0403SONY インターバル用レリーズ

私はインターバル撮影、いわゆるTimelapseという動画を趣味で作っていたら、いつのまにか仕事でも依頼されるようになり、これまでも結構なタイムラプス動画をつくってきた。

CanonやNikon製のカメラであれば本体機能としてインターバル撮影が可能なのだが、初期のSONYの一眼にはその機能はついておらず、サードパーティーのレリーズを使うことでインターバル撮影が可能になっていた。
今回はそのレリーズ、つまり何秒間隔で何枚写真をとるのかを外部から制御するリモコンについてだ。
私が撮影するタイムラプス動画は星景が多いので、夜中を通して撮影することが多い、等間隔で何枚も何枚も撮影したものを、後で1フレーム1枚として動画にしていくと、星が流れていくような動画になる、最近ではテレビ番組などでも目にするのでメジャーなのではないだろうか。

スクリーンショット 2020-04-10 18.23.46


この星景タイムラプスの件については話したいことが山ほどあるので、今回は割愛するが、このレリーズどこからどうみても怪しい機材なのである、純正品がない為にしょうがないのだが、すごくニッチな業界のようで、深センの電気街に売ってそうなままのものである。あやしいがちゃんと動作はする。数年前までは供給量が少なかったのかAmazonでもSONY対応のレリーズはすぐに売り切れてしまっていて中々買えなかったが、今みてみると在庫あるようなので、安心して買えるのかもしれない(自己責任でお願いします。)

https://www.rowa.co.jp/

このレリーズまず基本的にOFFボタンがない。そんなバカな機材があるかと思うが、真面目にないのである。そしてめちゃくちゃ電池が持つ。半年くらい使っていなくても普通に画面が表示する。
そのそもそんなに消費しないのかもしれないが、置き時計レベルで長持ちする。
星が綺麗なところは山の上が多いので寒い中撮影することも多い、私は寒い場所は苦手なものでカメラだけ放置して撮影していることが多いのだが、先日このレリーズがすごい状態になっていた。

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おわかりだろうか、霜がビッチリついているのである。
電池を使った機材である、さすがにこれはいってしまったかと思い近づいてみると。。。

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しっかりと動いていた!! 
健気に時を刻み、均等にカメラへのレリーズ信号を送り続ける姿はもう涙なしには見れない(自分が置きっぱなしにしたのだが)
いつもは三脚に引っ掛けて空中になっているのだが、この日は地面が近かった為芝の上に置きっぱなしにしてしまい、そこから出た水分が冷えてレリーズの周りに霜がついたのだと思う。
このあと日光による自然解凍を行い、変わらず問題なく使える状況になっている。
この値段でこのタフさ、是非おすすめというか他に選択肢がないのでソニーでタイムラプスをやってみたい人がいたらどうぞ!

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