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変化を受け入れ、自分主体で行動するまで

はじめまして。TCS認定コーチのAYUMIと申します。

新卒から不動産会社に勤務し9年目。昨年一人目の育児休業から営業職で復帰し、現在は事務職をしています。今回は私がコーチングに出会い、気づいた変化についてシェアしたいと思います。

 これまで職場ではチャレンジさせてもらえる環境に営業職としてやりがいを感じていました。しかし育児休業から復帰後、初めての変化を受け入れられないまま事務職へ異動することに。その後自分を立て直すためにトラストコーチングスクールを受講。自分と向き合う中で変化に気づき、受け入れ、今自分主体で行動し始めています。この記事が様々なステージでの変化を迎える方へ届けばと願います。

1.過去の自分を大切にしていたことに気づく

私がトラストコーチングスクールに出会い、自分と向き合う中で最初に気づいたことは、過去の自分を大切にしていたことです。営業職で復帰した当時は、組織に属する以上「自らの行動で切り開いていく過去の自分でないと必要とされない」と思っていました。

私の営業職でのやりがいは「結果がすべて」「自分の行動が直接結果に反映される」というわかりやすい目標設定があること。またそれらを達成していく上司に魅了され、どんな状況も「自ら切り開く価値観」で新規開拓や折衝をこなしてきました。

営業職に就いて3年後、出産/育児休業を取得。必要最低限の外出に、大人との対話も減りましたが、子どもと過ごす日々は幸せに感じていました。一方で社会から突き放されたような感覚に不安になることも。そんな中営業職として復帰を任命されたときは、嬉しさと自分への期待に思ったことは「やっと元の自分に戻れる」でした。

いざ復帰してみると想像をはるかに超える現実。子どもと向き合うことが中心だった私は、社会という場で人と話すという、当たり前のことができなくなっていました。思いを言葉に出来ず相手を困らせたり、沈黙になることもしばしば。ブランクだと認めたくないため「わからない」が言えず、いつも「わかったように」振舞うことが精一杯だったのです。

その時の気持ちは「上司や自分の期待を裏切りたくない」「元の自分のように結果を見せなければならない」でした。また周りからの応援の言葉も、「早く元の自分に戻らなくては」に変換。そんな逼迫した日々は続かず事務職に異動することになります。

その後自分を立て直すためにトラストコーチングスクールを受講。「自分を信頼すること」が土台だと知り、対人関係や周りの目ではなく、今の自分に目を向けることにしました。次第に「なぜ過去の自分でないといけないのか」そんな疑問が浮かんでくるなど、過去の自分にばかり目を向けていることにも気づくようになりました。

2.価値観の変化

1.の気づきからもう一つは「元の自分とは価値観が変わっている」ということです。きっかけは「仕事でのチャンスを成功させる=元の自分を取り戻すため」と自分を追い込んだことでした。これまでの「周りや自分の期待に応えるために自らが切り開いていく価値観」は、復職後には「自分や家族のためにどんな私で在りたいかという価値観」になっていたのです。

これらに気づき認めるまでには、沢山の自分と向き合う時間が必要でした。その過程では過去の自分に感謝する時間も。そして「これからどうしたい?」と未来に向けて内省することの繰り返しが最近は楽しいです。価値観の変化を見逃さぬよう、自分の気持ちを客観視する視点は、立場やステージに関わらず大切なのかもしれません。

3.自分主体で行動している実感/今後について

 2つの経験/気づきを得るまでに私が実践したことは、自分の気持ちをノートに書くことです。言語化したことを振り返るだけでも客観視となり、状態を知る/新たな気づきがありました。よって自分主体へと行動が変わったことを実感し始めています。

また仕事上従わなければならないときは、話の意図を考える/視点を変えてみる/それに対する自分の意見を伝えてみます。対話を意識することで、上司や同僚視点の意見がもらえるチャンスだと捉えるように。そして共感点が少ない人に対しても意見が言えることを実感しています。もしかするとアイデアを生み出す秘訣かもしれません。

職場では「お互いが組織のために成長し、貢献すること」を目的に、自分を信頼し変化を楽しめるようになりました。今後は会社員の方を同じ立場で応援したいと思っているので、少しずつ形にしていきたいと思っています。

この記事を書いた人

AYUMI

1989年生まれ/京都府在住/2歳児の母/会社員/TCS認定コーチ。育児休業から復帰後、自分を立て直すためにトラストコーチングスクールを受講。コーチングを自身や職場で体現し、目標に向かって進む母として家族をチームワークで引き上げ中。今後は会社員×コーチとして会社員の方を応援するため活動予定。


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