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真夜中の戯れ
私は 君は 僕は 彼は 彼女は
そんな言葉を転がしながら次に浮かんでくるものを探るのが好き
今日はどんな言葉が浮かんでくるかな
私は彼を知らない
— プラクーチェ@ソーシャルイベントプランナー兼ベビーシッター (@tcooce) November 24, 2019
でも彼を知っている
遠くから見る彼は力強く美しく気高い
そんな彼の声を私は知らない
だから彼の呟きを見たとき
あ、こんなふうに話すんだって思った
彼をひとつ知ることができた
ただそれだけ
今日もまた彼は力強く美しく気高い
君が見つめるその先に一体何があるのだろう
— プラクーチェ@ソーシャルイベントプランナー兼ベビーシッター (@tcooce) November 24, 2019
いつもいつも見つめるその先に
僕はどれだけ見つめたら君の視界に入れるのだろう
ばかげたことだとは思うけど
僕は知りたい
君の見つめる先を共に見てみたいそう思ってしまうのだ
見上げる空は眩しくて思わず目をつぶってしまうけど
— プラクーチェ@ソーシャルイベントプランナー兼ベビーシッター (@tcooce) November 24, 2019
本当はその眩しさに酔いたくて
溶けたくて見上げているなんて
誰にも言えない私だけの秘密
あぁ、キラキラした空に溶けてしまえたらどんなに素敵かしら
そんな心の声をしまい込んでまた歩き出す
あの日、君の襷は繋がらなかった
— プラクーチェ@ソーシャルイベントプランナー兼ベビーシッター (@tcooce) November 24, 2019
泣き崩れる君の元へ駆け寄る時に一瞬だけ
僕じゃなくてよかったと思ってしまったんだ
それに気づいた僕は
その時から
僕を責め続けた
君が君を責めるように
僕は僕を責め続けた
僕は僕を嫌いになった
大人になった今も僕は僕を許せなかった
表面だけを繕った就活はうまくいくはずもなくバイトで凌ぐ日々
— プラクーチェ@ソーシャルイベントプランナー兼ベビーシッター (@tcooce) November 24, 2019
暇つぶしに覗いたSNSで気になる会社を見つけた
そんなに大きくない会社だけど
何故か惹かれた
勢いで連絡してみたら面接だけしてくれることになった
トントンと進む話にうわの空
いつもみたいに繕った履歴書を書き上げる
僕は喋った
— プラクーチェ@ソーシャルイベントプランナー兼ベビーシッター (@tcooce) November 24, 2019
君がどれだけ努力してきたか
君があの試合にどれだけ懸けてたか
君がどれだけ悔しかったか
鍵をかけていたはずの想いが一気に溢れあれだけやった訓練なんてどこにいっちまったんだか
主語も述語も起承転結もあったもんじゃない
溢れ出る君の面影が止まらなかった
結果は後日というお決まりのセリフで我に返った
— プラクーチェ@ソーシャルイベントプランナー兼ベビーシッター (@tcooce) November 24, 2019
やっちまった
やっちまったけど、悪くない
どこかスッキリした気持ちで会社を後にする
アイツと飲みたいな
卒業以来見ることのなかったアイツの番号を探し出す
「もしもし」
変わらない君の声を聞いて僕の時間は再び動き出す
最後までお読みいただきありがとうございます。プラクーチェの活動を知っていただく機会となったら嬉しいです。