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Good Tryとは?〜成長につながる問いかけコーチング#77

やった後悔とやらなかった後悔

昨日は2種類の後悔、やった後悔とやらなかった後悔についてお話ししました。やらなかった後悔は後々自分の人生に重くのしかかってくる、そんな話でした。今日は、逆の「やってしまった後悔」について話たいと思います。

あなたもたくさん経験があるのではないでしょうか。「あぁなんでこんなことをしてしまったんだろう」と悔やんだこと、ありますよね。これも当然やらなかった後悔と同じく辛い体験です。しかし、もしこれがチャレンジして失敗したのならば、それはGood Tryです。

Good Tryときくとポジティブに聞こえますが、実は英語では失敗したときにかける言葉。うまくいったときにはGood Tryと言わず、うまくいかなかったときに、このように声をかけます。
失敗したときに、あえて「Good」という。この使い方、改めてとても大事だなと思います。

失敗の王といえばエジソンですね。電球を発明し、GEという会社を設立しました。エジソンは数え切れないほどの失敗を重ねてきました。しかし、彼が面白いのは「私は一度も失敗していない」と言っていたこと。「失敗したのではない、うまくいかない方法を発見したのだ」と。このポジティブな解釈、最高ですよね。周囲がどれだけ「また失敗してる」と思っていても、本人は全く失敗だとは思っていない。

失敗ではない、これは学びだ。
偉大な人は自分自身を律することができますが、彼の言葉は自分だけでなく仲間のことも鼓舞しました。これはなかなかできることではありません。
捉え方を変え、次に進めるための糧とする。「私のGood Tryはなんだろう?」この問いを自分に問うだけで、あなたのやってしまった後悔も、ちょっとだけ薄まっていくかもしれません。

自らのクリエイティブアボイダンスによって感じるやらなかった後悔。その後悔を抱くのであれば、やってしまったことをGood Tryと捉え直すことで、失敗したとしても、そこから得た学びを大切にすれば良いのではないでしょうか。
仕事が忙しくなるとGood Tryすることなく、ついついクリエイティブアボイダンスしてしまうことがありますよね。そんなときこそ、「今日の私はGood Tryをしているか?」と自分に問いかけてみてください。

※ 本記事は、中竹竜二Voicyチャンネル『成長につながる問いかけコーチング』より、内容を再編集し、記事化したものです。



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