見出し画像

抽象的すぎて教育書には載せられない 子どもとの関係作り 

とにかく、子どもたちと遊べ。そうすれば、見えてくるものがあるよって話。

これまた大学の恩師に言われました。(前回の記事にも出てきた人ですが、大阪府の教育委員会のお偉いさんです。かなり経験と知識を兼ね備えたスーパーマンみたいな人でした。)

その人が言っておられました。

授業やって「うまくいった。」なんて思うのは、いくら経験詰んだ人でも1年に1回あるかないか。初任の君たちがそう思うことなんてまずないと思った方がいい。でも、初任の君たちには「若さ」がある。これだけは、ベテランの先生にはないもの。どんなに力を付けたとしても、「若さ」だけは、手に入らない。だから、休み時間は子どもたちとできるだけ遊びなさい。20分休みも、昼休みもできるだけ外行って一緒に遊びなさい。

と、そんなスーパーマンみたいな恩師が言うのだから(前回の記事で7年全力でやれと仰っていた人です。)7年間は騙されたと思ってやっています。

そうしているうちに、分かったことが二つあります。

子どもと遊ぶと授業が下手でもついてくる

遊んだ帰り道、
子「先生、次の時間なにー?」
私「算数やで。」
子「算数かぁ。だる。」
私「まぁ、そんなん言わんと一緒に頑張ろうや。」
子「そやなぁ、頑張るわ。」

その日もあまり納得のいかない授業をしてしまったが子どもたちは最後まで集中して取り組んでいました。いくら授業下手でも、子どもたちはついてきてくれるんです。

子どもが好きなのは、遊んでくれる先生>授業の上手い先生

私が外に出ると、
5年生(3年前に持った子どもたち)「先生、ドッジしよー。」「先生、おにごしよー」
と声をかけてくれる子どもたち。そんな子たちが、「6年生は担任の先生なってな、2年生の時、めっちゃ楽しかったって思い出と、めっちゃ怒られた思い出しかないわ!」

この前教室で、いいとこ見つけをした際、先生のいいところもしようぜと子どもたちが盛り上がり・・・(そういうのは恥ずかしいから、せんでいいと言ったのに・・・)
「外で遊んでくれる」
「一緒に遊んでくれる」
と何人もの子の声

別に好かれてるアピールがしたいのではなく、結局子どもたちって勉強嫌いな子が大半なんです。
どんなに良い授業したとしても、どんなにおもろい授業したとしても
勉強は勉強
遊びに勝るものは、ないんです。

遊んでくれる先生となら、多少嫌なこともしてくれる。
好きな先生なら、怒られても頷ける。

関係作りが一番大切
じゃあ、何をしたらいいか、遊ぶんです。

ぜひ!

今日はここまで!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?