チームハテナとは~私たちの出会いと思い描く世界について~
「物事に評価は不要です。」
エリザベスは言いました。その日から私はなんだか心が軽やかになった。”言霊”ってあるんだな。
エリザベスが主宰を務める週1回のフリースクール「こどもの遊び場ギフト」に足繁く通っていたときの話です。2018年の夏頃のこと。
エリザベスとの出会いで、私は少しずつ心の枷を外していった。
一つ一つの出会いはご縁。一つ一つが奇跡ではあるけれど、心から「奇跡だ!」って魂が喜んじゃう出会いってありますよね。
ぐうたらことの出会いがそれでした。
2019年の終わり頃、私が主宰するのべおか読書会のページにメールが届きました。読書会に参加したいと。
その人のアイコンを私はよく知っていた。
産後、社会から切り離されたような孤独に悩み、Twitterに救いを求めていた頃の話。何気なくフォローして、「まっとうなことを言う方だな。」という印象を持っていたアカウントと同じアイコン。
東京の人だと思い込んでいた、ずっと遠くの人だと決めてかかっていた人。まさかの延岡にいた。
私たち2人はすぐに会ってすっかり意気投合。運命だ、と思った。
私の中にしぶとく残っていた躊躇いや不安やその他いろいろなものが吹き飛んで、きっとこれから素敵なことがはじまるのだ、と確信した。
無数の出会いや物事の積み重ねがスパークしたんだと思う。
今年の新春読書会。3人がはじめて居合わせました。私たちはみんなそれぞれ別の人生を歩んできたのに、驚くほど話が合って、心が震えた。
「チームハテナ」と称したLINEグループで情報交換をするうちに、「これから私たちは一緒にやっていくのだ」という予感が現実に変わっていった。日々は彩りが増し、何も怖いことはない、と思えた。
私たちがチームハテナです。
3人で「チームハテナ」として打合せをした日。お昼ご飯を挟んで5時間も話し続けた。なのにちっとも疲れなかった。次々と話題が湧いてきて、何を話すにも心の枷がなかった。
「私はずっと自分が異邦人みたいに思って生きてきた。でもある日ね、私の人生を生きてるのは私なんだから、ここでは私がスタンダードなんだ、と思ったの。」
途中、私は二人に少し思い切った打ち明け話をしました。
「そうだよ。」
二人は揃って頷きながら言いました。驚いて、うれしくて、目の前がまた一つ明るく拓けた気がした。私、ほんとうに自由になったんだ、と思った。
私たちは思い描きます。
大人も子どももみながあそぶように生きる世界を。
自らが人生の主人公となり、他者もまた自らが主人公である物語を生きることを尊重し合う世界を。
みながいま目の前にあることに夢中になり、没頭している世界を。
その世界では、みなが自己を解放し、固定観念から自由でいます。
ぐうたらのんびりする余裕だってあるし、多様な人やものが共生しています。
日々に悩みつつも、光が差し明るい世界です。
母親がワンオペに苦しんでいたり、やりたくもない労働に心身がむしばまれてしまったり、社会に貼られたレッテルを剥がせずにもがいていたり。
そういうの、ぜんぶ、取っ払っちゃえ!
だから、私たちチームハテナのコンセプトは「あそぶ」です。
「地球をおもちゃに、あそぶように生きる。」
3人がそれぞれの人生を生きつつ、ときどきアベンジャーズのように集合して思いっきりあそびぬけます。
最っ高にワクワクする冒険を踊り駆けます。
私たちは思い描きます。
大人も子どももみながあそぶように生きる世界を。
自らが人生の主人公となり、他者もまた自らが主人公である物語を生きることを尊重し合う世界を。
みながいま目の前にあることに夢中になり、没頭している世界を。
これからチームハテナの活動をお楽しみに!
(文責:黒木萌 もえこふ)
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