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ザマゼンタ型ロストカイオーガの話

ザマゼンタ型のロストカイオーガをしばらく使っていて結構勝てたので組んでみたい人の参考になればと思いメモ程度に記載します。
僕に実績等はないので、内容の中でうまく情報を取捨選択できる人だけつまんでいってください。
聞きかじったことや机上論で思ったこと、対戦中に感じたことを書いているので、上位勢の中で「それは違う」と結論が出ているものも含まれているかもしれませんがそこは取捨選択してください。
あくまで自分の中でのプレイ指針で、試行回数が少なくたまたまうまくいっているケースが続いているみたいなものも含まれている可能性があります。

こんな人に向けたつもり

・ロストは回したことがあるがカイオーガは未経験な方
・カイオーガ作り始めで上位デッキへの立ち回りが不安な方
・いつか自分で「当時の僕意味わからんことやってんな」と見返す用

使っているレシピ

バランス重視

先後どっち

僕は(ザマロストなら)先攻でいいと思っています
先攻派の意見
・ウッウ強く打てる対面そんなにいるか?
・無理にウッウ強く打つより先攻で余裕をもってウッウする
・後攻派は袖にアクロマ仕込むのやめろ
後攻派の意見
・先手のVIPパスは運、後手のパスは実力
・ロストミラーアクロマウッウで先手必敗では
・ミラゲは最速後2である(先手なら先3)

おおよそこんな感じかなと思っているんですがどうなんでしょうか
後攻派の意見として記載していないのですが、例えばギラティナの場合アビスシークが後1で強く使える環境であり、またロストカイリューなら後1ドラゴンゲイル等後手で非常に強い動きがあるのですが、このデッキはアクロマはほぼ現物4枚、奇跡的にミラゲが打てても特に何も起こらない等後手を取るうまあじが薄いので先手かなと思っています。

ロストカイリューは結構後手派です。封印石もありますし。
ロストギラティナもナンジャモ多投型ならアビスシーク見てそうなので後手かなと思いますが双方とも回していないため不明。

基本的な回し方

ロストをためる
各種アタッカーでサイドを進める
必要ならカイオーガで締める

各対面への立ち回り

対サーナイト

先2マインを狙うという戦い方が有名です。
まず基本として、
①キルリア及びラルトスをロストマインで落とす
②ゲッコウガが通るなら通す
の2点になります。
①について、キルリアラルトスを見える部分からつぶすことでサーナイトの着地及びサナ側のデッキ回転を阻害できるため非常に有効です。
②についてもわかりやすく、対サナでキルリア2面に手裏剣を叩き込むのは「このゲームに勝ちます」と言っているに等しいため強いです。
最終的に「サナex、サナ、ゲッコ、マナフィ、ザシアン」みたいな盤面になることが多いです。で、こちらは残りサイド2枚みたいな。
このような盤面から、やまびこを絡めてロストマイン2回通せると強いです。(絡めずとも割といける)

●ウッウで雑にサイドをとる行動について
もはや最近のタブーとされている「対サナでウッウにてサイドを取る」行動ですが、これに関して本当にタブーかどうかは個人的に不明だなと思っています。

先2

先2、あなぬけウッウで攻撃した場面になります。
(かがゲコやクレセリアがいるならそもそもウッウルートを取らない為盤面にいないものとします)
想定ハンド枚数は、対面は後1ナンジャモ後1行動でハンド5枚、こちらはサイドを取ってハンド7~8を想定します

後2想定盤面

大体こんな感じになるかなと思います。
対面ラルトスが2面進化していればまぁ100点かなと思いますが、サナ側への要求が
・飴、サナex、クレセリア、リファイン系、手張りエネ等結構重く、またゲッコが出ていない為やや動きにくいのではと想定しています。
また、墓場へのエネルギー3枚も結構大変なのではと想定しています。
その辺の要求を見てラルトスが1面進化しきれなかったと想定しました。

ここからなのですが、ロスト側としては
①アクロマ+花選びでロスト10を目指す
想定盤面ではロスト5ですが、6も目指せると思うので、行けるならロストマインです。ぶん回りルート。
②ザマゼンタでクレセリアを倒す
アクロマでロストをためながらクレセリアを落とす動きを目指します。
①②いずれもサイドレースを優位に保ちながら、「ロストマインでいつでも倒せるポケモン」としてミュウ、マナフィを残しつつ次のターン以降それ以外の倒せそうなポケモンをロストマインしていく形です。ウッウで殴るケースはこんな感じです。

逆にウッウで殴らないケースとして
・後2想定盤面の後にウッウがスムーズに逃げられない
があります。
ウッウでの攻撃がタブーとされている理由かと思っています。
上に書いた勝ちパターンはいずれも「ウッウで殴った後に場のウッウをスムーズにベンチに下げつつロスト貯めを継続して行えている」というロスト側の上振れムーブを行っています。
想定盤面を見てもらえばわかる通り、キュワワー3回目を放棄してウッウで殴っています。
手札に入れ替え等がなくウッウにエネも貼っていないような状況なら無理にウッウで殴らず3枚目のキュワワーでロストをためる動きのほうが強いと思います。

サナ側の要求値も高いですが、ロスト側もウッウで殴るなら最低限「ウッウに手張りしてある」ような状況でのウッウ殴りが推奨されると思います。
手張りさえしてあれば返しの想定ムーブに対して「逃げ、花選び、隠し札」までは現実的に可能で、採用枚数上もう1枚入れ替え札にアクセスしやすいかと思います。

結論として、殴らないほうがいい場面が多いですが、サイドレースを先行する魅力は大きいと思います。
僕個人としては、割と後2サナexって要求高いんでウッウで殴ることでワンチャンサイド差2をつけながらゲームを進めることができて大きく有利になるな・・・とリターンの大きさを見てウッウすることは多いです。

小技として、ミュウを穴抜けで後ろに下げておくことで、サナ側に2ターン目攻撃の難易度を高めさせることが可能です。
穴抜けでミュウを後ろに下げると、返しにふしぎなしっぽでグッズを探しに行けない為サナ側が動きにくくなるからです。
ミュウを下げつつ花選びの試行回数を増やす動きは結構強いかなと思います。

カイオーガはあんまり使わない対面かなと思っています。
使えたら使いますが・・・。

対アルセウス

比較的有利に思われているような気がしますが個人的に微不利かなと思います。
ここに対してはロストカイリューのほうが強く、うらやましいポイントです。
特に先攻を取りたい対面であり、できれば「先2ウッウ→先3ザマゼンタ」の2回の攻撃で1体目のアルセウスを倒してしまいたいです。
しかしジャッジマンが強すぎて大体うまくいかず、雪道もゲッコが止まり厳しいゲームを強いられることが多いです。

ゲーム中盤想定盤面

うまくザマゼンタを通した盤面になっています。
ここを通せれば五分五分になるかなと思います。
サイド2枚取り後、対面は基本的にはこの面で戦ってくるかなと思っています。
ここからのサイドプランとして基本的にはやまびこホーン+カイオーガでの2面抜きサイド4枚とりを目指します。
障害となるポイントとして
・度重なるジャッジマン、ナンジャモ
・雪道によるゲッコウガ阻害
等があります。
僕のデッキの解としては、ともだち手帳によるジャッジマン、ナンジャモ後のアクロマへのアクセスしやすさと考えています。
また、ミラゲをある程度先行して使用しておくことで、デッキ内のエネルギー=雪道ナンジャモジャッジ後の腐り札の引く可能性を減らしつつキュワワーの逃げエネとなります。
ナンジャモジャッジに対してはデッキの質を上げることを意識すると良いかなと思います。
基本的に複数狙撃やベンチ蘇生等の搦め手は打ってこない為、キュワワーはガンガン並べて入れ替え=花選びで動けるよう意識しています。
対面は基本的に前を倒してくる動きを繰り返してくるので、ヤミラミで殴れるターンは殴っておけば大体そのまま倒されて盤面キュワワーからスタートできます。ヤミラミはアルセ2面に60点ずつ載せておけば片方チェレンされても大丈夫。
この対面はカイオーガで250点出したいので、サイド+ロストのエネ枚数が必ず3以下になるように意識してカードをロストに送る。

また、ハンド干渉に対して、予め場にカイオーガを置いておくのも有効です。
ボスで倒される=ハンド干渉されないになるので、カイオーガ設置水エネ装着エンドは結構アルセ視点怖いのではないか・・・と思っています。
(最近微量にロストシティが入っているため注意は必要・・・)

ビーダルを倒すかどうかについて
これどうなんですかね、普段無視していますが。。。

対ロストミラー

別のnoteで記載してる気がします。
後手なら後手1ウッウ、先手なら爆速ロストマインを目指してなんかいい感じに。
基本的にカイオーガは使わない対面かなと思います。

対ルギア

激キツ対面ですね、ウケる
よくやるのはアーケオスに対して手裏剣マインでアーケ2面の2枚取りを狙っています。
そのあとカビゴンをザマゼンタで倒してカイオーガで残り3枚・・・って感じで。
対面が事故ってもカビゴンで殴ってくるのが怖くて、基本的に苦労して作ったザマゼンタでしか返せないなーと思っています。
一応、ウッウを当てておけば手裏剣でルギアに負担をかけつつカビゴンを抜けますが・・・。
崩れたスタジアムやアマージョ1枚で破産する対面だなーって思いながらいつもプレイしています。
サイド3まで行けばカイオーガの脅威に晒せるのでそこまで頑張ってケースバイケースでサイドを進める・・・ような。明確なプランを想定していないです。

対ミュウ

自信ありです。
どこかで見たのですが、この対面はキュワワーを4面並べて無限にロストをためていく方針がよいそうです。
ゲッコウガの手裏剣でゲノセクト2枚に90点を与えることで、返しに崩れたスタジアム、結晶の洞窟のどちらを使われてもロストマインで残ったゲのセクトを倒せます。
穴抜け+ザマゼンタの220点でサイド2枚取るのもありです。
どんな方法にしろサイドを2枚取れたら、あとはカイオーガでゲノセクト2面を流します。
アルセウスと同じでハンド干渉がとても多い対面ですが、チェレンや釣り竿が採用されておらず雪道もアルセより積極的に貼られることがなく、盤面を絞ってくる対面ではない為、対アルセウスの戦い方がそのまま対ミュウに繋がると思います。
逆にこの対面を苦手とするなら先攻普通回りアルセと練習するのがよいかなと思います。
この対面はカイオーガで200点出ればいいのでそこもプレイしやすいかなと思います。
僕は今日150点しか出なくて負けました。

対パオジアン

具体的にこうするってはないですが、おとぼけを受けに来たゲッコウガに110点与えておくと、ロストマインでゲッコ20点、セグレイブ100点で次のターンにセビエと一緒にセグレイブをロストマインで倒せます。
ゲッコに対するおとぼけそんなに悪くないよーって考えてプレイしています。
非エクでパオジアンが倒せる対面でもあるので、「先2手裏剣を素通りさせて盤面崩壊さえしなければ」比較的有利かなと思います。

採用・不採用について

ポケモン
上記対面想定で複数枚使うことを想定しているポケモンは複数枚、それ以外は1枚
釣り竿クララでの使いまわしも考慮

ボール系
ネスト3ヒスイ1VIP4ボウル2

ネスト2枚でもいいと思っていますがより安定する枚数を
ヒスイ1はカイオーガやゲッコウガサイド落ちの際に必須
VIP4も展開デッキなのであまり考えずに入れています
ボウルタウンは雪道をはがす役割も考慮
ボウルネストを2:3にしている理由はネストの序盤の使いやすさ(ゲッコのサーチがきく、サナやミラーに利用されない)点から。

入れ替え系
穴抜け4カート4ジェット1

入れ替えを9枚にしたくて開幕上振れ要素としてジェットを入れました。
ジェットを入れると盤面にエネを残しやすくハンド干渉に強くなりがちです。

エネリサ2釣り竿2
道中1枚使用、1枚ロストする、フィニッシュで2枚

ロストスイーパー1
雪道をはがす、ロストの枚数を増やせる点が優秀
ロストカイリューでは2枚以上採用されますが、このデッキは自発的に飛ばせるカードがボウルタウンしかないのであくまで上振れ要素として1枚

やまびこホーン1
対アルセウスやロストミラー、サナで基本プランに組み込んでいます
ベンチを絞りがちなあらゆる対面で使いやすいため最低1
増やしてもいいですが増やせば増やすほど事故要素になります

手帳、ポケギア
手帳は最近はやりの手札干渉に対する対策、ポケギアは手帳後のHit率が非常に高いです。ポケギアをサポートカードとして換算するならば手帳でデッキのサポート濃度を上げたいなと思います。
当然、雑にポケギアを切ることもありますが、さすがにアクロマがないときは投げるので、基本的には切りたくないなぁと思いながら雑投げして対象なし言ってます。

サポ配分
クララ、キバナ、ツツジ各1
ロストマインの評価が非常に高く、例えば対サナでは3~4回使いたいくらいに思っているのでクララの評価は非常に高いです。
ツツジはロストミラーで強いかなと思い採用しています。
キバナはコンボデッキなので、エネルギーを加速しつつミラゲサーチ等は強いですが、山を掘れないことになる点は憂慮。
引けば必ず使うくらいには強いんですが、キバナを使う=ロストや山堀が進んでないということになり、その差が勝敗に影響しているかは何とも言えず調整中の枠。
採用サポートに関してはちょっとまだふわっとしていて、「ツツジはいるのか」「キバナはいるのか」と考えながら調整しています。
クララはまぁあったほうがいいと思います、強いです。

基本エネルギー
最低11枚、最多12枚かと

不採用
特にそれっぽいカードを不採用にはしてないですが・・・
ヒガナ
シンプルドロサポが一番必要な対面であるナンジャモ後のアルセになんも仕事しない。
ポケストップ
アクロマ以外のカードを手札に加えるというアクションがあまり好きではない。好みの問題ですが試してすらない為強いのかも。
デッキ圧縮後デッキ内がグッズとアクロマしかないみたいなことも多いので検討。

注意事項

・カイオーガを使う場合はエネを最大3枚までロスト可能
サイドに落ちてないとして
カイオーガ起動3エネ、デッキから5枚落とす=5エネで8枚必要であり、11枚採用ならロストに最大3枚までしか送れない。
・ミラゲの使い方
カイオーガの起動、ザマゼンタの起動、ゲッコウガの起動、ヤミラミのエネ+キュワワーの逃げエネ、雑に打ってデッキ内エネを減らす
・カイオーガ起動のために必要な要素とエトセ
カイオーガをベンチに設置する、前のポケモンを下げる、デッキを1~0にする、エネリサ+エネリサor釣り竿、トラッシュにエネを8枚(200点でいいなら7枚)、ミラゲ最低1枚
●入れ替えカートでエネがついたポケモンを経由してそれを逃がしてカイオーガを出すことでトラッシュにエネを増やせる
●バトル場キュワワー2、ベンチゲッコウガのような盤面ならデッキ12枚程度からカイオーガ起動までねらえます(キュワキュワゲッコアクロマ=11、ネストボール等で1)
●慣れないうちはミラゲ2枚残しとくと楽です。手札のエネを全部隠し札にできるので。その楽に慣れていいのかどうかは不明。
・カイオーガはベンチしか殴れない
雑な穴抜けは標的が前にできてます

こんな感じでプレイしてます。
大きい大会で勝ってるわけでもないので参考程度に。


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