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トルコ


到着した初日、宿泊するホテルの鍵が閉まっていてスーツケースを片手にしばらく立ち往生していると背の低い老年のオーナーがやってきて開けてくれた

オーナーはイスタンブールという街(イスタンブールはアジアとヨーロッパに跨っていて、特にアジア側を)知り尽くしており、自家用のモーターバイクで案内してくれると言うが、おれは自分の足で石畳を歩きたかったのでそれを断った

ホテルには石鹸しかなく、Wi-Fiが弱かった

石畳の広場

街のそこらにテラス席があって、みんな紅茶を飲んでいる

紅茶を飲む中年男性4人(3人?)組みに声をかけられて教えてもらったレストランに夜行くとそれはそれは美味しかったこと(小さなデザートと紅茶を一つサービスしてくれた)

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アヤソフィアと名前を忘れたモスク

紅茶、トルコアイス(実は向こうのトルコアイスは素っ気なくてすぐに渡してくれる)、ケバブ、名前の知らないヨーグルトの料理

アヤソフィアでオランダから来たと言う夫婦に写真を撮ってあげた気がする

夜道

路面電車

光降り注ぐドンキホーテみたいだったグランドバザールで断ったトルコ絨毯と喫茶店で飲んだ紅茶、買ったお菓子


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天然の石灰棚に温泉が流れているパムッカレに行った

イスタンブール→パムッカレ→ギョレメ→イスタンブールの予定を立てており、夜行バスとLCCを乗り継ぐつもりでいたが、パムッカレでLCC以外の旅行チケットを失くしたことに気づき、このパムッカレで骨を埋める覚悟をした(トルコでも地方部はあまり英語が通じない)

現地の旅行代理店のお姉さんが取り次いでくれて事なきを得た時に言った"Thank you very much"がおれの人生で最も大きな感謝になるかもしれない

バスステーションで昔日本に滞在していたというイケメンのトルコ人が働く露店喫茶に入り、似顔絵を描いたところ紅茶をサービスしてくれた


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これは奇岩の街ギョレメ←カコイイ

ギョレメで出会った日本人江島さん曰くタイの風俗が良いとのことで、江島さんにご馳走になった

奇岩、伝統的な皿と絨毯

現地ツアーに同行したエルサルバドルで車屋を経営していると言う男性とエロすぎるその妻

ギョレメで帰りのチケット契約にあくせくしているとかなりファッショナブルな南アフリカ出身の医師夫婦にジャケットを褒めてもらった(メールを数通やりとりして今は途絶えてしまった)

お金が足りず乗れなかった気球

現地ツアーで出会った日本人のナリアキ君はカッコいいシャツを着ていて、すぐに仲良くなり、ギョレメを発つ夜に一緒にご飯を食べた(彼とはインスタが今も繋がっていて、大阪に遊びに来てほしい)

イスタンブールにまた帰って来て、朝はオムレツを食べ、昼は初日に行ったレストランにもう一度足を運んだ

散歩

50円で買えるファンタの上位互換

高い塔

何か成し遂げたいという気持ちと好奇心を半分ずつ抱えてトルコに行ったのだが、「成し遂げること」を「SIMカードなしで旅行すること」として設けたのは失敗だったと思う(喫茶店に入り、紅茶を飲みながらGoogleマップを覚えて歩いた)

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まだ行っていなかったエリアで入ったレストランの子羊の煮込み料理がとても美味しく、以来羊料理への興味関心が高い

この店で分けてもらった度数の高い酒

次の日は一日ホテルから出なかった(なんて贅沢な時間の使い方!)


フェリーで離島に行くことにした

フェリー内で笛を吹いて投げ銭をもらっている人がいてみんな楽しそうだった

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レンタサイクルがあったので島を自転車で一周した

そこら中を走る馬車、馬糞の匂い

風が心地よかった

ジェラート屋さんが港にいくつかあり、行列のない方に入ると向かいの店の方が2倍くらい安いことに気づいて悔しかった

紅茶とお菓子


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地下通路の観光

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手持ちのトルコリラを全て使おうと最後に行ったレストランはたぶん調べていたところの隣で、間違えて入ってしまったけれど、素敵な厨房を見せてくれた



おれは美しさを表現する語彙を持ち合わせていないのでみなさん現地に足を運んでみてください

美しい思い出を見てくれてありがとうございました

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