会津 おやじと息子の旅 1日目

小6の息子と二人旅。どこに行くか思案。
歴史、戦争、建築に興味を持ちだしたので、考えた末に会津に決定。

近所の尾久駅から三時間ジャストで到着。楽天ポイントで無料で泊まれるホテルで自転車を二台借りて出発。

今年は戊辰戦争から150年という節目だそう。いいときに来た。鶴ヶ城天守閣に登る。そのなかはたくさんの展示があった。

自分の知る会津藩の歴史は、司馬遼太郎の「竜馬がいく」に出てくる禁門の変くらいのこと。

展示をみることで、会津藩の状況が手に取るように分かり、一気にイメージが膨らんだ。

息子は、白虎隊の少年たちが城が陥落したと勘違いして自刃している絵の前で動かなくなった。

連れてきて良かった。

次に、実際に自刃した飯森山へ自転車で向かう。

白虎隊の墓の横に、イタリアとドイツから昭和の3年と9年にそれぞれ贈られた碑が建てられていた。

どちらも白虎隊の精神に感動してとのこと。戦争の足音が聞こえてきた時代、日独伊同盟の国から贈られてきたという時代に思いを馳せる。

山を降りかけると、近所のかたに「絶対に行ってきて」と言われた「さざえ堂」があった。

さざえの中のように、螺旋状のスロープを登り下るのだけれど、それがひとつの円筒の中にあって交わっていない。

息子はこの形状に興奮して、これをマインクラフトで作りたい!と目を輝かせていた。

今日の社会科見学はこれで終わり。
あとは会津若松駅となりのかけ流し温泉、親子二人で600円で汗を流しホテルへ。


夕飯はどの店も、チェーン店さえ満席。歩き疲れて宴会場のようなところで、食べたのであった。