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展覧会を終えて

向かい合った二枚の絵。お姫様と王子様。

「清世の展覧会」で私が一番楽しみにしていたのがこの二人の絵。
そしてこの絵がうまれた物語がとじられた限定の絵本。

会場は原宿。1月末に開催された清世の展覧会2022。「noteで成長できたからnoteのみんなにお礼を言いたい」とはじまった展覧会。noteでお名前を見かけた面々が次々と訪れていた。

私はnoteで企画された清世の路上100をきっかけに会場でもてなすお菓子の依頼をうけ、2022清世組のひとりとしてその場にいた。

ああ、本当に叶ったんだなぁと感慨深かった。以前にも書いたが私は清世さんが「展覧会をやろうと思っている」という話を本人から聞いている。

それはいつかやるのが夢なんですというようなふんわりとしたものではなくて、確実にやると決めているのがわかるものだった。

やるんだろうなとは思っていたけれどこんなに早くやるとは思わなかったというのが実際の感想で、そしてやってよかったなと思う。やる前と後で印象が変わった。以前は感じなかった強さのようなものを感じられた。

直前にご存知の通り、拡大防止のための措置が掲げられた。かといって開催が危ぶまれた…ということもなく、やると決めてるからやる。なんなら清世さん+1、2人が会場にいて、ずっとオンラインで動画配信でもやるという勢いだった。

会場選びから制作まで行った清世さんと展覧会スタッフたちの活動は展覧会マガジンに詳細にあがっている。

これは展覧会を開いてみたいとか、絵を生業に生きていきたいと思う人にとってとても身近な成功例となるだろう。

お客様、スタッフ問わず会場でもオンライン上でもこれまで知り合うことのなかった、あるいはお名前だけは知っていたけれど会うのははじめての人と話せたり、知り合えたり、それは誰かと清世さん、誰かと私だけでなくnoterさん同志が知り合うきっかけともなっていた。そこも素敵だった。

そして清世さんは皆がそうして楽しそうにしているそういう場を作るのが好きだと言っていた。

展覧会の会場はこじんまりとした広さ、そこに絵があって、ゆったりと時間が流れていて、珈琲をお菓子を手にある人はじっと絵と、ある人は来場者同志で、ある人は今日のあなたを書いてもらい、ある人はスタッフと。思い思いにすごしている様子を見ていた。

私がカフェでも宿でも何かしらお客様を迎え入れる店なりをもてたなら画家さんの絵を飾ろう。

店の一角にでもスペースを設けて展示販売しよう。店を貸し切りにして展覧会をするのもいいだろう。そんな夢も膨らむ。

清世という画家の今後の記録に残る展覧会に微力ながらも関わらせてもらえて有難かった。そしてその大切な瞬間に皆さんと一緒にたちあえて嬉しかった。

おつきあいいただきましてありがとうございました。

清世展覧会2022。清世さんの夢が叶う様子を応援していただいた皆様の夢も叶いますように。


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2022.1.29-30 各12:00-20:00 JOINT HARAJUKU 2F(東京)にて開催いたしました清世の展覧会ログです。マ…

読んでいただきありがとうございます。 暮らしの中の一杯のお茶の時間のようになれたら…そんな気持ちで書いています。よろしくお願いいたします。