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【今日は父の日】いくつになっても私はお父さんの“子ども”

今日は父の日ですね。

私たち家族は、偶然、父の日の今日に静岡の実家に帰省しています。

ちょうど今日、いくつになっても私は父にとっての“子ども”なんだなーと感じたことがあったので聞いてください。



私の父は退職する昨年まで銀行員でした。

銀行員だったのでお金のことは詳しいはず。なのに、子どもの私と妹にはお金の教育は一切してくれませんでした。

今日も、私が積み立て投資に関することを聞こうとしたら、「そんなバカげたものーーー」

といって一蹴されました。(言い方がなぜか酷い!)

父は投資やってるのに。(どういう投資かは知りませんが、儲かったこともある、みたいなことは聞いたことがありました。)

前にも冗談まじりで「投資のこと教えてほしい」とか「どんな投資やってるの?」とか聞いたことがありますが、いつも真面目に答えてくれませんでした。

何年か前から興味を持った投資というものは、いったいなんなのか、最初は全く分からなくて、漠然と、
「頭のいい人がやるもの」
「失敗したら大損」
「たくさんお金がある人がやるもの」
「なんとなく怖い」
と思っていましたが、投資にもいろんなやり方があること、平均的な収入でもコツコツやればできることだと知りました。

自分なりに投資について調べたあとで、お金のことに詳しい父に何か少しでもアドバイスをもらえないかと思って聞いてみたのに、あの答え。

言い方のキツさとまともな返事をもらえなかったことに不満を感じつつも、父らしいなと思ったり。

きっと、銀行員時代に、お金のことで苦労している人や会社を、これでもかというくらいたくさんみてきたんでしょう。 

自分の子どもに、ヘタな苦労をさせる必要はないと思っているんじゃないかと、私は勝手に推測しています。
(苦労しないためにも、投資を含めたお金の勉強は必要なんですけどね😅)

父は、私たち姉妹が幼い頃から、優しくて愉快で楽観的な性格をしているように見えていましたが、大人になってからは、なにか、肝心なところの想いや考えは語ってくれないことに疑問を感じていました。


お金のことも、その一つに感じています。

よそにお嫁に出ても私のことを気にかけてくれているのは、なんとなーく分かります。

私はもう30代のいい大人になったのに、父からみればまだまだ何にも知らないひよっこに見えているのでしょうか。

多分見えているんだろうなー。

結局私は何歳になっても父の“子ども”なんだ。

父がなぜお金のことをあんまり話したがらないのか本当のところはわかりません。

いい大人になった“子ども”のその先の未来のことをどのくらい気にしているのかもわかりません。


私にそれが分かるのは、たぶん、いま2歳の私の娘がいい大人になった時だよな…


とりあえず、投資のことお金の勉強に関しては父はあんまり頼りにならないから自力でやっていこう、、、


そんなことを一人で考えた父の日でした。

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