業界の中ではとっても重たい矢崎総業の太陽熱温水器を撤去しました。三原市
備後地区、唯一の「太陽熱温水器(ソーラー)専門店」です。「太陽熱温水器」の事に詳しい専門家は極端に減少しています。以前、メンテナンスをして貰っていた業社が、廃業や撤退をされ、いなくなり「探しても見つからない方」や、「どこに頼めばいいのか分からなくなった方々」などの総称を、「ソーラー難民」と定義し、その様な「困っている方々」=「ソーラー難民を救う」をコンセプトに、広島県東部、岡山県西部地区で日々活動をしています。
太陽熱ソーラー専門店のTeam朝日エコと申します。
25年〜30年経過した大昔の矢崎総業の太陽熱温水器(ソーラー)は、タンクカバーが、ステンレスでは無く、鉄板です。「錆」もひどく、かなり傷んでいました。
ここは、三原市本郷南のT様邸です。
水漏れがひどくなったので、配管もカットし数年前から使用するのをヤメ、放置していたとの事。
それで「ソーラーの撤去、処分」のご依頼を頂きました。
長府製作所や長府工産、コロナ製などのソーラーには、持ち運びのための「取手」がありますが、矢崎総業のソーラーにはありません。
なので、手を滑らせて落とす事の無い様、注意が必要です。
メーカーさんも、工事の難しさや落としてしまうリスクも考慮し、配慮して欲しいですよね。
更に、矢崎総業の太陽熱温水器(ソーラー)は、業界の中でも最も重量が重いのですが、もう一つ、面倒で気を付けるべき点があります。
それは、ソーラーの「集熱パネル」上の「ガラス」です。
矢崎さんの「ガラス」は、割れやすく、丸く割れません。一般的なソーラーのガラスは、車のフロントガラスの様な割れ方をしますが、この「ガラス」は、尖って割れるので、ケガの無い様、慎重に丁寧に、運びます。
余計に注意が必要ですね。
今日は、絶好の「秋晴れ」です。夏も終わり、雲も入道雲ではなく、秋らしい「鱗雲」でした。心地良い風も感じながら、作業もしやすい季節になりつつありますね。
瓦と瓦の間からソーラーを固定していたワイヤーと壁に沿った風呂までのソーラー配管も全て取外し、「ビス」の穴には、雨水が入らぬよう、シリコンで「コーキング」して作業終了しました。
T様、ありがとうございました。
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