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未使用ソーラーの残骸の放置を助長する建築関係者、廃棄を嫌がるワケとは?

 備後地区、唯一の「太陽熱温水器(ソーラー)専門店」です。

「太陽熱温水器」の事に詳しい専門家は極端に減少しています。以前、メンテナンスをして貰っていた業社が、廃業や撤退をされ、いなくなり「探しても見つからない方」や、「どこに頼めばいいのか分からなくなった方々」などの総称を、「ソーラー難民」と定義し、その様な「困っている方々」=「ソーラー難民を救う」をコンセプトに、広島県東部、岡山県西部地区で日々活動をしています。                                    太陽熱ソーラー専門店のTeam朝日エコと申します。

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三原市、3件の太陽熱温水器(ソーラー)の撤去、処分のご依頼あり

三原市小坂町で「2件」、三原市明神にて、「1件」、計3件の太陽熱温水器(ソーラー)の撤去作業のご依頼を頂きました。

問題を抱え放置されたままの太陽熱温水器(ソーラー)はおよそ3280件超 

 数年前から蓄積して来た、福山、尾道、三原市など、備南地区46万世帯の「データ」では、ソーラーのユーザーさんは、17000世帯。その内、水漏れ中や故障し修理せず、使わなくなって放置したままなど、何らかの問題を抱えたままで、対応していないお客様が、なんと、19.94%もいらっしゃいます。

 古くなると、落下のリスクや、瓦の損傷から発生する雨漏りなどの「不安」などもあるようです。
また、瓦の老朽化など、家屋自体が劣化して行く事も念頭に入れておく必要があります。
気になる相談も数多く頂いています。

太陽熱温水器(ソーラー)の撤去作業を建築屋さんがイヤがる理由とは?

 現状の感じている不安を、ソーラーを取付けて貰った業社や近所の工務店、または水道業者に相談をしたら、

「屋根の上で、邪魔にならんのじゃけぇ放っとけば?いいんじゃないの? 
大丈夫と思いますよ。」


とか、また、

「忙しいから、暇になったら」とか、

「夏は瓦が熱くて、すずしくなってから、、」

など、軽くあしらわれる様な対応で、取り合って貰えないとの相談や、数年前に依頼したのに、いまだに来てくれないなど、不安な声も多く頂きます。

多くの方々が「撤去」を断られている現実があります。

作業員一人では出来ないから?

 それは、
●太陽熱温水器(ソーラー)をバラすための屋根の上でのノウハウが必要。

●長さ2m程度の大きなパネルを瓦や壁などにキズを付けずに地面に下ろす作業は周辺に配慮が必要だし、危険。

●作業員が、3〜5人必要で、人が増えれば、その分コスト高!

● 少しの気の緩みで、屋根の上から部材が滑り台の様にころげ落ちるリスクなどと神経を使わざるを得ない難しさがある。

●作業をする自らも落下のリスクもあり、集中力が必要な事。

●リサイクル可能な部品もほとんど無く、割れやすくて重たい「ガラス」もあり、産業廃棄物して処分するための費用も高額になってしまいます。

●ましてや、クレーンやユニックなど重機を手配すると更に高額費用がかかり、オペレーターの確保も必要!

要するに「儲からない」

要するに、
複数の作業員の確保による人件費コストが高く付き利益になり難い、

と言う事です。

 だから、ほとんどの建築屋さん達は、面倒くさく、やりたく無いとの声をよく耳にします。

なので、ご依頼頂いた撤去作業を当社に「丸投げ」で取次依頼後、結局、
Tesm朝日エコが対応する
ことも数知れません。

 20年〜30年もの間も放置したままの状態なので、気にされているユーザーさんや、屋根の上は目に入らないのでソーラーがある事を忘れてしまっている方が増えているとの実感はありますね。

将来「使わない」と決めているのであれば、「撤去、処分」しましょう。

将来、「使う事はない」と決めているのであれば、Team朝日エコの方針は、

「撤去、処分」です。

 ソーラー本体の落下は、流石に珍しいものの、関連するパーツやビスなどが落下した事故対応、「雨漏り」などの対応は、数多くして来ました。

また、ソーラーの放置以上に瓦や家屋の老朽化が同時に進むので、たった1枚の瓦が割れただけでも大変な事になります。

漏水放置で瓦が割れ、雨漏り事例!
家屋の木材の老朽化で、ソーラーを固定する、ワイヤーの「止め」が「スポッ」と抜けた危険な事例!
ソーラー撤去後にその下の瓦割れを
発見。雨漏りの原因になった事例!

新しく設置したばかりの時は、ビクともしませんが、20年、30年と放置したままの状態なら、撤去をお勧めします。

 不安な方は、Team朝日エコに、お気軽にお申し付け下さいませ。


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