佳日

短歌などを出来た分だけ気まぐれに。現在停止状態。スパムのフォロワーどうすれば減らせるん…

佳日

短歌などを出来た分だけ気まぐれに。現在停止状態。スパムのフォロワーどうすれば減らせるんだろう…?

最近の記事

4/6の短歌

. 満点の星に届くようと信じ 手軽な星空へ いざ水葬 . 半分の確率で成功する賭けに 失敗するのが 自己紹介 . 映える写真を求める君らなら 逆光すらもお手の物か . にじんだ夏の汗と太陽が 顔をしかめ伝う「夢は終わり」と . いつの日か 差し出してくれた水筒 真逆の今も 記憶は優しい . ここちよいかおりがする いつか 歯医者さんみたいと わらいあったかおり

    • 3/12の短歌

      . 天井に 思い描くは 6時間前と全く同じ計画 . 押し上げる 新たな白い 生命力 きれいに塗った 爪やりなおし . サイレンは てのひらにおさまっていても 聞く耳を人は 携えていない . 成長は 言わば フィルターの役割 色水の世界 透明にした . 駄々こねるほど足りないものを補塡する そんな不羈の才が欲しい . 願っても 会えないきみと わたしとは どちらが一方通行だろう

      • 3/1~3/7の短歌

        . ベターで固めた バターを塗って おいしいフリする だからすぐ死ぬ . 遠くから 来るようなもんじゃないよここ 常識内の ものしかないし . “多様性” “あなたの生き方認めます” 上から目線の 多数決 . 動かないと思って おちょくっているな 石膏像は 落ち着きがない . 「この道は どこまでも続いているよ」 (確実に進む 過信をもとに) . 君はまだ 学ラン着てると思ってた 卒業式から 一年経つのに

        • 2/13~17の短歌

          . 綺麗なのは 横顔だけなんだから 君は絵画にでもなればいい . 今日もまた 出来ないことばかり 指折り 数えて じゃんけんグーしか出せない . 君がつく 退屈そうな ほおづえは ぼくにとっては 重めのパンチ . 返された 大きなバツ印にそっと 唇重ねる これでわたしは。 . 日に日に増す 漠然とした 負い目 知らぬが仏と 煙に巻いた . 慢心が 招いた結果は 悲惨でも 知れるものある 満身創痍

        4/6の短歌

          2/8の短歌

          . 丁寧に 紡いだ言葉に 聴診器 当てるから 心して聴いて . 自転車と 広い土地とは 確保した 補助輪くれれば 走りますよ . こうこうと 夜の暗さに従わず 明かりを増やす 街の功罪 . ふくふくと 笑う人らの ほっぺたに たらふく たこやき 詰めてやりたい . 固く閉じた目が まつげを絡ませて 作り話の 幕を開ける

          2/8の短歌

          2/7の短歌

          . いつまでも どこまでも深く 沈むから 迎えにきてよ シーラカンス . 念力が 真空さえも 通り抜け 脳を 炭酸ジュースにする . わたしたぶん 無力じゃなくて 無重力 だって周りに 空気ないもの . 日が昇る だけで毎日 せかせかと 人を急がせ 愉しむのか . 目の前は 理解の出来ない 黒板で 断ってもなお 無骨な景色 . 右斜め後ろから 話しかけられると 感覚毛羽立つから やめて

          2/7の短歌

          2/6の短歌

          . 文字盤を 並べ替えたら ちぐはぐで 寝坊助だらけの 街が完成 . 君が閉めた カーテンのレール走って しれっと夢に 滑り込めたら . 酒を浴びるほど飲むまで 死ねない 贅の限りを 尽くした限界 . 月見バーガー 月を見られる 素振りなく まあるい宇宙に 放り込まれた . ぽっちゃりの アピールポイント“やせ我慢” 「奇遇ですねえ、僕もなんです」 . 空間を 変幻自在に 操って 四六時中 あなたが目の前

          2/6の短歌

          2/5の短歌

          . 若者が 我が物顔で支配する ものさえ 我が物ではなかった . 溢れ出る 怒りをメロディーにしたらば おそらくジャンルは EDM . この世の中 ニセの娯楽が多すぎて 小手先だけで やっていけそう . 親友は もうインスタに取られたし わたしは今日も 足だけ撮られる . 「昨日のご飯なんだっけ」忘れた燃料を 使いながら 思い出す . 唇を噛んで血が出る くせだから 悔しくないけど 醤油はしみる

          2/5の短歌

          2/4の短歌

          . 物足りなさに 合点がいった 磁力と魅力の等しい マグネット . どちらかといえば ウイルス対策より あくび対策で マスクしてる . うとうとと 居眠り片手に 書く呪文 覚めたとたんに 見失いがち . 追いつけぬ者 振り払い 急発進 何が待ってる そんな道に . 一時の 文系/理系に縛られる者 皆 一度 芸術に触れよ

          2/4の短歌