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宇宙杯参加 短歌三首

俳句は一句、二句。短歌は一首、二首と数えるんですね。という程の初心者ですが宇宙杯の短歌に参加させていただきます。よろしくお願いいたします。

花筏遺る想いものせてゆく愛しきはなかげきみにひとひら
(はないかだのこるおもいものせてゆくいとしきはなかげきみにひとひら)

鶯の声に誘われ野点かな好きな茶と菓子扉開いて
(うぐいすのうたにさそわれのだてかなすきなちゃとかしとびらひらいて)

年老いた背中流すとひっそりと顔をいくども洗いて流し
(としおいたせなかながすとひっそりとかおをいくどもあらいてながし)


募集要項を読むと俳句に付句してもいいとのことなので先の二首は俳句参加から。


補足というか説明

鶯の声に誘われ野点かな好きな茶と菓子扉開いて

野点とは野外で茶を点てて楽しむ茶会のこと。
これを広い意味で野外で茶を楽しむと、とらえて外でお茶しましょうという短歌です。扉には物体と心の両方の意味をもたせています。
私は外(屋外、野外)でお茶(食事も)するのが好きです。春から初夏は特に気持ちいい季節かなと思います。「野外でお茶を楽しむ扉」が開きますように。

俳句だと意味がいかようにもとれて、短歌だと向かう道が定まるようで面白いなと思いました。

沙々良まど夏さんお誘いありがとうございました。








読んでいただきありがとうございます。 暮らしの中の一杯のお茶の時間のようになれたら…そんな気持ちで書いています。よろしくお願いいたします。