ぱぱを育てる
夫TAN2さんは赤ちゃんの面倒見ないタイプだと思っていた。
ところが、ふたを開けてびっくり。
ものすごく長女おもちちゃんの面倒を見てくれる。
(ただし家事はしない。でも良いのだ。)
どうしてよく面倒見てくれるのか妊娠中~思い返してみた。
(かなり偉そうに書いている。男性側からしたら違うということもあるだろう。実生活では心の中に留めてわざわざ言わないのが大事である。)
【まとめ】
・自分で体感できる(胎動)とパパになる自覚が出始めた。
・いろいろな場面について夫婦で話し、具体的な子育てイメージが形成されていった。
・やることを教える。やってもらう。見守る。褒める。感謝を伝える。
→赤ちゃんに興味を持ってもらう。
特効薬はなく、日々の積み重ね。
ぱぱは育てるもの。←上から目線
ぱぱままは一緒に成長していくもの。
【~妊娠5か月ころ】
TAN2さん、まだ子供ができた実感があまり持ててなさそう。
そりゃそうだ。
妻がつわりで寝たきり、吐いてばっかり。
はたから見て体調不良と見分けがつかない。
コロナで、検診はパパ同行NG。
月に1枚見せられる、人かよくわからない超音波写真しか彼にはないのだ。
そこで、ルナルナベビーをインストールさせたら、時折読んでて「そろそろ○○の時期だって」とか言ってた。
これだけでえらい。
【妊娠5カ月過ぎ】
胎動がわかるようになる。
おなかを触って、胎動を感じて、初めてぱぱになる実感をかみしめたらしい。
コロナで両親学級は中止だった。
困っていたら、Youtubeで12人お子さんがいる助産師のHISAKOさんのチャンネルを見つけた。
12人のお子さんで助産師、それだけで説明の説得力が半端ない。
旦那さんも起業家で、人生経験豊富なパパ。
TAN2さんは、自治体から配布されたパパママ学級の資料は読まずに放置していたが、動画はたっくさん見て勉強していた。
二人で「ガルガル期どうしよう」とか「産後クライシスどうしよう」とか「このケースのパパはないだろ…」とか「こんなことしたいね」とか動画見ながら話した。
【~臨月まで】
ことあるごとにおなかを触ってもらった。
しゃっくり、蹴った、移動してる、胎動。
いろんな胎動バリエーションを体験して赤ちゃんがいるんだと実感膨らんだらしい。
検診の写真がだんだん人になってくる。
足の長さとか体重とかを見て、大きい小さいもにょもにょ言う。
各所でお父さんになると宣言し始めた。
生まれた後の赤ちゃん実験を考え始めた。
赤ちゃんの動画を機械学習させようとか、鳴き声を分析しようとか。
「はやくTAN2さんが赤ちゃんを抱っこしてるの見たい。」
と事あるごとに言った(刷り込んだ)。
【出産後】
コロナなので、立ち合いやお見舞いはNG。
退院した時はじめて赤ちゃんを見て感慨深そうだった。
抱っこ、おむつ、ミルク、お風呂、着替え。。。
病院で習ったことを教えて実際にやってもらった。
私も100点の育児なんてできないから、下手でもキレずに、「すごーい!私よりうまーい!」と褒めた。
体力的にきついときは、「つらいからやってほしい」と伝えた。
実際抱っこは私より上手くなった。
しんどすぎてつぶれてた夜中は自発的におむつ変えてくれた。(感動)
お世話してる様子を写真に撮った。
お互いの実家に「TAN2さんはよくお世話をしてくれるんだ」と共有した。
一通りお世話ができるようになったら、夫と赤ちゃん二人でお留守番をしてもらい始めた。(私は美容院やネイルに行って気分転換をできるようになった。)
こうしてTAN2さんは、赤ちゃんが生まれる前はぱぱになるイメージをさせられ、生まれてからは、お世話をしている証拠写真を撮られ、実家の面々には育児に積極的なぱぱだと認識され、ままがいなくてもすごせた実績ができ、子育ては当たり前にするものという認識を植え付けられていったのであった。
ぱぱもままも0歳。
どっちも新米なので娘と一緒に成長していきたい。
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