マイ・ニューヨーク・ダイアリー 3 茶韋 / Tchai 2022年5月15日 19:16 マイ・ニューヨーク・ダイアリー 観た。原題が「My Salinger Year」J.D.サリンジャーの出版代理人の話。サリンジャーや送られてくるファンレターによって自分の本当の気持ちを見つけていく。ようなこと。そのファンタジー的な描き方がとても良かった。 pic.twitter.com/DW8WvjZTPt— 茶韋 (@tchaitter) May 10, 2022 90年代、ニューヨーク。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシーでJ.D.サリンジャー担当の女上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始める。昼はニューヨークの中心地マンハッタンの豪華なオフィスに通い、夜はブルックリンにある流し台のないアパートで同じく作家志望の彼氏と暮らしている。日々の仕事は、世界中から毎日大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターを処理すること。小説の主人公に自分を重ねる10代の若者、戦争体験をサリンジャーに打ち明ける退役軍人、作家志望の娘を亡くした母親――心揺さぶられる手紙を読むにつれ、飾り気のない定型文を送り返すことに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始める。そんなある日、ジョアンナが電話を受けた相手はあのサリンジャーで…。 サリンジャーは全然読んでない。有名な本の冒頭を数ページ読んだことはあると思うが、もう覚えてもいない。 でも熱狂的なファンのことは知っているし、その気持ちも分かる。主人公に自分を重ねたり、作者の意図を妄想したり。よく分かる話だ。 出会った人や言葉によって、一歩踏み出すことができる。この映画のように。 手紙を書いた人をイメージとして、主人公と絡ませていくのはとても面白い表現だった。 ダンスシーンも良かった。 マーガレット・クアリーがとてもいい。 ダウンロード copy #映画鑑賞 #鑑賞記録 #サリンジャー 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート