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ティーカップの取っ手のおはなし
今朝のカップはマイセン。
マイセンはドイツの陶磁器ブランド
ヨーロッパ諸国で初めて
陶磁器の製造に成功した釜です。
ティーカップに取っ手を初めてつけたのも、マイセンです。
それまでは「ティーボウル」という
取っ手のないカップが使われていました。
お茶がヨーロッパに入った17世紀頃は
カップのお茶を
ソーサーに移し
「ズズズ」と音を立てて飲むのが
マナーでした。
これは日本の茶の湯を真似たもので
その姿は人々には滑稽に写り
お茶を嗜む貴婦人達を揶揄した
演劇が上演されたそうです。
今思うと、とても驚きなマナーですよね。
19世紀頃まで
ソーサーに移して
お茶を飲む方がいらっしゃったそうですよ。
今朝のお茶はTEEGさんのダージリンセカンドフラッシュ
シーヨック農園のものです。
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