2021年に見た映画たち

今年を振り返るアドベントカレンダーの12月12日分です。


下半期はメンタル終わっててほとんど映画見てませんがその中でも「こいつぁ良いわい」と思った映画をいくつか紹介します。24歳低収入身長168センチの独身男性(童貞)なのでサブスクで見ることが多いです。したがって今年公開の映画以外がほとんどです。

ライトハウス(2021)

1890年代、ニューイングランドの孤島に2人の灯台守がやって来る。 彼らにはこれから4週間に渡って、灯台と島の管理を行う仕事が任されていた。 だが、年かさのベテラン、トーマス・ウェイクと未経験の若者イーフレイム・ウィンズローは、そりが合わずに初日から衝突を繰り返す。 険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいで2人は島に孤立状態になってしまう。

https://transformer.co.jp/m/thelighthouse/

見終わったあとに「面白かったな」で終わる映画ではなく「何だったんだこれは」ってなる映画が大好きなんですが、『ライトハウス』はまさにそういう映画。

セックスとジェンダーのメタファー
宗教のメタファー

賢い人達の解説によると2人が管理している灯台は男根のメタファーらしい。

ずっと流れ続ける不快な音とよく分からないストーリーを、映画館の椅子に縛り付けられた状態で爆音で観られたのは最高だった。

全編白黒で映像もめちゃくちゃ好きなんですが、特に大嵐の中2人で船を待つシーンが最高にかっこいい。

孤狼の血

昭和63年、広島の呉原では暴力団組織が街を牛耳り、新勢力である広島の巨大組織五十子会系「加古村組」と地元の「尾谷組」がにらみ合っていた。ある日、加古村組の関連企業の社員が行方不明になる。ベテラン刑事の刑事二課主任・大上章吾(役所広司)巡査部長は、そこに殺人事件の匂いをかぎ取り、新米の日岡秀一(松坂桃李)巡査と共に捜査に乗り出す。

https://movies.yahoo.co.jp/movie/361822/

松坂桃李がかっちょええ
役所広司もかっちょええ

「普通の青年が裏の世界に足を踏み入れざるを得なくなった結果その世界での才能が開花する」ってのがゴッドファーザー感あって好き。

2はまだ見てませんが1はおめこで終わります。

トゥループ・ゼロ

1977年、ジョージア州。母を亡くした9歳の少女クリスマスは周りの子どもたちになじめず、宇宙に強い憧れを抱いていた。ある日彼女は、ガールスカウトの大会で優勝すればNASAの宇宙探査機に搭載されるゴールデンレコードにメッセージを吹き込むことができると知る。大会への参加を決意したクリスマスは、急いでガールスカウトのメンバーを集めるべく奔走するが……。

https://eiga.com/amp/movie/92562/

子供たちが目標に向かって頑張っている姿を見るだけで泣いてしまうようになったらもうジジイだよね。俺はジジイになりました。

ラストレター

夫と子供と暮らす岸辺野裕里(松たか子)は、姉の未咲の葬儀で未咲の娘・鮎美(広瀬すず)と再会する。鮎美は心の整理がついておらず、母が残した手紙を読むことができなかった。裕里は未咲の同窓会で姉の死を伝えようとするが、未咲の同級生たちに未咲本人と勘違いされる。そして裕里は、初恋の相手である小説家の乙坂鏡史郎(福山雅治)と連絡先を交換し、彼に手紙を送る。

https://movies.yahoo.co.jp/movie/369158/

岩井俊二は女の子を可愛く撮るのが世界一上手い人間だと思っているのですが、『ラストレター』でも広瀬すずと森七菜をとんでもなく可愛く撮ってくれました。

「昔好きだった女性と瓜二つの女の子が自分の目の前に現れて、その少女は昔好きだった女性の娘だった!」という夢のようなロリシチュエーションをオシャレに撮ってしまうなんてさすが我らの岩井俊二。

広瀬すずと森七菜が異常に可愛いので美少女好きは絶対に見てください。

マルホランド・ドライブ

ある真夜中、マルホランド・ドライブで車の衝突事故が発生。ただ独り助かった黒髪の女は、ハリウッドの街までなんとか辿り着き、留守宅へ忍び込む。すると、そこは有名女優ルースの家だった。そして、直後にやってきたルースの姪ベティに見つかってしまう。ベティは、とっさにリタと名乗ったこの女を叔母の友人と思い込むが、すぐに見知らぬ他人であることを知った。何も思い出せないと打ち明けるリタ。手掛かりは大金と謎の青い鍵が入った彼女のバッグ。ベティは同情と好奇心から、リタの記憶を取り戻す手助けを買って出るのだが…。

https://movies.yahoo.co.jp/movie/236429/

2021年どころか生涯ベストの中に入るくらい好きな映画になった。

『マルホランド・ドライブ』も「何だったんだこれは」系映画で、見終わったあとに自分なりに考えてみたり考察を読んだりするうちにどんどん深みにハマっていく。

見終わったあと1週間くらいはマルホランド・ドライブのことしか考えられなかったくらいに衝撃的な映画だった。


2021年はあまり映画を見られなかったので2022年は面白映画もカスみたいな映画もたくさんみたいです。

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