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漢字は書けても国語は苦手 # 母が語る2度目の高専入試

英検どうする?

英語が苦手な葉介。
できれば受験までに英検3級を目指して頑張らせようと思いましたが、3年生になってしまうと他にやるべきことが多すぎて試験のタイミングが掴めません。
長男も英語に関してはまったくもってセンスが感じられませんでしたが、この点は葉介も同じです。
結局、「英検をやめて漢検にする」ということになりました。

漢検3級

どちらの検定が優れているとか内申に有利かという点は不明ですが、英検じゃなくて数検でもなく、漢検…
葉介の場合は苦手な英語を勉強する労力を惜しみ、お茶を濁しただけな気がします。
そのときは「英検をパスするんだから何か別の検定試験を受けたほうがよくない?」と考えてしまいました。
「無駄なことなんかひとつもない!」と言いたいところではありますが、必要なかったなあと。

特に高専の一般受験を考えている葉介の場合、内心に彩を加える必要はなく、ひたすら評定アップと過去問制覇が優先です。
葉介がパスした3級は中学校卒業レベル。
無難なチャレンジではありましたが、それでも葉介自身は「オレは漢字が得意」と今でも口にします。

漢字は書けても国語は苦手

漢字が得意なら国語の成績がいいのかというと、そんなことはありません。
点数は可もなく不可もなく。
どちらかというと英語と共に苦手科目だったと思います。
ただし、本人的には苦手意識を持ってはいない様子でした。

国語力は受験を制す!?

息子達が通う高専の学長がお話ししていたのですが、国語力を身に付ければ文章の意味を理解する力が上がるために自ずと成績も上がるそうです。
だから本をたくさん読みなさいと。
そこは理系も文系も関係なし。
なるほど、そうなのでしょう。
葉介のうっかりミスは文章を正しく読み込めないことから生じる勘違いが原因のようなので。

漢検を受けて良かったこと

漢検もまったくの無駄というわけではありませんでした。
中3になると模試、実力テスト、定期テストと続くのですが、それらが思わしくない成績の場合、気分も落ち込みます。
でも漢検合格したことで「やっぱりオレは漢字が得意」と自信に繋がりました。
英検に挑戦して落ち込むよりも葉介のためにはなった気がします。

子育ての終わりが待ち遠しいと感じつつ、継続中であることが日々の励みになっていることもまた事実。現在の心境は言葉を尽くしても語りきれずに、今日も綴ります。