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【子育て】最近あった泣くほど嬉しかったこと
2歳3ヶ月になった私の娘が、偏食がすごくて困っています。
新しい食べ物、いろんな材料が入った「料理」は、基本、食べません。
娘が安定して食べてくれるものは、
納豆
めかぶ
ジューシーな果物
チーズ
卵の白身
コーンスープ
卵ボーロ
その日の気分で食べたり食べなかったりするものは、
オートミール
にんじん
バナナ
パン
白米
卵焼き
しらす など。
それ以外の多くのものは警戒するので、食べさせるのにものすごーーーく労力がいります。
あの手この手をつかって食べてもらおうと頑張るのですが、結局1割くらい食べて後は残飯、とかはしょっちゅう。
私の根気強くやる気持ちの方がもたず、最近は「料理」というより「食材」を単品で数多くあげることが多くなっていました。
先日、ひき肉を使って主人のお弁当用に即席のミートボールを作りました。
ひき肉と玉ねぎを丸めたもの(ほぼハンバーグ)をケチャップ系のタレで絡めた簡単なやつです。
ちょうどその日、子育て支援センターに行って 食について何気なく相談をしてみたところ、
「小指の爪の先くらいでもいいから、食べたらOK!くらいの軽い気持ちでいろいろトライしてみるといいよ!」
と助言を受けていたので、ほんのすこーーーしのタレを、娘にあげてみることにしました。
いつもはスプーン一杯分を差し出されるのに、こんなちょっとなら食べてみてもいいかも、と娘は思ったようです。(いきなりたくさん食べさせようとしちゃだめだったんだね!)
それから、
「これはね、ママが一生懸命コネコネして作ったミートボールだよ! おいしくなーれおいしくなーれ!って想いを込めて作ったんだよ!」
とつくっている時の私の思いを話してみました。
娘はママの作ったその“コネコネ”に興味を持ってくれたようで、
スプーンの先に、本当に、1ミリくらいだけつけたタレを、おそるおそるだけど食べてくれました。
そして、
「うん、おいしい!」ニコッ
と言ってくれたんです!!🥲🥲🥲
それから、もう一口、もう一口、と何度もスプーンを口に運んでくれました。
あんなに料理を頑なに拒否していた娘が、食べてくれた!!!!
しかも、おいしいと言った!!!!
嬉しくて、自然と目が潤んできました。
「ママ嬉しくて、泣いちゃう。。」
言葉にしたらよけいに感極まってきたのでした。
娘は、私が喜んで泣いているのに驚いたようで、ニコニコ不思議そうに私を見ていました。
「ママね、〇〇ちゃんが、ママの作ったミートボールをたべてくれて、嬉しくて泣いてるの。」
と説明すると、私の気持ちを理解したのかしないのか、ニコニコしながら
「ママ、嬉しくて、泣いちゃう?」
と聞いてきました。
ひと口食べるたびに聞いてくるので、ママの涙がよっぽど彼女の心に刺さったんだと思います。
ソースから食べ始めて、そのあとはミートボール自体も口に運んでくれ、最終的にはまさかの半分も食べてくれました。🥹🥹
この日のできごとは娘の行動を変えました。
その後も新しい料理を出された時は、まずはひと口、ほんのちょこっとずつ食べてくれるように。
嫌いな味だったら本当に嫌がりますが、最初から全く食べてくれなかった時からしたら大進歩。
ちょっと食べては、
「嬉しくて、泣いちゃう?」
と嬉しそうに聞いてきます☺️
さすがにミートボールの時みたいに不意の涙はでないけど、「泣いちゃう!!嬉しいよ〜!」と私がいうと、娘は嬉しそうにふた口目を食べてくれることが増えました。
食べてほしい全部の量は食べなくても、半分でも、スプーンひとさじでも食べればそれでOK!というスタンスでいくと、娘も抵抗感が少ないし、なにより私自身の食事に対する気持ちがすごく軽くなった気がします。
いま振り返ってみると、このできごとの何が一番嬉しかったかというと、新しい料理を食べてくれたことももちろんですが、それと同じくらい、
言葉を理解し、他人の感情というものを少しずつ感じることができるようになった娘と、心が通ったと実感したことが嬉しかったです。
ママが喜んでくれると、私も嬉しい
というのがダイレクトに伝わってきて、なんとも愛しい気持ちになったのでした。
今までは、ご飯をなんとか食べさせるのに必死で娘のお気に入りのアイテムを使う方法ばかり考えていましたが、私の気持ちや想いを表現して伝えることも大切なんだな〜と思わされたできごとでした。
さいごに、本当にありがとう、支援センターの職員さん。
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