LINE公式アカウントのあいさつメッセージとは？活用事例を紹介！
LINE公式アカウントのあいさつメッセージとは、LINE公式アカウントを新たにフォローしたユーザーに自動的に送られる最初のメッセージのことです。
LINEを追加したタイミングで送られるので、ユーザーの関心度も高いため、上手に活用することで大きなメリットが得られます。
しかし、初期設定では定型文が送られる設定になっているため、ご自身での設定変更が必要です。
そこで今回の記事では、
LINE公式アカウントのあいさつメッセージとは？
LINE公式アカウントのあいさつメッセージを設定すべき理由
効果的なLINE公式アカウントのあいさつメッセージの作り方
LINE公式アカウントのあいさつメッセージの活用事例
を解説していきます。
これからLINEを活用していきたい企業やLINE運用の担当者は、ぜひ参考にしてください。
LINE公式アカウントのあいさつメッセージとは？
繰り返しですが、LINE公式アカウントのあいさつメッセージとは、LINE公式アカウントを新たに友達追加したユーザーに自動的に送られる最初のメッセージのことです。
つまり、あいさつメッセージは、ユーザーの関心度が最も高い状態のときにアプローチできるため、重要な宣伝・販促ツールといえるでしょう。
例えば、飲食店の公式LINEで、LINEを追加した際のあいさつメッセージで「ビール1杯無料クーポン！」というものが送られたらどうでしょうか？
新規顧客の獲得にも繋がったり、「今後もお得なクーポンをもらえるかもしれない」という期待感からブロックされにくくなります。
このように、LINE公式アカウントのあいさつメッセージは活用の仕方次第で、企業に大きなメリットがあると言えるでしょう。
LINE公式アカウントのあいさつメッセージを設定すべき理由
それではさらに、LINE公式アカウントのあいさつメッセージを設定すべき理由をご紹介します。
LINEのあいさつメッセージは読まれやすい
LINEのブロック率を下げることができる
それぞれ解説していきます。
１.LINEのあいさつメッセージは読まれやすい
LINEのあいさつメッセージはユーザーに読まれやすいため、適切に設定しておくことが重要です。
なぜなら、ユーザーはフォローしたタイミングが最も関心度が高く、 その後徐々にアカウントに対しての興味が薄れていき、ブロックも増えてきます。
そのため、あいさつメッセージにてユーザーが興味を持ち、反応してもらう事が、 短期的にも長期的にも効果的といえます。
想像する通りですが、何かの商品やサービスのLINEに友達追加した時は、「どんなLINEが送られてくるのかな？」と興味が湧いている状態です。
つまり、最も読まれやすい最初のあいさつメッセージにおいて、効果的なメッセージを設定しておくことは企業のLINE運用の成功と失敗を分ける重要な点だと言えるでしょう。
2.LINEのブロック率を下げることができる
LINEのあいさつメッセージを設定すべき理由の2つ目は、LINEのブロック率を下げることができる点です。
実は、多くのユーザーはLINE登録後のしばらくするとブロックしてしまいます。
そのため、最初のあいさつメッセージでユーザーにメリットがあるコンテンツを配信して反応を得ることで、ブロックされにくくなります。
LINE公式アカウントのあいさつメッセージを少し工夫するだけで、長期的なブロック数が大きく変わるため、効果的なあいさつメッセージを設定することが重要です。
効果的なLINE公式アカウントのあいさつメッセージの作り方
それでは、具体的に効果のあるLINE公式アカウントのあいさつメッセージの作り方のポイントをご紹介します。
ポイントは、以下の通りです。
ユーザーが何を求めているか考える
ユーザーに魅力的なコンテンツを用意する
最も伝えたいことを演出して強調する
ユーザーが見やすい配置を考える
1つずつ解説していきます。
1.ユーザーが何を求めているか考える
まずは、LINEに登録するユーザーが「何を求めているか？」ということを考える必要があります。
そのためには、ユーザーの状況を想像することが大切です。
例えば、飲食店に来店したユーザーが店内POPを見てLINEを登録したとします。
その場合のユーザーは、
ご飯を食べる前でお腹が空いている
ご飯を食べた後で満腹感がある
飲み会の場所に使えないか想像している
など、という状況があったりします。
その状況のユーザーがLINEに追加した際に「LINE登録特典でデザート100円引き！」というクーポンが配信されたらいかがでしょうか。
そのままデザートの注文をするユーザーが一定数いることでしょう。
このようなイメージで、ユーザーの状況を深く想像することで、適切なLINEあいさつメッセージのアイデアや施策が思いつくようになります。
2.ユーザーに魅力的なコンテンツを用意する
続いて、ユーザーにとって魅力的なコンテンツを用意することも重要です。
ユーザーの状況をしっかりと踏まえた上で、「ユーザーが魅力的に感じる配信は何か？」ということを考え、魅力的な配信を用意しましょう。
先ほどはクーポンを例に挙げましたが、クーポン以外にも
アンケートに答える形の診断ゲーム
お得な特典のプレゼント
ユーザーに役立つ情報プレゼント
など、様々な魅力的なコンテンツがあります。
こちらは、後ほど活用事例としてお伝えさせていただきます。
3.最も伝えたいことを演出して強調する
魅力的なコンテンツが決まったら、最も伝えたいことを強調した見せ方が重要です。
例えば、「10%OFFクーポン」を配信するのであれば、しっかりと目立つ場所に配置をして、ユーザーが視覚的にお得感を感じてもらう必要があります。
せっかく、魅力的なコンテンツを準備していても、しっかりとそれがユーザーに伝わる見せ方をしなければ機会損失が発生してしまいます。
細かいことですが重要なことですので、対応するようにしましょう。
4.ユーザーが見やすい配置を考える
4つ目は、ユーザーが見やすい配置を考えることです。
LINEのメッセージ配信は吹き出し（縦にコンテンツ)を3つ〜4つ設定できま す。しかし、ファーストビューで表示されるのは、一番下の吹き出しからになります。
そのため、LINEを開いた瞬間にユーザーにとってのメリットが何なのか 反映されたコンテンツやデザインにすることが大切なのです。
例えば、せっかく魅力的な演出をしても、吹き出しの1つ目に設定してしまうと、ユーザーに適切に内容が伝わらない可能性があります。
このような細部なことにも注意しながら、LINEのあいさつメッセージを設定するようにしましょう。
LINE公式アカウントのあいさつメッセージの活用事例
最後に、LINE公式アカウントのあいさつメッセージの活用事例をご紹介します。
実際の企業で使われいてる配信を引用しながらお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
活用事例は、以下の6つです。
お得なクーポンの配布
アンケートの回答を誘導
企業独自の「壁紙」を配布
ノウハウなどの「コンテンツ」を配布
LINEユーザーIDの連携
複数の訴求を組み合わせ
1つずつ解説していきます。
1.お得なクーポンの配布
最もベーシックな手法で、最初にクーポンを配布してすぐに購入を促す訴求方法です。 具体的な数値を見やすく表記し、一目でお得感を感じられる訴求にしているのがポイントです。
2.アンケートの回答を誘導
2つ目は、アンケート回答を促す訴求方法です。 アンケート回答をしてもらうために、「ユーザーに合った配信」「インセンティブ」など、動機になる訴求も加えています。
3.企業独自の「壁紙」を配布
インセンティブとして壁紙を配布している事例です。 壁紙の効果は、オリジナル性やブランドの強さによって変わりますが、 何かしらユーザーにメリットがある点では、やった方が反応も伸びます。
4.ノウハウなどの「コンテンツ」を配布
コンテンツはユーザーにブランド体験を提供する訴求方法です。 チャットボットによる診断によって商品をレコメンドしたり、 ノウハウブックを提供するなどの事例が見られます。
5.LINEユーザーIDの連携
企業側の顧客データベースと、LINEのユーザーIDを連携させるID連携を訴求する方法です。 ID連携を行う事でどのようなメリットがあるのかも合わせて訴求する事が大事です。
6.複数の訴求を組み合わせ
複数訴求を組み合わせているケースも多くあります。 一般的には単一のバナーより複数バナーの方が反応数は伸びやすいです。 一方で、反応が分散してしまい1つ当たりの反応数が減る事から、 目的と検証方法が事前に明確になっている上で実施する必要があります。
まとめ：LINE公式アカウントのあいさつメッセージとは？活用事例を紹介！
今回は、LINE公式アカウントのあいさつメッセージの重要性や、効果的なあいさつメッセージの作り方、活用事例をご紹介しました。
LINE公式アカウントのあいさつメッセージというのは軽視されがちですが、LINEを活用していく上では欠かせない重要なものとなります。
これからLINEを活用して事業を拡大させていきたい企業や、LINE運用の担当者はぜひ今回の記事を参考にしてください。
今回は以上です。