突然の無料点検の裏に潜む「下心」への警告！

年末が近づいてくる恒例の粗品プレゼント。
お世話になった、お客様にカレンダー配りをしています。

その目的は？
●ご挨拶を兼ねて、
●説明は受けたけど、忘れてしまった使い方の再確認
●こうすれば、もっと便利に使えますよ、との追加的アドバイスをするため
●率直なご意見やご希望などのお伺い
などです。

その様な中、一昨年に修理をさせて頂いたＫ様との会話。

「無料で点検しまーす。」これって、どうなの？

2020年９月、福山市引野町のＫ様宅でのお話。

突然、 「CHOFUでーす。」(確認したら、長府製作所の「代理店」だと言っていたそう)と訪ねて来られ、「無料点検してあげましょうか？」との事で、無料ならばとお願いしたそうです。

それが原因かはどうかは？私は確認出来ないので不明ですが、
Ｋ様、曰く、
「無理点検してから太陽熱ソーラーがおかしくなったんじゃ。」と言われました。

その症状とは？
●ワキが悪くなった
●漏水が発生したとの事。

それで当社に修理依頼が！

「HPを見ました。」と2020年９月に水漏れと湯量減少の修理のご依頼を電話で頂き、対応しました。

カレンダーを受け取って頂いた時、「あなたに見て(当社で修理して)もらって以降、びっくりするくらい良く沸く様になった。今年は本当に良ーく沸いたよー。」と、とても喜んで頂いた訳ですが？

「私のお陰ではないんですよ。それが普通の太陽熱のパフォーマンスなんですけどね。」と詳細を説明させていただきました。

その内容は？

突然訪ねて来た業者の方が配管を外したり、手を加えたのか？
元々劣化が進んでいたのか？
は不明ですが、、？

沸きが悪く、湯量が少ないのは？

原因は？
太陽熱ソーラーは、せっかく沸いたタンク内の沸いた湯の漏水している分が補充されるため、給水が同時に行われる設計です。(Ｋ様宅)
せっかく沸いた湯に水道水を差し込み、薄めてしまうので温度は下がります。
それで、沸きが悪いとお感じになられたのだと思います。

また、湯量が少ないとの症状は、フロート給湯ユニットの劣化で、湯の供給量が少くなくなったのが原因です。

これは、フロート給湯ユニットです。

フロートの「浮き」が沈むと、熱い湯を残したまま、給水した「水」ばかりが回転します。

無料点検のメリットはあるの？

お客様から見ると「点検」は、無料だから損は無いと思っていらっしゃいます。

しかし、定期訪問とちがい、突然の訪問の場合は、「無料点検」とする事で、入りやすい作戦と、お客様との接点を強引に持とうとする彼らには、その目的があります。
少なからず「下心」有りと考えた方が良いと思います。

何か、お金になる「ネタ」を見つけ、日銭を稼ぎたいとの思惑が見え隠れしている様に思えてなりません。

軽はずみに無料点検には応じ無い方が？

なので、無料だからといって、問題無く使えていて、故障していないのなら、突然の点検訪問には、簡単に乗らない方が良いと思います。

屋根上なので、彼らが、どのような作業をしているのかは見えません。
なので、Ｋのの様に、疑念が湧き出てくるし、トラブルリスクは拭いきれないと思いますが、いかがでしょうか？

そうお伝えしました。

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