横断組織とあるべき姿

僕は横断組織は徒党化するべきではないと思っている。
特にマーケ組織は中央集権化すると碌なことがないとさえと思う。
100歩譲って、情報共有や施策共有する分には賛成だが、意思決定までそこに入るのは正直意味がない。

なぜか。

それは各事業、各ドメインでターゲットや嗜好が異なるからだ。
そして、ターゲットと事業ポジショニングでやるべき事と為すことはフェーズによって異なるからだ。

主は事業開発や企画にある。
そこをズラしちゃいけない。
もちろん、時にマーケが事業企画よりも事業を考えて起案することもある。

事業をないがしろにして成立するマーケ組織はない。
いわばマーケ所属はマーケ所属でありながら、事業というプロジェクトと心中するくらいコミットメントを向けて、個々人がそこに汗水垂らさないと価値を見出せない。
もちろん、時には暗中模索でいろんな知見が欲しくなる。
そんな時に横断組織を頼って欲しいのだ。

そして、マーケティングの本懐とは何かを突き詰めていくと、市場創造を担えるか?だ。
ただのコミュニケーション設計ではない。

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