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今、あなたが良くない状況にいたとしても、不幸だとは限らない。

人事の小山です。

【今、あなたが良くない状況にいたとしても、不幸だとは限らない。】

なぜなら、あなたが苦しいことを乗り越えて、成長をしようとしているのかもしれません。

【今、あなたが良い状況にいたとしても、幸福だとは限らない。】

なぜなら、良い状況を当たり前だと思ってしまって、他にいったときに適応できなくなるかもしれません。

『人間万事塞翁が馬』

ということわざをご存じでしょうか。

こういうストーリーです。
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中国の北の方に老人がすんでいて、

馬を飼っていたわけです。ある時、馬が逃げ出していきました。

村人は、気の毒がって老人をなぐさめに行きましたが、老人は、こう答えます。

「このことが幸福にならないとも限らないよ。」


そしたら、

しばらく経ったある日、逃げ出した馬が良い馬をたくさんつれて帰ってきました。

(馬が逃げ出した悪いことが、良いことになったのです)

馬がたくさん増えたので、近所の人たちがお祝いを言いに行くと、老人は首を振って言うわけです。

「このことが災いにならないとも限らないよ。」

しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。

(良いことが、災いになりました。)

近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人はこう答えました。

「このことが幸福にならないとも限らないよ。」

(ループしてますね・・・)

1年が経ったころ異民族たちが城塞に襲撃してきました。城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。

若者の多くはその戦争で死んでしまいました。

しかし、老人の息子は足を負傷していたので、戦いに行かずに済み、無事だったという

ストーリーです。

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自分が良くない状況にいると思うと、
「どうせ、自分だけ」と卑屈になったり、
他の人を妬んだり、羨んだりするかもしれません。

確かに、うまくいかない状況で、ストレスフルな状況のときもあるかもしれませんが、

それは、必ずしも不幸なことではなく、大切な経験をしている時なのかもしれません。

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