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Google Mapと、距離感

スマホがなかった頃、自転車や徒歩の旅には地図を持ち歩いた。

スマホになってからは、GoogleMap。
地図は持ち歩かなくなった。

最初の頃、感動したのはルート。

行きたい目標を設定して徒歩でのルート検索をすると、最短のルートを提示してくれること。

自分では思いもよらなかった、道があることすら気づかなかった細い道を歩くことができる。絶対に一生通らないであろうルート。最短距離なのに寄り道をした気分になれる。

さて、GoogleMapを使っていると、毎回「あれっ」と思うことがある。

距離を測定してくれるのだが、表示された距離をもとに歩いていても、自分の予想時間では着かないことが多い。20km歩くとすると、時速4キロで計算して、食事や休憩、寄り道などでプラス一時間、さらにそれ以外に一時間プラスしないと着かない。

「随分歩くのが遅くなったなぁ」と毎回感じるのだが、本当にGoogleMapの距離は合っているのだろうか。

最近、目的地を決めて検索するのではなく、出発地から目的地まで、ルート上に小さく点を打っていくことで、最終的な距離が測れることを知った。

これで歩いていても、まだ計算された距離と、自分の距離の感覚に隔たりがある。

国道を歩いていて、GoogleMapの距離と道路表示板のキロ数が違うこともある。

ところで、今度の11/3(祝)は1日フリーになったので、少し自転車で遠乗りしたくなった。(帰りは電車)

今年はこれで遠乗りは最後かもしれない。

候補は幾つがあるが、そのうち1つは横須賀だ。

自分の記憶では70km。

Googleで測ったらなんと60kmしかなかった。

「いや~、前回結構辛くてあれで60kmだとしたら、自分の体力ヒドイな…」

自分が週末に自転車でよく走る、おおよそ山手線一周がアップ・ダウンありで45kmくらいあると思っているが、それに15km足しただけとは思えない。

そうだ、いつも山手線一周を走っている時のルートを、GoogleMapの点を打つ方法で測ってみよう。

すると40kmほどだった。

えっ、おかしい。

昔、山手線を夜中に歩いて一周していた人たちが、40kmちょっとあると言っていた。

自分の山手線一周ルートは、それより一割くらいは膨らんだ円を走っている。

今度は「山手線一周 徒歩」で検索してみた。

電車の線路で、35km。

このリンクの徒歩ルートで41km。

徒歩ルートより少し膨らんだルートを走っているので、自分のルートが45kmなのは、あまり間違ではないようだ。

とすると、GoogleMapが計算した40kmとは5kmの差が出ることになる。1割強。

グーグルが計算した25kmを歩いた時、30kmくらい歩いた気になったのも(時間的にも)、そう考えるとピッタリだ。

この際、単位をkm(キロメートル)ではなく、gm(グーグルメートル)で考えたほうが良い。

自分の山手線一周が40gmで、家から横須賀までは60gm。

走行距離が1.5倍であることは間違いないだろう。

前の日に飲み過ぎず、きつい向かい風でなければ、ゆっくり1日コースで走れるだろう。

ここ↑がゴールなんだけど、イベントをしているみたいで、混んでそうだなぁ。

前、持ち帰りのパックの寿司が旨かった。

行ってきます。

追記 GoogleMapの精度は高いようです。お騒がせしました。