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愛用しているフラッシュライトを紹介します

少し前まで重機の整備士をしていまして、仕事でフラッシュライトを多用しておりました。

何種類もフラッシュライトを使ってみて最終的に3000~4000円でネットで買えるフラッシュライトで十分すぎる性能のライトを見つけて、数年使い続けているので紹介します。

一昔前だとフラッシュライトは単三電池を使ったものが多かったですが、最近はリチウムイオン電池を使ったものが多いです。

最初のフラッシュライトSnap-on製ECFLEDR30J

自分が一番初めに個人で購入して愛用していたのはSnap-on製のECFLEDR30Jと言う機種で、単三電池一本で駆動して耐水性能があり、ライト先端部が90度曲げて使う事ができ、これがほんとに便利で当時Snap-on工具の移動販売のおっちゃんから6000円くらいで買った記憶があります。


底部のボタンで駆動し、側面のボタンで照明レベルを調整できる設計でとても便利に使っていました。

当時は光量もこれで不便を感じなかったです・・・

時代の進歩は凄まじい物で、この記事書くのに久しぶりにライトを点灯させてみると

『よくこんなので作業できてたな・・・』

って思えるくらい最近のフラッシュライトは性能良いです。

乾電池の電圧が約1.5V、最近のフラッシュライト等で使われている18650等の規格で出されているリチウムイオン電池は約3.7V

倍以上の出力が出せて乾電池とそこまでサイズ変わらないんですから乾電池仕様のライトが物足りなく感じてしまうのは仕方のないのかも知れませんね・・・

それでは自分的にリチウムイオン電池(18650規格の電池を採用している物限定)を使ったフラッシュライトを何本か使って来て、最終的に落ち着いた機種二つを今回紹介します。

日本製ではないのは残念ですが・・・

Wuben製C3とL50


中華製メーカーのWUBENのL50とC3を今回紹介します。

作り的にはどちらも安っぽさはそこまで感じません。

材質はどちらも航空機で使われるアルミニウム合金だそうで、自動車に踏まれても破損しないそうです。

試す勇気はありません(笑)

あと、個人的にC3の真ん中の斜めのスリット部のデザインがすごく気に入ってます(笑)

サイズ

C3:長さ121.5mm 太さ25.4mm

L50:長さ138.6mm 太さ26mm

感覚で言うと、L50は男性の手にピッタリくらいの大きさに感じます。

自分の手は少し小さい方なので、L50は少し大きく感じます。

C3はL50より少し小さく、女性の手にピッタリなサイズ感です。

L50は角ばったデザイン、C3は丸みを帯びたデザインでそういうのも相まってC3がとても自分にはとても持ちやすく、現在愛用しています。

充電端子


充電方法はL50はMicro-USB B端子、C3はType-C端子で充電できます。

18650等リチウムイオン電池を充電する専用充電器がある場合、ライトから電池を取り出して充電する事も可能です。

操作ボタン

操作ボタンですが、C3もL50もどちらもライト照射部分の逆側にあります。

どちらもボタンを押し込んでライトを照射、半押しで光の強さを変更します。

操作ボタンについては好みが分かれると思いますが、自分はこのライトの底部に押しボタンがあるタイプのフラッシュライトが使いやすくて好きです。

ライトの側面に押しボタンがついているタイプが最近多いですが、自分は作業中たまにライトの下に角度を調整する物を敷き、ライトの上に重りになりそうな物を乗せて照らしたい場所を照らして作業することがありました。

その際、側面に操作ボタンがあると誤作動を起こしてしまうことがあったりするので操作ボタンは底部にあるのを多用しています。

大人しくマグネット付きの物を使えばいいのですが、砂鉄がついてジャリジャリになるのが嫌で・・・(笑)

後で画像を載せますが、C3よりL50の方が若干明るいです。(明るく感じます)

L50を2年ほど使い(一度5m程の高所から落として破損してしまい買いなおしてるので、このL50は現場で1年と少し使ってます)買い直す前の物も、買い直した後の物も気になったので個体差とかではないと思うのですが、L50の操作ボタンの横に充電用ポートがついているのですが・・・

L50の充電ポートカバーのゴムが、操作ボタンを操作したりする時に不意に当たってしまって気が付くとよく外れています。

お陰で充電ポートによく埃が入っていました(笑)

後にC3を使い始める事になりましたが、L50からC3に乗り換えた理由の一つがこのゴム蓋です。

LEDチップ


LED部分の説明をしますと、L50もC3も同じLED素子を使っており、OSRAM社製P9?というチップインLEDを使っているようです。

L50の方が明るく感じるのは多分リフレクター部分とレンズの違いによる物と思われます。

チップの情報は詳しくは出ませんでしたが、OSRAM社はどうやら歴史ある大企業だそうで、照明部品を軸に色々な電子部品や製品を製造・販売している大企業だそうで、悪いLEDを使っているようではないので安心です。

明るさ比較

家にある唯一の乾電池駆動であるSnap-onのフラッシュライト(最高光度に設定)との明るさ比較を写真で比較してみました。

どう撮ってもカメラが自動で調整してしまうのでわかり辛いですが、部屋の明るさとSnap-onのライトの明るさは変わっていません。

C3もL50もどちらも光量調整は4つのレベルで調整でき、公式では以下の通りデータを出しています。


C3のHighモードは1200ルーメンで連続1分光った後、続けて光らせ続けると500ルーメンに光度が落ちます(オーバーヒート防止の為?)

Highモードは殆ど使わない・・・

使う必要が無いので、この現象に困ったことはありませんが・・・

光量とそのレベルで使い続けての公称の作動時間を書きましたが、この2機種は本体購入時、容量2600mAhの18650規格電池がついてきます。

電池をもっと容量のある物に交換すれば作動時間もそれに併せて長くなるので、作動時間は目安だと思ってます。

光量とは直接関係ありませんが

L50ではライト点灯中に操作ボタンを2回連続で半押し、C3では操作ボタンを3回連続半押しでSOSモードに入ります。

SOSモードとは、モールス信号でSOSを表現する【長・長・長・短・短・短・長・長・長】の信号を光って知らせ続けてくれます。

例えば、山で遭難した際等に仮眠をとる前にテント等の外で航空機等が通って気が付いてくれることを祈りながらSOSを上空へ向かって光らせ続けたり・・・(いたずらでやったらシャレにならないレベルで大問題です)

C3ではこのSOSモードの他にフラッシュモードと言うストロボ点灯するモードがあるのですが・・・

ライト点灯中に半押し2回連続でフラッシュモードになるのですが・・・

使い道が自分にはちょっとわかりません。

実際に使い続けて感じる事

実際に作業中に使ったり、照明の無い山道や近所の散歩等で使った際感じた事を少し書きますと・・・

普段使いでは自分はC3でもL50でもLow~Medを多用していて不便を感じなかったので、自分にはこれくらいの明るさのフラッシュライトで丁度良かったです。

L50を初めて購入してから4~5年Wubenを使い続けていますが、最初のL50は高所から落として破損(使えはしますが、振動で光量レベルが変わるようになってしまった)した以外、水の中やエンジンオイルの中に落としてしまった事が何度もありましたし、1~2mの高さから落としてしまった事は数え切れない程ありました。

バイクで走行中公道に落とした事も何回かありました(幸い車に轢かれたりはしませんでしたが)L50もC3も2年程使っていますが破損する事もなく使えています。

Highモードにすると車のヘッドライトと同じくらいかそれ以上の光量に感じます。

山歩きや街頭の無い町中を散歩する際には明る過ぎると感じます。

Highモードを唯一使ったのは重機整備の仕事をしていた時代に、夜間終業前に重機を置いているヤードを点検して回っている際、Medモードで見回っていて高所の油圧ホースに滲みらしき物が見つかった時に詳しく見たい時等で短時間使う以外使った事ありませんでした。

少し前に知人がOLIGHTのお値段高いモデルの物を買ったと言う事で見せてもらったことがあったのですが・・・

流石、お値段〇万円のフラッシュライトは質が高いですね!!

照らされた先での光の広がり方がとても綺麗だったり、光量レベルの調整が無段階調整かくらい細かく調整できたり、電源ボタンの誤操作防止でロックがかけられたり・・・

そういうレベルの高いフラッシュライトと比べると確かに物足りなさを感じてしまうかも知れませんが・・・

自分は普段使いのライトとしてガシガシ使い倒したいので、そんな高価なライトをエンジンオイルの中に落としてしまったらどうしよう・・・

作業中に地面に落としてしまったら・・・

等考えてしまい使えません!!

決して自分はお金持ちではありませんので、傷がついてもしょうがないと割り切れる値段の物でないと怖くて使えません(笑)

まとめ

職場で支給されて使ったフラッシュライトを含めると数十種類のフラッシュライトを使ってきましたが、自分的に性能面・価格・耐久性・サイズ感等を踏まえて一番と思えるフラッシュライトは現時点ではWuben製C3です。

記事内で書いていませんでしたが、作業中等はズボンのポケットに入れておくことが多いのですが、L50は少し角ばっているのでズボンのポケットに頻繁に入れていると穴が開きます(笑)

C3は丸みを帯びたデザインなので、ズボンのポケットにいれてもさほど気にならないのも気に入っている点です。

ゴツイのが好きな人にはL50をお勧めします。

光量がある程度あれば他の性能・デザイン等は何もいらないからもっと安い物を・・・

と、言うのであれば他にももっと色々とありますが・・・

自分がお勧めできるのはこの2機種です。

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