見出し画像

1年間で5年分の成長?!

こんにちは。人事の小山です。

質問します。

人生で、一番成長するときは、いつだと思いますか?

私が言うには、「0⇒1」(ゼロ・イチ)の経験した時です。

私の中で、圧倒的に成長したと感じるのは、この2つの時です。

1つめは、大学の学園祭の実行委員長。
解散した学園祭を復活させたとき。

2つめは、活動休止だった学生団体を立ち上げなおしたとき。

【あの時、ケニアで死にそうな目に遭ってなかったら、アフリカはそこまで大切な存在ではなかった】

体感ですが、「0⇒1」(ゼロ・イチ)の経験をすると、1年で5年分くらい成長した感覚になります。

「0⇒1」(ゼロ・イチ)の経験をすると、なぜ、そんなに成長するのでしょうか?

1、死にそうなほど行動をする

学園祭の実行委員をしていた時は、5徹(5日間一睡もしない)をしました。学生会議を再立ち上げをするときは、毎月、週末で大阪から東京にいってイベントや合宿を行い、日曜日の夜行で大阪に帰っていき、帰りの夜行バスの中で、専攻語の授業の予習を徹夜でするという生活でした。

文字どおり、死にそうなくらいに行動をしていました。

2、成し遂げたい強い想いがある

死にそうなくらいに行動をすると、普通だと、精神的に病んでしまいます。

「他人から死にそうなくらいに行動」させられると、おそらく、病みます。
自分の中で、何が何でも成し遂げたいという強い想いがないとまず、それだけの行動するパワーが生まれません。

学生団体で言えば、命を助けてくれたケニアに対する恩返し、学園祭の実行員長で言えば、大学の特色を守りたいという想いがあったから、行動するパワーが生まれました。

3、死にたくないから、本気で人に動いてもらう。

死にそうなほどの行動をひとりでしていると、体が壊れてしまいます。だから、仲間や協力者を増やさないといけません。

死なない程度であれば、自分ひとりでもやってしまえるかもしれませんが、死にそうなほど行動すると、「このままひとりでやってても無理だ」と気づきます。

だから、必死で仲間を探します。協力してくれそうな人にとにかく連絡をとります。

マニュアルなんて存在しない状態からはじめましたので、とにかくOBOGに連絡をしまくりました。

4、本気で動いてもらうから、オモイをコトバにしまくる

仲間や協力者を増やそうとすると、「0⇒1」(ゼロ・イチ)の経験なので、
「なんで、そんなことをするの?」
「我々に何をしてほしいの?」
といろんなことを聞かれます。

団体の意義やそして、自分自身がなんでしているのか?を毎日、本気でコトバにしまくることができました。

という感じで、「0⇒1」(ゼロ・イチ)の経験をすると、1年で5年分くらい成長した感覚になります。

でも、苦労は売っていない

私を含めて、「途上国の貧困」に関心がある人は多いのではないでしょうか。

なぜ、「途上国の貧困」に関心があるのでしょうか?
もし、自分の置かれた環境が、「途上国の貧困」のような環境であれば、わざわざ、お金をだして、ボランティアやスタディーツアーに参加することもないのではないでしょうか。

つまり、「途上国の貧困」に関心がある人というのは、語弊を恐れずに言いますと、今の環境に恵まれている人なのです。

もし、今の自分が助けてほしい側であれば、わざわざお金をだして、途上国の貧困をみにいくこともないですよね。

だから、語弊を恐れずに言いますと、今の環境に恵まれている人なのです。

「途上国の貧困」という「衝撃的な」出来事を「見る」ためにお金を払っているのかもしれません。

けれど、他人の衝撃的な出来事をみるより、自分自身が衝撃な経験したほうが、本当は、成長するのではないでしょうか。

弊社は、海外拠点が多く、時には、組織として、危機的な状態の拠点もあったりします。

しかし、そんな、危機的な状態の拠点なんて、本当に潰れそうなベンチャーでない限りなかなか経験できません。我々は、海外子会社なので、実際のところはお金の面で子会社がつぶれる心配はないですが、組織として、困難に直面することもあります。

新卒海外研修制度は、時に、この困難に直面する海外拠点の再生という立ち上げのベンチャーのような経験を味わうことができます。

苦労は買ってでもしろ!

といいますが、苦労は売っていません。

本当に困難な状態は、自分を成長させてくれる環境でもあります。

以上 

人事部 小山

関連記事 あの時、ケニアで死にそうな目に遭ってなかったら、アフリカはそこまで大切な存在ではなかった


インド、フィリピン、マレーシア、トルコ、インドネシア、ベトナム、バミャンマーで働く11名の喜怒哀楽の物語。 【新卒海外研修】(連載中) http://www.kuno-cpa.co.jp/recruit/shinsotsu-kaigai/