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あなたにとって晴れとは?〜成長につながる問いかけコーチング#108

今日の問いは、先日の問いと反対で「あなたにとって晴れとは?」です。

「あなたにとって雨とは?」という問いに対しては、ネガティブな人もいればポジティブな人もいたり、まったく気にしないという人にもいました。
今日の「晴れ」に関しては、おそらく多くの人がポジティブな印象を持っているでしょう。実際に、気分をアイコンで示す場合に晴れのマークでポジティブな気持ちを表すこともよくあります。良いことの象徴のようなイメージですね。

一般的なイメージはさておき、あなたにとってはどうでしょうか?
私自身の話をすると、実は晴れが嫌なときもありました。学生時代はずっとラグビーをしてきましたが、私の育った九州ではど根性スタイルのスパルタ指導が当時の基本。今ではありえない話ですが、「練習中は水を飲むな!」とよく言われていました。だから、天気予報で気温の高い晴れの日が続くとがっくりでしたね。暑いのに水も飲めないし、とにかくキツい。

部活動のラグビーを引退してからは、晴れの日は嬉しい日に変わりました。そういう意味では天気に左右される、運動の奴隷みたいな感じだったかもしれません(笑)もちろん自分で決めてやっていたことですが、天気ひとつでずいぶんモチベーションにも変化があったものです。

では、なぜ晴れにはポジティブな印象があるのでしょう?晴れた空というのは非常にすがすがしいですし、空を見上げると、その綺麗な青に気分も上がりますね。しかし、人によって違う捉え方をする場合もあります。例えば農業のような第一次産業に従事している方々にとっては、もちろん晴れは晴れで食物が育つので、太陽の光は大事な要素ですが、晴れが続きすぎても干ばつが起きてしまい、逆に問題になります。
私自身も、晴れが続き、ずっと照らされているような感じがすると、なんとなく疲れてきたり、消耗するような感じがあります。晴れに限らず、変化のない日常というのはイメージ的にもしんどさを感じます。

もちろん人によって印象は違ってくると思います。そこで出てくるのが今日の問い「あなたにとって晴れとは?」です。これは実際の天気の話だけでなく、あなたにとっての晴れの定義をぜひ考えてみて欲しいのです。極端な話ですが、外が雨の日でも、あなたにとっての晴れが定義できていて、それが実現できているのならば気持ち的には気分も良くなったりするのではないでしょうか。

上でお伝えしたように、私にとっての晴れとは、その時点ではすごくありがたいものですが、長く続くとツラい。だからこそ、晴れではない雨の日や曇りの日であっても、その変化に感謝し、楽しむようにしています。ぜひ、あなたの晴れの定義も言語化してみてください。
外は梅雨空が続きますが、心の中には晴れ模様が出てくるかもしれません。

※ 本記事は、中竹竜二Voicyチャンネル『成長につながる問いかけコーチング』より、内容を再編集し、記事化したものです。


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