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過去問の取り組み # 母が語る2度目の高専入試

過去問やればいい!

入試直前の冬休み。
過去問をやることは決めていました。
長男のときもそうだったし、過去問ができなきゃ入試に太刀打ちできないという強い思い込みがあったから。
実際のところ、そうなんだと思います。

でも長男のときのように漠然とやらせているだけでじゃダメなんじゃないかという不安。
そこで、何度も繰り返しできるように解答用紙のコピーを大量に用意した他、過去問記録ノートを作りました。
そしてタイムキーパーは私、丸つけも私。
やった後の反省は都度、葉介と2人でやりました。

過去問記録ノート

普通の大学ノートを利用して、解いた過去問の記録を残しました。
日時とどの年の過去問をやり、何点だったのか、何分で解き終えたのか、何を食べたなどもメモ。
記録しておこうと思い立ち、とりあえず始めましたが後々になって役立つことを実感しました。

何度となく繰り返して解くうちに少しずつ解答を覚えてしまい、得点だけ微増することがあります。
当然のこと、それでは意味がありません。
続けて解くことがないよう管理するにはノートへ記録しておけばチェックが簡単です。

また、日を置くと過去に解いた科目なのに点数がイマイチ。
そういう場合に前回の点数と比較し、復習ポイントを発見する。
この繰り返しは正解だったと思います。

使用済み解答用紙も全保管

使用した解答用紙も後で見返せるよう、捨てずに保管しておきました。
わりと点数が取れていても、「前回と同じ問題が間違ってる。しかも同じ答えで…」という振り返りをするためです。

繰り返し解く際、単に点数が上がった下がったと一喜一憂しても意味がありません。
どこを間違えたのか。
単なる勘違いや計算ミスなのか、それとも理解できていないのか。
そのために使用済みの解答用紙は大切な資料になります。

ノートの記録と共に使用済み解答用紙の管理は私の仕事としました。
葉介がいっぱいいっぱいだったのと、私が黙って見守ることができずに手を出した結果です。

過去問集に書込みを許す

長男のときは何度も解くのだから過去問に書込みをしないルールにしていました。
でも、過去問を見ながら別の計算用紙を使いつつ解答用紙にマークするのは効率的ではありません。
なので、葉介には書込みOKとしました。
そして、次に解くまでに私が消しゴムで消します。
手を出し過ぎとも思いましたが、模試で一度も合格圏内に入れなかった葉介は長男と同じようにやってたら合格できるわけがありません。
過去問を解く葉介の時間をチェックしながらひたすら消しゴムで書き込みを消す私。
これが冬休み中の一番の大仕事でした。

過去問を解くときは入試用のえんぴつと消しゴム

過去問トライアル用にえんぴつと消しゴムを用意しました。
受験セットとして売られていたMONOの無地バージョンです。

これは長男のときには買っていません。
受験の注意事項が少々厳しくなったと感じました。
「筆記用具は文字などがいっさい書かれていないもの」とありましたが、これが意外に厄介で。
通常、えんぴつには濃さを表すHやHBといった表記、それとメーカーがわかるようになっています。
でも「いっさい」となると手持ちのものじゃダメか?と考えていたら、ありました。

それがMONOセットです。
えんぴつと消しゴムのセットで、えんぴつには何も書いてありません。
消しゴムもカラーでMONO製品とわかりますが文字はゼロ。
需要があるんだろうなと購入し、それを冬休み中から使い始めました。

子育ての終わりが待ち遠しいと感じつつ、継続中であることが日々の励みになっていることもまた事実。現在の心境は言葉を尽くしても語りきれずに、今日も綴ります。