閑話休題|流行に関係なくコンデジで撮影してます、という話
最近、オールドコンデジが密かに流行っているようですが、筆者が今現在、撮影に使用しているのはSONY Cybershot DSC-WX800という、古すぎもしないが最新でもない、とりたてて特徴がある機体でもない、というなんとも微妙なコンデジです。
写真を撮り始めた頃も現在も、高価な機材をそろえられるだけの経済的余裕はなく、「良い写真は機体の価格、レンズ性能で撮るものではないッ!」という、半ば負け惜しみのような信念で今も撮影していますw
ちなみにモノクロ写真にしているのは、機体の色の再現性がイマイチなのと、「映え」やら「エモい」やらという表現を追いかけたい訳でもないので、色彩表現はバッサリ捨てたという経緯があります。
色を捨てたことで光の流れと主題の表現に専念できるようになったので、それで正解だったかなと、現時点ではそう考えています。
2000年代のコンデジ最盛期より少し前~最盛期ではLOMO、HOLGA、Dianaといったローテクなフィルムカメラ、トイカメラがカウンターのように流行りましたが、かつての最新鋭だったコンデジ達がカウンターカルチャーとして現在フォーカスされている、というのも面白い流れだと思います。