第105回全国高校野球選手権記念大会 大会3日目

どうも、こんにちは。本当は昨日観戦チャンスでしたが、急な仕事が入ったので今年の観戦チャンスはなくなってしまいました(笑)。また来年リベンジします。さて、本日の注目はやはり花巻東の佐々木麟太郎選手でしょうか。高校生離れした体格はすごいですよね。背中の状態がどこまで回復してるか気になるところです。また79歳阪口監督率いる大垣日大にも注目です。それでは本日の4試合です。

大会3日目 第1試合

花巻東(岩手)VS宇部鴻城(山口)
4年ぶり11回目の出場、花巻東。どうしても高校通算140発の佐々木麟が注目される。しかしながら春先から背中を痛めこの県大会も本調子ではなかった。その中でも警戒されるので後ろを打つ千葉がカギになる。県大会は力みからか今一つ結果には出ていないが千葉も1年生からベンチ入りしてきた選手。投手陣は豊富。県大会は7人の投手を起用して勝ち上がった。エース北条を中心に基本は継投策で逃げ切りたい。
4年ぶり3回目の出場、宇部鴻城。昨夏は県代表下関国際が大阪桐蔭を撃破。準優勝まで駆け上がった。伝統的に山口県勢は粘り強いチームが多い印象だがこのチームも守り中心に粘り強さは健在。エース浅田、吉村の2枚が強力。打線も粘り強い。トータルすると前回出場チームより落ちる印象はあるがどこまでやれるか注目。
宇部鴻城の浅田、吉村が花巻東打線をしっかり押さえれるかどうか。一方、花巻東は先制攻撃して継投で逃げ切りたい。ここは接戦と読むが花巻東が有利と見る。

大会3日目 第2試合

前橋商(群馬)VSクラーク国際(北北海道)
13年ぶり6回目の出場、前橋商。県大会6試合のうち5試合が逆転勝ち。勝負強さが光る。その中心は4番の真藤。チーム打率は4割に迫り、打線は好調。
投手陣の中心はエース坂部。140キロを超える速球が武器。2年生右腕清水は190センチの長身から投げ下ろす。まとまりのあり勝負強い印象のあるチーム。
7年ぶり2回目の出場、クラーク国際。シン・ヒグマ打線を発揮し勝ち上がってきた。大黒柱はエースで3番の新岡。不安定の部分も露呈したが、決勝戦は完封勝利。準々決勝では2打席連続ホームランを放ちチームの頼れる存在。
両チーム存在感ある選手同士の対戦。新岡対真藤に注目が集まる。どっちに転んでもおかしくない対戦だが、逆転勝ちが多い前橋商を有利と見る。

大会3日目 第3試合

日大山形(山形)VSおかやま山陽(岡山)
2年ぶり19回目の出場、日大山形。ここ最近は甲子園での成績も上位進出が目立つ。エース菅井は打たれながらも粘り強いピッチングを見せる。最速は147キロ。佐々木朗希を真似たフォームも注目。打線を引っ張るのは沼沢と鈴木。ともに打率は5割を超えている。しぶとく勝利してくる印象の好チーム。
6年ぶり2回目の出場、おかやま山陽。ジンバブエ代表監督(東京五輪)が率いる赤い軍団。投手陣はエース井川と西野、三浦、三宅と万全。打線はホームランこそないが小技も多く得点力は決して低くない。異色感の強いチームだが、甲子園初勝利を目指す。
ここも接戦が予想される。何をしてくるかわからないおかやま山陽。継投も含め采配は要注目。しかし、ここは経験値豊かな日大山形を優勢と見る。

大会3日目 第4試合

大垣日大(岐阜)VS近江(滋賀)
5年ぶり6回目の出場、大垣日大。例年に増して非常にバランスのいいチームで乗り込んできた。チームは県大会で7本塁打。盗塁も18と機動力もある。投手陣もエース山田中心に安定感ある。孫でもある4番の高橋とともに老将が甲子園通算40勝目を目指す。
5大会連続17回目の出場、近江。昨年はエース山田を擁し、センバツ準優勝、夏はベスト4。いまや滋賀県王者。しかしスター不在の新チームは苦しみながらも王者の意地で勝ち上がった。中心は前のチームからレギュラーの横田。決して4番タイプではないがチームを引っ張り、チーム打率は4割越え。投手陣は2年生の2人、河越と西山が台頭。さらにエースナンバーの宮川も控える。近江伝統3本の矢は健在。
何気にここも隣県同士の対戦。名将同士の対戦でもあり白熱した試合が期待できる。ここは両チームの力が拮抗している。個人的感情も含め、大垣日大を有利と見る。


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