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カナダのイースター

イエス・キリストの復活を信じるキリスト教の祝日

イースター

イースターは通常、春分の日以降に起こる最初の満月の後の最初の日曜日に行われる、ということで2022年の今年は4月17日の日曜日です。

英語の「Easter」の語源はアングロサクソンの春と豊穣の女神Eostre(またはEostrae)から来ていると主張しています。別説では、ラテン語で「alba(夜明け)」を意味する「in albis」が、ドイツ語で「eostarum」になったのが英語のeasterの語源とするものもあります。
キリスト教の祝日である聖金曜日(イースターの前の金曜日)には、イエスの十字架による死と、その3日後の復活は、福音書の著者たちによって、イエスが生きている神の子であることを証明するものだと言われています。

新約聖書の4つの福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)はすべて、さまざまな形で、イエスの死と復活を信じる者には「永遠の命の贈り物」が与えられる、つまり信仰者はこの世の死後「天の国」に迎えられると述べています。

イースターについてhistory.comより翻訳

ちなみにこのイースター前の金曜日はGood Fridayと呼ばれていて、カナダでは祝日にあたります。(ケベック州はグッドフライデーではなくEaster Monday=イースター後の月曜日が祝日です。)

敬虔なクリスチャンの方々もたくさんいますので、イースターを盛大にお祝いしたり、家やイベントでegg huntをして子どもと楽しむ一日を過ごす方々も。(エッグハント:デコレーションしたイースターエッグを隠して、子どもたちがそれを見つけるゲーム。イースターエッグの中におもちゃを入れたりして見つけた後開ける楽しみがあったりします。)

かわいい色や柄でイースターエッグを色付けるの楽しそうです!

カナダのホリデーシーズン(Christmas, Easter, Thanksgiving)は小売店、スーパーなどなど色々なビジネスが盛り上がります。
私はまんまとのせられてついついお菓子に手が伸びてしまう消費者の一人です!

カラフルな炭酸飲料の箱を生かして高い天井につくくらいまで積み上げてイースターバニーを作り上げています。毎シーズン楽しませてくれるスーパー
各列誘惑の嵐!
ローカルビジネスを支援するという言い訳をつけて、ついチョコレートの誘惑に負ける消費者の私。一つ一つかわいいパステルカラーのイースターエッグデザイン。

我が家の0歳ボーイはハイハイして家中の物を引き出して日々研究していますが、隠したイースターエッグを探すというゲームのルールを理解するにはまだ早いのでEaster egg huntは来年以降の楽しみにしたいと思います。

今でこそイースターといえば子孫繁栄、新しい命が生まれることの象徴である卵やウサギのイメージが一般的ですが、宗教的な伝統としてはlamb(子羊)もよく出てくる印象です。
桜の写真をつい撮りたくなってしまうのは、国を超えても共通のようです。



ようやく
陽が出る日が増えてくる
4月のバンクーバー


みんなの心も

天候のように

少しずつ

暖かく
穏やかに

なりますように。


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