに!ポチッ。そして託児もあることがありがたかったです。

迷子になっている自分の気持ちや想いを見つめる

参加している人たちは、子育てしながらのはたらき方を考えたい人、自分軸を探している人、そして自分の事業を始めている人など色んなフェーズのお母さん。20代から40代の人たちが中心でした。

職歴や背景は全然違いましたが、抱えている想いや自分を深め、自分らしさを探して、現状から前に踏み出したいという思いが共通項。

1~4回の講座では、とことん自分のことを見つめました。
自分の奥底にある迷子になっている想いや気持ちに向き合います。

自分史の記入、人生の折れ線グラフ、いろんな角度から自分と向き合い向き合う時間…。実は最初、自分を振り返るところ…私は手が進みませんでした。

同じ班の人がスラスラ書いていているのを横目に、「すごいなぁ。鉛筆がスラスラ動いて、私には特筆することがないなぁ。書けない…」と募る焦燥感…。

途中、講師から「素直な気持ちで書いてください。」とアドバイスを頂きました。これは、この講座全体を通して大切にすること。『自分の気持ちを大切にする、周りの人と自分を比較しない、たくさん質問する』こと。

今思うと子育てしている中で、自分の気持ちや想いを話す場面や、自分の気持ちや想いを聞かれる場面というのはほぼなく、自分の思考パターンが知らず知らず周りと比べて、周りの人はすごいな、私はできていないなとできない自分にへこむという風になっていたようです。

講座では、自分と向き合うことはもちろんですが、その向き合ったことを自分の口で話すということも大切にされていました。

自分のことを話すことに最初とてもドギマギしましたが、聞き手の方は温かいまなざしで私の話を聴いてくれたり、フィードバックをしてくれたり、自分にない視点のアドバイスをくれたりしました。

自分のことをいっぱい話して何だか普段は忘れて締まっている心のドアがパカパカするような不思議な感覚に…。

よくよく考えると、普段の生活の中では、自分のことを話したりする時間や機会ってなかったなぁ。自分はこんなこと思ってたのか〜と新しい発見が次々に。

仲間との出会い、かけがえのない時間


講座の中では、同世代や、同じく子育て中の方たちと交流できることもすごく新鮮でした。みなさんとても気さくで、話を聴くことも楽しい。みんなで励ましあって頑張ろうという雰囲気も心強く感じていました。

講座を重ねるごとに、自分は「こういうことをすることが好きなんだ!」や「こんなことをしてみたい。」という思いが見えてきました。少し気恥しい気持ちもありましたが、自分の気持ちを大切にしながら丁寧に語ります。

ペアの人はじっくり真剣に聴いてくださり、「もっとこんなことができそう」、「こんな工夫があるともっといいね!」など自分にはなかった視点のアドバイスや提案をしてくれました。

この年齢になり自分のこと(過去、現在、未来)を掘り起こすことによって、案外体力がいる…!けれども、自分のことをがっつり話す話せる場所、仲間がいるというのは本当にうれしくかけがえのない経験となりました!

講座を通じて見つけた「今」大事にしたいふたつのこと


私がこの講座を通じて見つけた、「今」大事にしたいことはふたつ。

・人とつながること
・信念をもって生きること


「人とつながること」。自分史ベスト3を掘り起こしたときに、これまで出会った人たちと一緒に過ごしたことや、取り組んだこと、その時の気持ちなどが思い出されました。

これまでも私は、人とつながることで新しい視点や人、こと、場所を知れたり新しい何かにつながることができたんだと思います。
今もまた、特に子どもが入園してからと、いろんな輪が広がり、たくさんの人とつながり日々生活しているなと思います。よく「縁」と言われますが、出会いやつながりに感謝を深めてこれからも暮らしていきたいなと思いました。

ふたつ目の「信念をもって生きる」。
今までどちらかというと、周りに影響され、自分の気持ちではなく、他人軸で動いてしまうことが多かったかもしれません。

ですがこの講座を通じて、これからは、自分がやってみよう!自分がやりたいという気持ちを大切に生きていきたいと思えています。これは私にとって、大きな大きな変化でした。

わたしの「半歩」


私は、「ちょっとやってみたいこと」として『おとなのまなびば』を発表しました。

子育て中の親子を対象にした場。
子どもは託児(見守りサポーター)で遊び、大人はちょこっと学ぶ講座(手芸、英会話、お金の話、野菜の話、イラスト、教育メソッド、お灸、歯の話などなど)。

子育てしている中、特に子どもが未就園児の頃は、公園、公共施設、子育て支援センターなどによく行っていました。

そんな中、託児のある市民講座を受講できる機会があり、とても充実した時間を過ごした経験があります。いつもと違う視点から生活が見つめられたり、子どもにいつもと違うかかわり方や声かけができたんです。

日常の中で、「少しでも」自分を見つめる時間が持てると、日々に充実感を得られたり、少し一呼吸おけたりできるのかなと感じました。

そんな経験から、親も子も楽しめるような。また一人一人の「何かしたい」にちょっと寄り添い、ヒントになるような場所があったらいいなと思いました。

この講座で出会った受講生の皆さんのアイデアを、私のやってみたいこととつなげていけたら面白そうだなと思っています!

たくさんのオブザーバーに見守られて

発表後に、講座の卒業生の先輩が「唐津さんにぴったりなこんなスペースがあるよ。また声かけてね。」「こんな施設があるよ。」と場所の紹介をしてくださいました。

また「さくさぽ(佐久市市民活動サポートセンター)」のスタッフさんは発表会にオブザーバーとしてご参加くださっており、相談に乗ったり、バックアップしたりしますよと、声をかけてくださいました。

「あれ?いくつもハードルがあると思っていたけど…いくつかクリアできそう!」と、私の半歩がどんどん広がっていく感じがしました。少し先の未来と思っていたことが、すごく身近に感じられた瞬間です。

とはいえ。もう少し準備期間を。今は、自分が興味ある講座や親子でできる体験やクッキングなどに積極的に参加しています。

この講座で自分をじっくり見つめそれを言葉で発信できたこと、人とのつながりからアクションが広がっていくことを改めて感じ、自分の大事にしたい価値観を見いだせたことは私にとってすごく貴重なことでした。

頑張りましょうと励ましあえたり、何気ないことを話せたりする仲間ができたことは、これからこの地域で生活していくための新たな原動力になります。
「じぶんらしい半歩」
を積み重ねて、一歩二歩と歩みを進めていきたいと思います。

感謝でいっぱい

この講座では託児があり、ベテランのスタッフさんが子どもたちと遊び、講座の間一緒に過ごしてくださいました。おかげさまでとても安心して取り組むことができました。

最初は泣いたらどうしようとドキドキでしたが…。毎回子どもと別れ際「お母さんは一階にお仕事に行ってくるね」と話すと、子どもは「じゃぁ私は小さな幼稚園で待ってるね」とルンルンで託児室に行っていました。子どもも一緒に少し成長できたかも…。

また、オンラインでの出席環境を整えてくださったり、講座内容をぎゅっと凝縮してのオンライン補講をしていただけたり…最後まで集中して取り組むことができました。

みんなで、半歩!

本当にありがとうございました!

ライター:唐津佳穂理(じぶんはたらき方講座2023受講生)


まちの広告や team OHAYASHI(チームオハヤシ)です。すてきなデザインやことばで、まつりばやしのように、この街で活動するあらゆるひとたちを盛り立てていきたいと思っています。