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0324 DRAWMER DA-6

今日はいつも通り機材に戻ろうと思う。
DRAWMER DA-6 である。
本体に書いてある通り、Distribution つまり分配器だ。
使いやすい1Uサイズの音声分配器、これがかなり重宝する良い機材である。

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背面を撮り忘れてしまったが、全てXLRキャノン入出力でステレオで1IN6OUTモノだとその倍になるが、それだけのコネクターを1Uサイズに入れ込んでいる。
確かに構造的にはシンプルなものであるが、パラBOXで分配するよりも絶対的な安心感がある。
まず入力出力レベルを確認できるメーターがついているということである。
これにより入力はもちろんのこと、Out側で送出先の機器に合わせてレベルを調整することができる、しかもそれぞれのoutの音声を検聴することができる。これは多数のデッキなどに収録する際や音声管理の点で非常にありがたい。
またこのメーターが意外にショボくなく必要十分のレベルが視認できるという点も忘れてはいけない、良くあるメーターがしょうがなくつけました程度のドットが5つくらいしかないものだと、信号が来てるかどうかはわかるが、レベルまではとる事ができず、割れなかったからいいか、、、という妥協点で終わるところをしっかりとプロ使用に適うものにしてきている。

更に1〜6のアウト側でステレオなのかモノoutなのかの切り替えボタンが付いているということである。
これはステレオMIXが欲しいのかモノラルパラで欲しいのかOut側の希望で分けれるという機能まで盛り込んでいる。
もちろんステレオの場合のLRバランスもOut側で自由に変えれるのである。

よく使うのが記者会見などでのプレス向け音声分配などだ、簡単な記者会見などはステレオに分ける必要もないので、モノ使用で12chつまり12社分のアウトが出せる。相当注目されている記者会見じゃなければ1台で十分間に合う。
他にもタイムコードの受けとして普通のミキサー入れるとオペ卓が狭くなっちゃうな。。。みたいな時でも1Uのスペースを生かしつつレベル調整もできるDA6は重宝する。
タイムコードもリーダーに一応送って確認したいこともあるので、結局分配する必要が出てくることが多いのでこれ一台で十分なのである。

うちの会社も出番が多いため6~7台は常時運用している。
もちろんパラBOXで済む現場も多くあるだろうが、より安心安全の為にはDA6を入れてみるのはいかがだろうか、まだまだアナログ音声も使われていくはずなので、1台もってて損はしないと思う。

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