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栃木市官民連携まちづくり組織ウズマクリエイティブの最近。

こんにちは。2023年もあっという間に2月で、一月往ぬる二月逃げる三月去るとも言いますが、時の流れがとても早く感じます。

さて、栃木市官民連携まちづくり組織ウズマクリエイティブは、R5年度の社会実験に向け着々と準備を進めています。それについてはまた追々お知らせしてまいりたいと思いますが、まずはR4年度社会実験corner(栃木警察署跡地での拠点設置実験)と、ウズマクリエイティブのアイディアの元で栃木市主体で行ったシェアサイクル社会実験のその後についてや、ウズマクリエイティブの活動など順を追って簡単にまとめていきたいと思います。

コロナの影響があり、昨年は、繰越してR3年度の事業とR4年度の事業を同時に行なっておりました。
私たちウズマクリエイティブの10年構想には、栃木市の中心地を面的に活性化していくため、大きく5つのプロジェクトがあります。
R4年度の警察署跡地活用にあたる「拠点開発プロジェクト」そのほか「空き家等活用プロジェクト」「モビリティプロジェクト」「駐車場プロジェクト」「公共空間活用プロジェクト」です。
これらに基づき、事業の可能性や課題を検証するために社会実験を行い、そのデータをもとに実現への戦略を練っていきます。

年度ごとの取り組みについては是非こちらからご覧ください。

無事にR3年度とR4年度の事業を終えましたので、昨年の12月までに各プロジェクトにて取りまとめなどを行い、本社会実験は国の「官民連携まちなか再生推進事業」に選ばれて実施しておりますので、国への報告書も作成・提出いたしました。

また、12月には、栃木県から官民連携によるまちづくりの取り組みとして講演をご依頼いただき、「令和4年度市町村都市計画研究会」にて、各市町のまちづくり担当職員の方々に向けて、ウズマクリエイティブの取り組み、拠点設置実験cornerの構想や工夫、デジタルプロモーションについて取り上げていただきました。

1月には地元報告会を行い、自治会の代表者の方などに向けて、主にcornerについて検証結果や今後についてのご報告を行いました。

そして、シェアサイクルが本格導入される予定です。(2月14日の市長記者会見にて報告されました)
社会実験中の利用状況なども全てデータとして可視化し検証していたため、もちろんその結果自体も目を見張るものがありました。ですが、このnoteでもお知らせしました利用者アンケートに、市民の皆さまが協力的に参加してくださり、その数や、熱意や意見の説得力が市の取り組みを動かしてくれたと感じています。
シェアサイクルの導入時期についてはまだ少しかかりますので、動向をお待ちください。

シェアサイクルの検証結果については市のHPへ、cornerの検証結果については本noteへ、どなたでも閲覧できるよう、追って掲載予定です。またお知らせさせていただきます。

私たちウズマクリエイティブは、10年構想を掲げまちづくりを続けます。また、面的に様々なプロジェクトを行なっております。シェアサイクルの実現も、モビリティプロジェクトにある周遊性の向上などに寄与する大きな大きな一歩です。このように、一つ一つ、しっかりと「社会実験」が「実用化」に結びついていくことを大切に今後もまちづくりを推進してまいりたいと思います。

cornerが終了し、警察署跡地にその後の動きがないように感じられている方もいるかもしれませんが、しっかりと目的を持って動き続けています。そして、シェアサイクルのように、皆様が利用していただいたこと、いただいたご意見が大切な資料となり、ブラッシュアップや検証に生かされています。警察署跡地の拠点開発プロジェクトは私たちにとっても大変に大きな目標になりますので、少しお時間はかかるかもしれませんが、どうか応援してくださった方には見守っていただけると幸いです。

さて、それらを順次進めていく中でも、R5年度の新たな事業計画を進めているわけですが、そのうちの一つは栃木市中心部の顔とも言える「あの場所」で、また市民や観光客の皆さんに利用していただける実験を考えています。
ぜひご期待ください。

追伸:cornerの動画まだ見てないよって方はぜひご覧ください。