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娘に贈る99の言葉

音声を収録して泣いてしまった。
周りの人はビックリすると思う。普段、少々のことで泣いていない私が、泣きながら話してる声を聞いてどう思うだろうか。

このnoteを書き始めることにしたのは、コルクラボでの出来事がキッカケだった。
主宰の佐渡島庸平さんことサディがSNSで発信することの意味や可能性を話してくれたからだ。

私の周りにはノリがいい人が多くて、100日やろう!とすぐに盛り上がった。すでに5人くらいは始めているだろう。

アドバイスにもあった「狭くて刺さる」部分をあれこれ考えたみたが、どれも「私を見て!知って!」という、何か別のものが混ざる感情が湧いていて、どう書いていいか迷ってしまった。

あれこれ考えて、さっき思いが降ってきた!
(さちえる、気づくキッカケをくれてありがとう)

私が今から100日かけてnoteを投稿するなら、何かを書き記しておきたい。
遺すために時間を注ぎたい。

今の大切な時間を割いてまでやりたいことをnoteに書きたいを思えた時、「娘のために言葉を遺したい」と思ったのだ。

実は、将来的に私は、ばたちAIを作りたいと思っている。
私の癖や思考を学習したAIを作って、後世に遺したいと企んでいた。

なぜ私をAIにしてまで遺したいのか?
それは娘のためになればいいなという思いでしかない。

正確に言うと、娘のためではなく、自分のために娘に遺したいのだ。
私の娘で生まれてきてくれたこと。私を母にしてくれたことへの感謝を贈りたいと思ったからだ。

贈りたいのは娘にだけ。
だけど、娘はこれを見なくても聞かなくてもいいと思っている。

もちろん他の人にもだ。

私は、娘の人生に自分の意志が影響することをできるだけ避けている。
娘に娘の人生を歩んでほしいからこそ、母として影響することを避けたいと思って接してきた。

持論が強い私だけに影響され人生を歩むより、多くの価値観に囲まれ自分で気付き選択できる人生を自分で作ってほしいと思ったからだ。

だから、娘とはよく喋るけれど、自分の価値観を押し付けない配慮をしながら会話をしている。

・娘から相談されないうちから心配して先回りしない
・娘が決めたことで私の支援が必要なことはできるだけ協力する
・失敗も含めた人生経験のチャンスを『転ばぬ先の杖』になって口出ししない
・娘の人生を娘自身が選び生きていくために親という役割をいただいて存在させてもらっている

みたいなことを、大切にして娘と接してきた。

だから、娘には『母親の教え』は必要ないと思っている。
母親ではなく、いち人間としての関わりで、お互いに多少の影響をしあえる関係ではいたいと思って生きてきた。

今のところ、娘は悩んだ時に私を相談相手と選んでくれている。
私は娘の悩みに友のように相談にのっている。そんな二人の関係が大好きだ。

これからも、そんな存在として娘と関わらせてもらえたら私は幸せだ。
だから、適切な距離感を意識した関係でいつも関わっている。

でも、ふと思ったのだ。
『もし私に万が一のことがあった時、娘が私の言葉を必要としてくれていて、でも、それが返せなくなった時、私は何かできることがあるのだろうか』と。

今の関係のように、娘が私の言葉を必要としてくれる時のために遺せるものがあったらいいなと思った。程よい距離感で存在する私の言葉を遺せたら一番いいのではないかと考えた。

残念ながら、ばたちAIを作る力は私にはまだない。
いづれか作りたいが、今できることは、私の言葉を記し未来に遺すことだと思っている。

だから、私は今回、娘に99の言葉の贈り物を用意しようと思う。
これは受け取らなくていいのだ。これを受け取らないでいいくらい自分の人生を歩めているほうが幸せだと思うしね。
とはいえ、人は一人では生きていけない。誰かからの気づきも必要な時もあるかもしれない。

そんな時に、娘の未来にそっと置いておける言葉たちを100日かけて作りたいと思う。

めんどくさがりな私が、前のめりになって紡げる言葉があるとするならば今はこれしか見当たらないから、楽しんでやってみようと思う。

ちなみに、私は元気だ。
100歳まで生きるつもりなので、ご安心を。

念の為に準備していきたい私の気質であり、今の思いを鮮度が高いうちに記しておきたい衝動が今の私を動かしているだけだから。

そんな理由ではじめた、この投稿です。
それでも良ければ、見てやってください。

2023.9.28
ばたち


音声では、泣きながら娘について語ってしまいました。
良かったら、こちらもお聞きくださいね。
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