見出し画像

イライラを気づきで変える!仕事が楽しくなるためにやってみたこと

初めまして!

派遣社員として働く奈央です。人間関係に悩んでいたときにTCSに出会い、今までは嫌な人からは避けることが正しいと思っていましたが、コーチングを学んで、決めつけや思い込みの中で過ごしていたことに気づきました。その気づきから、徐々に人と接することが楽しくなりました。

コーチングを受けて変わった、職場でイライラしている人に向けて私自身が実践した内容を伝えていきます。

イライラいっぱいで毎日楽しくない…

派遣社員として働いている職場にいる男性社員。3つほど同時進行で頼まれていた仕事がありましたが、いつも「これ修正して」とどの資料のどの部分なのか、忙しそうに持ってくるので、毎回分からないまま仕事をしていた日々。

正直聞き返すのも「面倒だな。話しても通じないし」と思い、自分で調べ該当の場所を修正する毎日が続いていました。派遣と社員という立場の違いから、意見を言うことが悪いことだと決めつけていたため、何も言わずに「分かりました」と言い我慢ばかりでした。

でも、コーチングを学んであらゆる面から考える視点が少し増えたことで、違和感を感じることがありました。「どうし立場が違うだけで意見を言うことがダメなことなのか?」それと同時に「私はどのように仕事ができると気持ち良く仕事が出来るのか」と自分が何を望んでいるのか考えました。でも、すぐに行動が変えられる訳ではありませんでした。

弱音がもたらした変化

仕事が一段落した時に、ある男性社員の方があまりにも仕事を振られている私の様子をみて、心配して声をかけてくれました。受けていた仕事が終わった安心感もあって、「なかなか辛かったです」とつい弱音が出てしまった。

2週間後、男性社員の上司の方にこそっと呼ばれ、話がありました。仕事を振った男性社員は振った量がその納期までにできると思い込んでいることや、できないことを言わないとまったく察することができないと、男性社員についての情報を教えてくれたのです。そのときに、私は相手が当たり前のように分かってくれていると思っていましたが、なにも伝わっていなかったことに気づきました。

きっかけから得た学びの大切さ

1つ目のきっかけは、私の「弱音」。

私の中では今まで「弱音=わがまま」だと思っていました。それに、子どものころから「弱音はかっこ悪いこと」だと教えられていたことも原因だったかもしれません。だからこそ、どんなに自分がイライラしても我慢することで、事を荒立てることなく、周りから嫌われることなく、仕事ができると感じていました。

でも、コーチングを受けて、私にとって「弱音」と「わがまま」の定義がそれぞれあることに気づくことができたのです。

・弱音「相手のために、自分のためにこれからも成長したいと思う気持ちがある」
・わがまま「相手のことを考えずに自分勝手に言いたいことを言う」

弱音の中には、成長したいと思う気持ちが隠れていたことに気づくことができました。仕事が終わって一段落して安心した気持ちもありましたが、伝えてもいいなと思えた。

きっかけの2つ目は、どのように仕事を頑張りたいのか。

中々すぐに答えが出ませんでしたが、同じ派遣会社の同僚とたまたま話していたときに、自分の中で「これだ!」という答えがありました。それが、立場の違いがあっても仕事をする一人として「仕事でのミスを減らしたい、イライラせずに気持ちよく仕事がしたい」とずっと思っていたこと。

それに私は常に相手から良いように思われたい気持ちがあったのも確かです。そのプライドが邪魔して「立場が違うから」と理由をつけて、自分を正当化していたのかもしれません。

イライラから楽しさへ。気づきが変えてくれた2つの変化

行動を変えた結果、徐々に周りの環境を変えることができました。

1つ目は、周りの社員の方や同じ派遣社員から話しかけられることが多くなったこと。

世間話や仕事の内容や愚痴を聞く機会が多くなりました。伝わらず相手に対してイライラしているとき、周りと話すことがほとんどありませんでした。その原因が、イライラしているときは男性社員にエネルギーが使われ、相手を決めつけた視点でしか、話せていなかったからです。しかし、伝え方が分かり、自分に対してもイライラせずにいれることで、周りにも目を向ける余裕ができました。会話が増えることで、困っていたことがあると、助けてもらえることも増えました。

2つ目は、今までよりも仕事に楽しく打ち込めるようになったこと。

以前だと、話が伝わらず依頼の内容さえわかりませんでした。でも、相手から良いように思われなくても良いと思ってからは、話した内容を一度整理し詳しく聞くようになると、修正回数を大幅に減らすことができました。特に数字で詳しく説明するなど工夫することで、相手に伝わることが多く、仕事も楽しめるようになったのです。そして、以前よりも他の部署の方と連携も取れるようになったので、急ぎの仕事もスムーズに対応できるようになりました。

まとめ

私の中で、コーチングを受けたことで、自分が今まで気づかなかった「視点」に気づくことができました。それと同時に自分の伝え方では全然伝わっておらず、自分で自分を苦しめていたことも。

派遣社員という立場の違いがあっても、すべて「分かりました」と言わなくても「どの部分の修正ですか」と聞きながら、仕事の効率も上げていくことも大切だと実感しました。

自分自身を見つめ直すきっかけをもらったコーチングを、これからも学び続けていきます。そして、私と同じように人間関係で悩んでいる人に、「もしかしたら、これで少しは良くなるかも」と小さなきっかけに気づいてもらえるように、言葉で伝えていきたいです。

この記事を書いた人

奈央

TCS認定コーチ/派遣社員。人間関係で辛い経験をした過去があり嫌な人は避ける!が当たり前。でも、TCSに出会い、コーチングを日常で実践すると、人間関係が徐々に良くなるのを実感!今では人と接するのが楽しくなった。私と同じ人間関係に悩む方に手を差し伸べられるコーチになれるように、現在も日々勉強中!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?