SDで全体的に暗い画像を生成させる方法

暗い画像ってどんなの？

この記事のKVに使っている画像の様なものです。
記事化のキッカケはStmicさんのこの記事から始まりました。

画面全体を暗くするって結構難しくて、有名のだとepiNoiseoffset_v2っていうLoRAを使う方法があるのですが、tileで真っ黒の画像を使うっていう方法を見つけました！
個人的には革命！
１枚目：出来た画像
２枚目：元画像①
３枚目：元画像②(tileの元)
４枚目：元画像①のopenpose pic.twitter.com/uAauCaIIQP

— Stmic | AIGirl_Photo (@AIGirl_Photo) May 20, 2023

僕のやり方は元画像を捨てるやり方となるんですけど、具体的にはこんな感じの画像を生成できます。
僕はこのやり方をlight cube技法と今名付けました。
※命名センス0でチョーダサいです😢

結論から書くと、適当にCN使ってinpaintするだけで生成できます。

やり方

1.準備

先に言っておくと、この手順は不要かもしれません。
まずは適当なプロンプトで画像をt2iで生成します。
今回は生成されたこの画像を使います。

absurdres, highres, (official art, beautiful and aesthetic:1.2), close view, 1girl, (☺:1.2), wave hair, long hair, (shining eyes:1.2), big eyes, white dress, (fractal art, (kaleidoscope:0.9), colorfield painting, (flower effects:1):1), (shine effects, seraph effects, lighting effects:1.1), <lora:flat2:-0.5> <lora:minimalistAnimeStyle_v10:-0.2> Negative prompt: EasyNegative, [ :(negative_hand-neg:1.2):15 ], (worst quality, low quality:1.4), text, monochrome, nsfw

2.CNに突っ込む

以下画像を参考に設定して生成された画像を反映します。。
画像に適当にinpaintで黒く塗ります。
※プリプロセッサはnone、モデルはinpaintです。

3.あとは生成するだけ

プロンプトもそのままで、あとはジェネレートするだけです。
その際、Seedは固定、その他にチェック入れてバリエーションの強度を0.1とか調整した方がよいです。
それで生成された画像達がこれです。

Seed固定の理由

根拠とかそういったものはないんだけど、いい感じに生成されたSeedでバリエーション0.1～で回した方が体感だけど良い結果が得られただけなんです😇
当然-1でも生成できて、2回ほど回したらこんな感じに生成されます。

今日はここまで。
面白いと思ったら是非チャレンジしてみてください🥰