見守る・手放す・見極める 働きながらごきげんママを続ける秘けつ
こんにちは。マザーズコーチングスクール副代表でTCS認定プロフェッショナルコーチの川越くみです。
2021年9月に、マキノ出版様より「ごきげんママのハッピー子育て術」を出版させていただきました。白崎あゆみコーチの「子どもの自己肯定感が高まる天使の口ぐせ」に続くマザーズコーチングスクール監修第2弾の本です。
この本は、働く親御さんに是非読んでいただきたい内容なので、本を書いた思いを記したいと思います。
1.働くママが抱えているのは"すぐに解決しにくいこと"へのストレス
「ごきげんママのハッピー子育て術」というタイトルを見て、そんないつも「ごきげん」でいられないよ・・・と思った方、少なくないのではないでしょうか。
何を隠そう、そんな私も不機嫌な時がもちろんあります。人間ですから。
特に、働きながら子育ても家事もこなしている親御さんというのは、小さなストレスが徐々に溜まって、結局、何に不機嫌になっているのかわからなくなり、余計にイライラしてしまう・・・ということが多いかもしれません。
マザーズコーチングスクール(ペアレンツコーチングスクール)にも、たくさんの働く親御さんが受講しにいらっしゃいます。
皆さんのお話を聴いていると、いろんな罪悪感で自分を責めてしまうという方が多いことに気づきました。
本の中には、受講後にマザーズコーチングスクールの講師であるマザーズティーチャーの資格を取得した皆さんの事例をたくさん掲載させていただきました。
講師である私達も、子育ての中で毎日学びの連続です。
この本では、そんな私達の心が少しでも軽くなり、ごきげんの状態が今よりもちょっとだけ多くなるように思いを込めて書かせていただきました。何かヒントになると嬉しいです。
仕事と子育ての両立は、たくさんの方が悩んでいらっしゃいます。
子育てでストレスが溜まったら、仕事にも影響するし、逆に、仕事でストレスが溜まったら、子どもとのコミュニケーションにも影響しかねません。
ある調査でこんな結果が出たそうです。
この結果を見ても、すぐに解決しにくいことにストレスを感じていることがわかります。
2.不安を小さくするための3つのポイント
本には、不安を小さくするための3つのポイントを書いております。
「見守る」「手放す」「見極める」
これは、対子どもだけではなく、子どもを育てる環境において関わる全ての人が対象のキーワードです。
例えば、「見守る」は、
・子どものそのままの姿を見守る
・変わっていく自分を見守る
・周りの人をスルーして見守る
・周りに捉われずに見守る など
パートナー、親、先生、ママ友、同僚、上司……ストレスは、子育てだけではなく、子育てを通して様々な人間関係が絡んでいます。
そして、その人間関係の中で私達は「自分は、こうあるべきだ」という思い込みを作って生きてます。
それは、お守りであり不安を作る要素にもなっています。
私たち親は、正解のない子育ての中で自分なりのゴールを見つけようと必死です。ですが、なかなか答えが見つからない。
そんな自分が歯痒くもあり、「これで良いんだろうか」「間違ってないだろうか」と不安が蓄積して、それが不機嫌になるキッカケを作っていたりします。
本の中には、そんな自分を知った上で
何を見守って、何を手放して、何を見極めるかを書きました。
そして、その上で、見逃している小さな幸せを見つけてごきげん率を上げるためにハピネスマイルノートをオススメしています。
3.ごきげん率を上げるハピネスマイルノート
仕事も子育ても頑張っていると、心のゆとりが無くなり、ついつい無いものねだりになりがちです。
ですが、きっと小さな幸せがあったはずです。
1日の中で3分でも良いのでふと振り返り、嬉しかったこと、楽しかったこと、気づいた小さな変化などを記していくノートです。書くことで、気持ちの整理がついたりして心のゆとりが出てきたりします。
このハピネスマイルノートを実践された方のお声をご紹介しますね。
など、嬉しいお声をいただいております。
ハピネスマイルノートは、幸せを貯めていくノートです。
書く時は、嫌なことは書かないので、きっとニンマリしながら書いていると思います。
子育てのことだけではなく、仕事でちょっと嬉しいことがあった時など何でも良いのです。
ノートだけでなく、スケジュール帳や、スマホのメモ機能、LINEなど、続けやすい方法で、是非一言から始めてみられると良いですよ。
最後に
私の娘は現在高校一年生ですが、最近ふと思うのです。
小さい頃、働きながら子育てする中で、バタバタしながら、「もっと自分の時間が欲しい」とかしょっちゅう思っていましたが、今になって振り返ると、短い時間の中でも、もっと非効率の時間を一緒に真剣に楽しめば良かった……と感じています。
思い出せることが少ないのが悲しくなることさえあります。
マザーズコーチングスクールに出会ったのが、娘が小学4年生の時でした。それから、私の考え方や捉え方も随分変わり救われた気がします。
もっと早く出会いたかったとも思いましたが、これもタイミングですね。
本との出会いも同じだと思います。必要な方に、必要なタイミングで届いてくれたら、嬉しく思います。
この記事を書いた人
一般社団法人トラストコーチング研修講師
マザーズコーチングスクール副代表
TCS認定プロフェッショナルコーチ
ナーサリーコーチング九州エリアリーダー
大手飲食店経営企業にて社員教育チームを経て、地元でカフェ起業をサポートするかたわらコーチングと出会う。
「マザーズコーチングスクール」で、全国初のトレーナー(ティーチャー資格者を育成する役割)となり、全国で1500名を超えるティーチャー資格者たちの育成にも取り組み、現在、副代表を務める。
約700名が在籍する一般社団法人トラストコーチング認定コーチの中で、6名のみが保有するTCS認定プロフェッショナルコーチ資格を持つ一人。
経済産業省や、大手メーカーや医療機関、行政機関などのリーダー育成研修や講演で各地を回っており、ナーサリーコーチングでは、幼稚園、こども園、保育園などで職員向け研修をしている。
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