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あんまり読書をしない人のための本の読み方

こんにちは。てぃー(Twitterアカウント)です。

0. はじめに

私は読書をあんまりするタイプではありませんでした。
それまでの私の読書のイメージは

●文字を読むのが好きな人がする
●時間がない(時間がかかる)
●現実の体験の方が価値がある

がありました、、、
ですが、世間一般では「読書はいいぞ!」とよく言われるため、とりあえず名著と言われているものを読んだら、価値の高い考え方や学びがとーーーーっても沢山ありました。

上記のような気持ちは消えた訳ではなく、それを上回るメリットを体験できたため、私も「読書は良い!」と思うようになりました。

読書をする層の人は、読書という性質上「活字を読むという行為」が好きな人が多く、

●活字を読むの行為の読書(趣味)
●情報を得るための読書(勉強)

が混在しているようなイメージを勝手に持っています。

しかし、正直私は活字を読む行為がそこまで好きではないため、読書に趣味としての側面はあまり併せていません。なので、本記事では「読書を通じた情報を得る・身につけるための勉強」について述べていきます。

1. 姿勢

勉強としての読書に大事だなと思う姿勢について述べていきます。自分がこれまで勘違いしていた「読書=こうあるべき」のような価値観を変える内容もいくつか述べています。

○大事なのは「何を考えたか?」

読書をした時に大事なのは「何を考えたか?」「どう自分の生活や仕事に活かせるか?」であり、読むこと自体が大事ではありません。積極的にアウトプットをしていきましょう。

○何度読んでも良い

読書は1回読んだら終わりというルールはないです。大事だなと思う部分は何回読んでも良いです。むしろ、時間を空けて何回も読むことで、考えを定着させていきましょう。

○飽きたら終えて良い

この本つまんないなーっていうのをダラダラ読み続けるのは結構苦痛です。
「買ったから読まなくちゃ」という考えでつまらない感情を抱えたまま読むと、読書習慣自体へのハードルが上がり、読書をしなくなります。なので、読み途中で終了することがあっても良いです。

○熱があるうちに読み切るのも大事

上記とは逆に、「すごいこれ役に立ちそう!」っていう熱意があったり、買う前に興味を惹かれるものは即買いをオススメします。個人的な考えですが、熱意の賞味期限は早いので、中古などで安くなったら買うとかではなく、即買いをした方が、実際に読める確率は高いです。

○コツコツ続けるのも大事

「心は惹かれないけど、なんか大事そうな事が書いてある」のような本には、毎日10分3Pずつのようなコツコツ続ける方法もありです。「まとまった時間を取ってゆっくり読みたい」なんて人ほど、結局読まない印象です(暴言)。

2. 1周目の読書の仕方

○読みながら記録する

私は本の内容を要約したものをメモしながら読んでいます。その際のポイントをいくつか述べていきます。

ポイント1: この章や項目はつまり何を言ってたか?
2、3ページ読み終わった後に「ここでは何を言ってたのか?」が分からなければ情報として意味を成しません。また後述する振り返りや2周目の時に、このメモが効果を発揮します。
私の場合は出先読んだ本はスマフォのメモに書いて、後にPCのパワーポイントに一冊分まとめています。

ポイント2: アイデアや感じることをメモする
読んでいて、思いつくこと(これ、〜に使えるんじゃない?)や感じること(この考え方は無かった、大切そう)があった事はメモします。

このアイデアや感じることがある瞬間が勉強としての読書で一番価値がある瞬間なので、ここは絶対に逃していけません。

的外れもあるし、後から見たら「何だこれ?笑」みたいなのも沢山ありますが、その中に一つまみの砂金が残っています。

太宰治の名言と同じ感覚ですね。

学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。

ポイント3: 読み切ることが目的ではない
アイデアや感じることがあって、思考が読書から逸れて仕事のことを考え始めた時はそこに没頭して良いです。目的は読み切ることではなく、何か考えたり自分の生活に活かしていくことなので手段と目的が逆にならないよう気をつけてください。

◯読み終わった(読了)ときに、全体を見てもう一度まとめる

読了した段階で、もう一度まとめ直します。私は下記の項目でまとめています。

項目1: 感想(自由欄)
読みづらかった、2回目はいいかな、なんかわかんないけどめっちゃ良かった、などなど

項目2: 何を学んだか?
この一冊を通して、自分は何を得たか?というのを改めてまとめます。

○ランク付けする

自分の中での重要度(必要度)でランクを付けていきます。

3ヶ月後もう一度読む
大切なことが沢山あったけど今の自分では学びきれないから、3ヵ月後にもう一度読む
1年後にもう一度読む
分かっていることだけど、大事な気持ちや初心を思い出させてくれるので、1年後にもう一度読む
2周目はもういいかなー
既に学んだことが多く書かれている。自分にとってピンと来る情報があまりなかったので、2周目はもういいかなー

○生活に活きる目標を設定する

繰り返しになりますが「どう自分の生活や仕事に活かせるか?」が大事です。本を読んで自分の生活に活かせる目標を設定しましょう。
例) ~の考え方で今の自分の生活を見直してみる。

インプットだけで終わってしまっては意味を成さないので、生活に活かせるレベルの具体的な目標にすることによって、より勉強の質が高まります。

3. 2周目の読書の仕方

○まとめパワポを参考に流し読みをする。

「この本どんなことが書いてあったっけ?」と確認するレベルならまとめパワポを流し読みする程度で十分です。「もう一度、読もう!」と言う時には、まとめパワポを読みつつ、本文を追っていくと、既知の部分と新たな部分が区別しやすくなります。

○改めて思いついたことやメモをする

本を読んだタイミング(知識レベル、モチベーション、環境)によって、自分が役に立つ!と感じる情報は変わってきます。昔は「これが役に立つ!」って思ったけど今は当たり前になっていたり、「あー最近、これ意識できていないな」って初心に還ることもあります。

読んだ瞬間の自分が思いついたことを改めてメモしていきましょう。

○改めてランク付けをする

最初「3ヵ月後にもう一度読む」→2回目「2周目はもういいかなー」に変わることもよくあるので、今の時点の自分に必要度で評価をしていきます。

4. 補足

○積読リストには理由を書いておく

気になった本の次読むリスト(積読リスト)は、なんで気になったか?理由を書いておきましょう。いざ読むときのモチベーションになります。

◯私のオススメの本はこちら

5. おわりに

「読書を通じた情報を得る・身につけるための勉強」について述べました。自分は元々「読書はした方がいいのは知ってるけど、何かする気が起きない」というタイプが「読書はいいな」と思うようになったので、本記事が少しでも役に立ったら嬉しいです。


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